| 2009/4/18 | ある家族の物語 終 |
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小さな下着のお店は、今日に限ってお客は私一人だった。いつもはだれかれとなく常連さんが出入りしているのに。何度となく途中で涙があふれそうになるのをなんとかがまんして最後までお話をうかがった。今日はお茶屋さんが営んでいる甘味どころでお昼を食べて帰ろう。そこの「ゆずそば」や「生湯葉どんぶり」がおいしいらしい。 「私、茅ヶ崎観光局のまわしモンかって自分で思うほど茅ヶ崎が好きで宣伝してしまうんです。駅の南側はどこを歩いても良いお店がありますよ。お天気の良い日にぜひ足を延ばしてくださいね」 今日は良い日になりそうだ。
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