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ドキュメント「企業イメージの創出」


自社アピールへの取り組みは、万全ですか?

 起業間もない企業にとって、最初にぶつかる問題点は「いかに自社をアピールするか」ではないでしょうか。当事務所では、こうしたお悩みに応えるべく、プロのグラフィックデザイナーと提携して「企業イメージの創出」のお手伝いを行っております。

 実は、当事務所も開業当初はいかに事務所をアピールしていけばよいのかで、ずいぶんと苦労をしました。期待通りの成果が出なかったり、自信を失いかけたり。

 以下、当事務所が実際に行った「イメージ創出」への取り組みを、ドキュメントで公開します。皆様にとって、企業イメージ創出へのいくらかの指針となりましたら幸いです。


■ 名刺は作ってみたけれど

 私が開業後まずはじめに取り掛かったことは名刺の作成でした。とにかく名前を知ってもらわなけらば始まらないと、市販の名刺作成ソフトを利用して、あまり変わり映えのしないごく普通の名刺を作成しました。

名刺(旧):能澤寛一税理士事務所

 出来上がった名刺を手にさっそく開業の挨拶に回りました。

 しかし、実際の結果はあまりパッとしないものでした。どこにでもありそうな「普通の名刺」に対し、何かコメントができるわけもないのでしょう。私なりに苦心した名刺でしたが、「開業にかける思い」や「事務所の理念」を充分に伝えることはできませんでした。名刺フォルダーの山に、私の名刺が一枚付け加わっただけだったでしょう。

 これまでは組織の一員として、株式会社○○の、あるいは○○事務所の能澤寛一、という認識をしていただければよかったのですが、独立開業となると何もかもが私一人です。私の後ろに誰かがいるわけでも、組織が私という人間の「イメージ」を後ろ盾してくれるわけでもありません。そのため、能澤寛一という個人ができるだけ「相手の印象に残ること」が何よりも必要なのだと気がつきました。


■ きっかけは1通のメール

 そこで当事務所の基本コンセプトである「まっすぐさ」を、いかに名刺一枚でアピールすればよいのかを考えました。とはいえ、デザインに関しては素人の極みの私ですから、具体的なアイデアは何も思い浮かびません。私は以前から面識のあったデザイナーに1通のメールを出してみました。「印象に残る名刺を作成したいんですが……」。そのメールから、当事務所の「イメージ創出」への取り組みが始まったのです。

「お問い合わせありがとうございます。ご依頼の内容を拝見いたしました。<中略> たかが名刺一枚で、という思いもあるかとは思いますが、しかし、されど名刺なんですね。名刺一枚から“能澤寛一”という税理士のイメージが決まってくるかもしれません。雑なイメージ、それだけは持って頂きたくないですよね?」

 デザイナー氏の言葉に、なるほど、と納得。「まっすぐさ」「正直さ」「清潔感」といったキーワードを伝え、当事務所の理念に沿った印象的な名刺デザインを依頼することにしました。

「ご安心ください。デザインは芸術じゃありませんから。ピクセル単位で制御する設計のようなものです。」

 そんな印象的なコメントを読みながら、デザイナー氏とのやりとりを終えました。しかし、正直なところ不安がなかったわけではありません。キーワードを、本当にビジュアル要素に変えたりできるのだろうか。いったいどんな名刺になってしまうのだろうか。期待と不安が半々ぐらいのまま、デザイン案を待つことしました。


■ これが「能澤寛一税理士事務所」なのか

 数日後、できあがった名刺サンプルを見て、思わず私は唸ってしまったのです。それは、こんなデザインだったからでした。

名刺(おもて):能澤寛一税理士事務所

名刺(裏):能澤寛一税理士事務所

 深めのグリーンを基調とした、シンプルなデザイン。しかも、裏面にはロゴマークが薄く透けていたりする。私がこれまで見てきたどの名刺にもないデザインでした。これが「能澤寛一税理事務所」なのか。そして、サンプル画像と一緒に送られてきたメールには、こんな文章が添えられていました。

 「クリーン&クレバーをコンセプトにデザイン致しました。名刺の左側のラインは“まっすぐさ”を表現しています。ロゴマークには伸びやかさと落ち着きを、それから、お名前の部分は若干文字を大きめにして、見やすさに配慮しました。」

 その後、名刺デザインをきっかけにして、ホームページ、事務所案内、年賀状にいたるまで、すべて一貫したデザインコンセプトで製作を行うことにより、当事務所はイメージを確立していきました。そして現在では、このデザイナー氏と業務提携を結び、皆様の「企業イメージの創出」のお手伝いをするまでになったのです。


■ 最後に象徴的なお話を

 実は、以前の名刺と比べて明らかに変わった部分が二点あります。ひとつは名刺そのものが会話のきっかけになったことです。「いい名刺だね」「きれいな名刺ですね」と声をかけられ、デザイナー氏とのやりとりを伝えたりしながら、自然と会話が弾んでいくことがたびたびありました。印象に残ってくれたのだと、そのたびに私は心の中で小さくガッツポーズをしています。

「たかが名刺、されど名刺」というデザイナー氏のことばを、はじめて実感として理解できた瞬間でもありました。

 そして、もう一点は「自信を持って名刺をお渡しできる」ということ。「これが能澤寛一税理士事務所です」と胸を張って言える根拠のひとつを、この名刺が与えてくれたのではないかと思っています。

 いかがだったでしょうか?

 当事務所では、業務支援の一環として、皆様の「企業イメージの創出」のお手伝いをしております。「たかが名刺、されど名刺」の通り、最初は小さなきっかけかもしれません。しかし、そこから得られるものは計り知れないものがあると私は思っています。

 まずは1通のメールから。ご質問ご感想等ございましたら、どのようなことでも結構ですので、お気軽にメールフォームよりお送りください。

業務提携先:トランスデザインプラスhttp://www.transdesign.biz/