JR最南端の駅へ


(1月2日)
JR九州2日間乗り放題割引切符をつかって、枕崎まで行くことにした。これまで指宿までは行ったことがあったが、それより南には行ったことがない。時刻表でしらべたら、枕崎まで行く列車への接続は12時までなく、西鹿児島を12時すぎに出発。約1時間で指宿へ。かつおで有名な山川を経て、南薩摩路にはいる。寒い一日で、途中で南国には珍しいみぞれになる。開聞岳も雲にかくれて、よくみえず。山川から二つ目の駅=西大山が最南端の駅。ホームにその案内表示があるだけの無人駅である。

 

 最初は、枕崎まで列車に乗っていく変な趣味は私ひとりくらいだろうと思って、途中、開聞あたりで下車しようかなと思ったが、おりからの強風とみぞれ。そのまま、枕崎まで乗っていった。すると、車内ですでに「鉄道マニア」らしき人をみつけたが、枕崎駅にはカメラをもった「乗り放題」組がけっこういる。折り返しで発車するまでの10分間で、最南端終着駅に来た「証拠」を撮影。枕崎駅は昔はここから薩摩半島西側をまわる鹿児島交通の私鉄の出発点でもあったが、いまは文字通りの終着駅。ややくたびれて、明かりさえ暗い駅舎がものさびしさを表している。帰りは指宿ですこし待って、鹿児島へ。

 




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