年末の霧島温泉郷




2001年12月29日、南国鹿児島でもやや寒い日になったが、快晴のなか、霧島にドライブ。高千穂は頂に雪をかぶる。丸尾温泉から霧島神宮へ。途中に丸尾の滝がある。霧島神宮は年末とあって、まだ明日の夜から予想される混雑もなく、三々五々、参拝する人がいるのみ。
「旅行人山荘」はもと霧島プリンスホテル。施設はあまり立派とはいえないが、丸尾温泉としてけっこう由緒ある旅館であるらしく、幾多の俳人、画家の色紙やらがロビーにかざってある。このホテルから10分ほどのところに「花房の滝」がある。赤い色をしたがけを水が流れ落ちる。
 大浴場の「錦江の湯」に入る。遠くに桜島をのぞんで、気持ちのいい露天風呂である。原田知世がCM撮影につかった「赤松の湯」には午後6時30分から予約がとれた。林の中にあって、なかなか落ち着いた雰囲気である。しかし、あたりはすっかり暗くなって、おりからの強風で寒い。服を脱いだら、寒い! すぐに温泉にとびこむ。ふたつある露天風呂のうち、もうひとつはぬるい冷温の温泉。はじめは風呂の中でもぶるぶるふるえるほどの寒さだったが、10分くらい首までつかっていたら、暖まってきた。上半身を外にだしても、それほど寒くなくなってくる(残念ながらデジカメをうつせず)翌朝、もうひとつの「大隅の湯」に入る。石造りの露天風呂。ここは午前と午後とで男女別を交代している。ひとりでつかっていると、気持ちもやわらぐ。遠くに桜島、高隈の山々をのぞむことができる。



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