2004/7/20本当の自分

私も、独身時代は女性に良くありがちなように、一人でいる時間はほとんどなかった。 だいたい、写真を見てもわかるが「一人で」写っている写真などほとんどない。

つまりはいつも大勢で一緒にいるのだ。家に帰れば家族がいる。学校に行けば友達がいる。 友達とも一対一でゆっくり話すということは皆無に近く、いつも数人でわいわいやってる。 とっても楽しいし、あっという間に時間も過ぎていく。

「本当の自分」など、考えている暇はない。(笑)

私が「本当の自分」というものに目を向けだしたのは40も過ぎてからだ。 大人同士、一対一で話すようになって、相手によって引き出される自分が微妙に 違っていることに目が向くようになった。どれも別に「嘘」でもなければ 「つくって」いるわけでもない。ただ「自然」にそうなってしまうのだ。

「本当の自分」でいる時が自覚できるようになった。 その時は、とても居心地がいい。テンションは高すぎず、低すぎず、 何も考えなくても話したいことがあり、会話が途切れることなく続き・・ いや、実際には途切れることもあるのだが、そのことが気にならないほど リラックスしている。

きっとこういうのを「相性」というのだろうと思うようになった。 良し悪しではなく「相性」。

ちょっと興味があるのは、私が自分で感じる相性と、いわゆるところの 「占い」の結果が一致するかどうかだ。(笑)