エリオに1ヶ月乗ってみて

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ナディアの後継として買った、エリオの紹介です。
希望ナンバーは、メガテンファンにはおなじみの3つ並んだあの数字。ははっ
グレード:X
エンジン:1500cc
トランスミッション:4速AT

エクステリア

 ご覧の通り、コロッとしてかわいいシルエットです。バンパーの下の方を絞っている効果でしょう。でもこのオーバーハングの部分が、洗車の時ちょっと洗いにくいのはナイショ。
 一番の特徴は後ろのV字型ですね。一目でエリオと分かります。
 ドアハンドルは上からでもつかめるタイプ。最近多いですね。
 

インテリア

 私好みのスマートで未来的な(?)インパネです。ただ正直なところ、この狭いスペースに全てのメーター、表示灯が押し込まれ、表示色もほぼ全てオレンジなので、一瞬どこに何があるのか分からなくなることも・・・。色分けするだけでもだいぶ違うと思うのですが。

 このインパネには、木目はあまり似合いそうにないですね。メタル調が合いそうです。
 グレードXにはMD/CD/カセットプレイヤーが標準で付いているという太っ腹。このデッキ、デザインはいまいちですが、電源を入れると「Good Day!」とお出迎え(挨拶は時間帯で変わります)。電源を切るときには「Good Bye!」と、なかなか礼儀正しい奴です。

 シートやドアトリムは起毛の布です。夏場など見ているだけで暑苦しいので、これはシートカバーとドアトリムの張り替えでなんとかします。内装色はもう一つグレー系があり、ボディカラーで決まります。
 シートは、座面は普通の大きさですが、背もたれがちょっと高めのような気がします。後席はスライドこそしませんが、まずまずの広さで座りごこちもいいです。
 

 
走り

 前車ナディアと比べ、重さは200kg位しか減っていないのに対し、排気量は500cc減。力不足が心配になりますが、実際には1人乗車ながらクーラーを点けた状態で山道を普通に登れたので、問題なさそうです。アクセルワークだけで思った通りにシフトダウンしてくれて、シフトレバー操作の必要を感じないほど。
 雑誌なんかで堅い堅いと言われているグレードXの脚ですが、私は常識的な乗用車の範囲内だと思います。(って、ミゼットIIに乗ってる人が言っても信用できないか(^^))
 遊びが少なめのステアリング・ペダル類は私好み。アルトもそうだったので、スズキのクルマはそういう傾向があるのかも。

 そうそう、第1回目の燃費は12km/lにわずかに届かず。これからもうちょっと伸ばしていきたいですね。
 

質感ってなんだろう

 支払総額で比べると、ナディアとエリオでは、100万円以上の差がありました。(車両本体は50万円くらいの差ですが、エリオは元々フル装備なのと、値引でこんなに開きました)
 比べるのは無理があるという感じもしますが、実際使ってみるとこの2車、実用性にはほとんど差がありません。

 実用面でのわずかな違いはエリオがちょっとだけ狭くて、ウォークスルーができないこと。

 (2001年9月9日追加)最近ようやく気付いたのですが、この車、フルフラットができません。カタログに書いてないのは買う前から気付いていたんだけど、今時の車で、このタイプでまさかできないとは思いませんでした。私は別にできなくてもいいのですが(だからなかなか気付かなかった)、シートアレンジはナディアが何枚か上手ですね。

 実用性以外の違いというと振動です。アイドリング時、たまにドッ、ドッと来るエンジンの振動、これはナディアにはほとんどありませんでしたが、エリオにはあります。クルマの格の違いってのはこういうことなんでしょうかね。

 でもこの振動を無くしてやるからあと100万円払えと言われても、絶対払わないでしょうね。何が言いたいんだがよく分からなくなってきたけど、ようやく等身大のクルマ選びができたかなと、そう思うわけです。
 
 

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