| 2004/8/14 | 英語の効用 |
|---|
|
「聞くことの大切さ」を教えたい・・・なんて思っていた娘との旅行だが、
自体はおもわぬ方向に進展した・・
なんと、旅先で娘にボーイフレンドが出来たのだ。相手はオランダ生まれのチャイニーズ。 22歳にもなって、彼氏いない暦22年の我が娘。知らぬは母ばかりではないの?と いわれそうだが、これは本当の話。妹も知っている。本当に彼氏がいたことがない。 私と妹娘は二人して心配していた。 「お姉ちゃんは本当はとっても優しくていい子なのに、それがすぐに表面にはでない。 しゃべりすぎるからだよね。サービス精神旺盛すぎて。早くあの子の持っている かわいい部分を出せる相手がみつかるといいね。」 旅先の恋ではあるし、これから先のことは分からない。ただ分かるのは 彼女が自分の持っている良い部分を出すことが出来ているということだった。 帰国してそろそろ一週間。彼と彼女はメッセンジャーでお互いの顔をみながら 英語でコミュニケーションをとっている。勉強ぎらいだった長女は、帰国するなり 自分の貯金をはたいて、英語学校に通いだした。この実行力も彼女の持っている 美点の一つだ。 さて、私ははたと今日気がついた。なぜ、今回のこの出会いがうまくいったのか・・ それは彼女が英語がつたないために、一方的に話すことができなく、一生懸命に 相手の話を聞こうとしたからだ・・もちろん、お互いのフィーリングが合ったという 大きな理由はある。でも、「相手の話を一生懸命に聞く」ことが二人の間の 本当の意味でのコミュニケーションをとる第一歩になると彼女は身をもって体験したと いうわけだ。 そのことを彼女に話したら、「うん、本当だね。気をつけよ!英語が上手に なっても、しゃべりすぎないで話をちゃんときかなくっちゃ!」 というわけで、当初のもくろみは見事に成功した??? しかし、おかげで私の旅先で一人でいる時間の長かったこと・・・ 娘がデートの間は私は一人でおきざり。母は辛しである。
|