今日、三ヶ月ぶりに茅ヶ崎に行きました。 ７年半、毎週２回ダンスのレッスンに通った茅ヶ崎ですが、 教室をやめて三ヶ月。どうしても茅ヶ崎にしかないものがあって 買いに行ったのです。 寒くて冷たい雨でしたが、用があるのは駅ビルの中なので 大して苦ではありません。 ずっと長い間日常であったものが、ある日を境にして 日常から姿を消す・・ そういう別れは、人にしろ場所にしろ仲間にしろ、生きていれば 繰り返します。 たった三ヶ月しかたっていないのに、私にとって茅ヶ崎は 既に懐かしさを感じる街になっていました。 この慣れ親しんでいたものを懐かしいと感じる感覚は 私の中に、甘くて暖かいものを流していきます。 回数にすればおそらく７００回以上、私はだいたい同じ時間に 同じ道を通って、同じようにお茶を飲み（たまにはビールも飲み） 何かを考え何かを感じ、歩いていました。 懐かしいと感じるのはそれが私にとって幸せな時間だった からでしょう。 これからも繰り返す数々の出会いと別れが 全て「甘くて暖かい懐かしいもの」であってくれれば いいなあと思いました。