よりよい生存をもとめて


2005年5月14~15日、菊池恵楓園(熊本県合志町)で開催された「ハンセン病市民学会」に参加しました。約500人ものハンセン病回復者のみなさん、市民が参加しました。療養所の現状の問題点や「菊池(藤本)事件」などきわめて多くのことを教えられました。集会のあと、園内を案内していただきました。

   


園内に保存された監禁室。「らい予防法」によって規則違反に対する制裁として「監禁」が認められていました。もともとは塀があって、閉じ込められたのです。

   


園内の納骨堂。左が古くからある屋外のもの、右が新しく建てられた施設。いまも故郷に戻ることのない、たくさんのお骨が眠っています。

   


園と外部をさえぎっていた壁。もうすぐ取り壊されるとのことでした。左が園の「中」から、右が園の「外」からみた光景。外には池があって、ここに飛び込んで命を絶った人もいたそうです。

   




2005年3月10日、星塚敬愛園を訪問(鹿児島県鹿屋市)。鹿児島大学共通教育の授業「ハンセン病といのち」の一環として訪問しました。まず元患者さんからの「らい予防法」下の実態をお聞きし、納骨堂で哀悼の意をささげました。そのあと、3〜4名に別れて、居住者のお宅を訪問。お話をうかがいました。写真にある鐘は、目がご不自由な元患者さんのために音色の違いによって場所がわかるようになっているそうです。

   

   



高松宮記念ハンセン病資料館を訪問(東京都東村山市:西武池袋線清瀬駅からバス)。下の写真は国立ハンセン病療養所・全生園の納骨堂

   




裁判にたちあがった「中国残留孤児」

   




私の息子が、疑似車いす体験に参加しました。(鹿児島市福祉フェスティバル)



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