2002/11/02ぬかどことポトス

ぬかどことポトスとは、また酔狂な題です。

「毎日手をかけてこそおいしいぬかどこ」というものを考えているうちに 「愛」というものに思いをふと馳せてしまいました。

ポトスはまことに手のかからない観葉植物で、お水は切れているぐらいが 調度良く、それさえ忘れて元気がなくなっていても、あわててやった お水ですぐに元気を回復します。毎日お水をあげようものなら、根腐れおこして おしまいです。

男女にしろ、親子にしろ、友情にしろ、愛のかけかたはこの「ぬかどこ型」と「ポトス型」 を臨機応変に使い分けながら育てていくような気がします。

たっぷりとスキンシップをしながらいとしむ愛で熟成させながら 時には距離をおいて、さっぱりと風を通す。

長くて短い人生の中であれこれ形を変えながら 「愛」が人を健やかに生きさせていく上で絶対に必要な「要因」で あることに異論を唱える人はきっといないでしょう。