ミゼット2改造作戦・其の一    

レトロ化計画

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計画の概要

 ミゼット2購入当初は、ワイルドな感じを目指して迷彩色のあおりガードを付けたりしていたが、やはりミゼットにはレトロな感じが似合うと思い直した。(写真は手作りあおりガード。退色のため廃棄)
 
 ミゼット2の外観を最も印象付けるのは、前面に付いたスペアタイヤではなく、でっぱったヘッドライトでもなく、大きなフロントフェンダーだと思う。フェンダーを張り出させるためにボディを前すぼみにし、居住空間を犠牲にしてしまうとはただ事ではない。こんな車を市販してしまうなんて、ダイハツは偉い!
 
 普通の車にメッキのグリルなんかを付けて「○○クラシック」と言っても、そのボディは所詮現代の車(こういう車の愛らしさや品の良さも好きですが)。でもミゼット2ならこの大きなフェンダーのお陰で、結構気合いの入った(?)レトロ感が出せるのではなかろうか?と思うのだ。
 
 なお、龍笛はメカについては全くの素人のため、計画実現にはかなりの困難が予想される。

具体案

レトロ調ミゼット2イメージ図
  それでこんな外装の改造を考えた。
(◎実現、○一部実現、△計画中、Macでも丸、三角マーク見えますか?)  左図は完成イメージ。幌が馬車っぽい。
 以下に、計画の進行状況を報告する。

メッシュホイール

  昔の車はみんなメッシュホイールだ!だからメッシュにするのだー!と決意を固め探したが、スピードスターしか見付からなかった。これが高いのだ。
 注文したのは12インチだったが、絶版とのことで13インチに変更。価格は据え置き。タイヤショップのおっちゃん、いい人だー!ちなみにタイヤとホイール各5本に工賃、消費税込みで12万ちょっとかかりました。

 作業の終わったミゼットを見てびっくり。ビカビカだー!ホイールの立派さに、車体の方が完全に負けている。
 デザインを重視しすぎたため、純正のタイヤ&ホイールより少々重くなったようだ(自分で持った感じ)。でも乗り味は多少柔らかくなったような・・・タイヤの性能かも知れない。

  ちょっと写真が多いのでとりあえず小さいものを載せた。画像クリックで大きい写真が見られる。

ホイールくらべ 思い切ってスペアタイヤも替えました 純正タイヤを荷台に積んでます 正面からミゼットを見るとホントに細いですね

今回装着したホイールとタイヤ

 ホイール:スピードスター(メッシュ)13X5.5JJ オフセット+38 P.C.D/H110
 タイヤ:ブリジストンB650 AQ 155/65R13 73S
 

メッキ

 クラシック風と言ったら、やっぱりメッキのパーツでしょう。とりあえずディーラーオプションのフロントフェンダーガーニッシュを付けてみた(写真でタイヤの上にある銀色の飾り)。
 ・・・アルミホイールと相まって、さらにビカビカだー!これからどう収拾を付けよう?
 
 ボディの前半分は上記ガーニッシュとスペアタイヤでだいぶ派手になったので、次にリヤガードバーを装着した。
 またレトロ化とは違うが、頂き物のミラーフィルム付きリヤガラスを取り付けたのも相まって、後ろ姿がかなり引き締まったと思う。丸見えだったデフも目立たなくなった。よしよし。
 あと手を加えるとしたらナンバーフレームと後ろフェンダーにモール・・・という感じだろうか。

リヤ灯火類


 これはレトロ化と直接関係はないが以前から気になっていたのだ・・・制動灯の赤は、ボディの黒とあっていない。(と思いこんでいる。この写真は失敗で、いっそう変に見える。何か怪しく光ってるし)
 かと言って、今はやりのクリアレンズもあまり似合いそうにない。

 ウィンカーと同じオレンジ色がいいかな。クリアレンズを買って色を塗るとか・・・
 変なとここだわってますね。あまり気にしないで下さい。

パフパフホーン

 まずはパフパフホーンとは何か、少々説明を要するだろう。それは昔の車では立派に実用されていた、そして今日も一部の自転車などに搭載されている警笛の一種である。
 その形状はラッパの基部にゴム球が取り付けられているというもので、そのゴム球を押したり離したりすることで、まさに「パフッ」という音が出るのだ。イメージのわかない方は、このページ上の方のイラスト、フロントフェンダーの上をご覧頂きたい。

 ミゼットのホーンはその外観に似合わずごく普通の音だが、このパフパフホーンをぜひオプション設定して欲しいものだと、私は真面目に考えている。そして通行人を微笑ましい気分にするのだ。

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