| 2007/3/16 | うどん |
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最近、エッセイコンテストで優秀賞をいただいた。評価されることのない専業主婦という 仕事について28年。賞をいただくということが妙に嬉しい。 私が書く文章には「娘達に遺す」という目的がある。 娘達は私のことを良く知っている。素に一番近い私の姿を見ている。 でも、私という人間にもいろんな側面があり、私が考えたり感じたりしていることを 全て娘に語ることは不可能だ。 私は「うどん」のような文章を書きたいと思っている。 つるつると心地よくのどを滑り落ち、そして読み終わったら お腹の中がほっこりと暖かい・・食欲のないときでも喉を通り うまい出汁に力をもらう・・ 私も精進して、ますます腰のあるうどんと、滋養あふれる出汁をつくれるよう 成長していきたい。
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