魔神転生IIの謎目次へ
NNルートラスボスの姿とは？
・・・倒した人にもよく分からない（笑）

　魔神転生IIのニュートラルルートのラスボスは、ご存知の通りアーリマンである。
　しかし、彼がどんな姿をしているかは倒した者にもよく分からない。別に画面上に出てこないというわけではない。細かいデザインに対して、画像サイズがあまりに小さく（構図にも原因がありそうだが）、何かごちゃっとしたものとしか見えないのだ。
　そこで今回、久々にニュートラルをクリアしたのを機に、アーリマンの姿を解き明かしていこうと思う。
　　　　　

 　現場百回！　　　　　

　というわけで、ゲーム画面や攻略本でアーリマンの姿をよくご覧頂きたい。
　これを見ると体の下部からヘビのようなものがいくつも出て体を支えている。これが一応肢だろう。上の方にあるのは口だろう。あとはよく分からない。最大の謎は、上に乗っかっているエビみたいなもの。
 

 　影を読む！

　ここで注目すべきは派手な色付けをされた部分ではなく、奥になって暗い色がついた部分だ。上の方から見ていくと、エビのような部分の下に、暗い色で昆虫の肢を思わせるような部分がある。またさらにその下には、長く二又に分かれ先端が鉤状になった部分があるが、このシルエットからしてヘビ状の肢とは違う器官と思われる。
　これらの情報も合わせ、総合的にアーリマンの姿を推察していく。
 

 　生物学的？観点から

　まず分かり易いところから行ってみよう。ヘビ状の肢は10本以上ある。ヘビの頭には目が無い。口はヘビほど裂けてはいないが、牙の生え方は毒蛇を思わせる。大きい方の画像ではちょっとミミズっぽくも見える。
　画像の真中辺りにある赤いのが顔だろうか？肢のヘビと混同してしまいそうだが、大きい画像では人間の頭蓋骨から下顎を除いたような形に見える。
　その上にあるのが口。左右に開いており、牙が何列も生えている。

　問題はここからだ。
　胴体はオレンジと白が混ざり合いよく分からない。しかし顔の左横、胴体から突き出ている2本の白いものはボルトのように見えないだろうか？そしてあちこちにはめ込まれた白いプレートのようなもの。この画像では分かりにくいが、実際にテレビ画面で見てみると金属的にも見える。胴体に絡み付く白いものは、ヘビ状の肢からの連想でヘビかと思っていたのだが、このボルトと金属片から推測するに、もしかしたら金属製のホースのようなものかもしれない。これらのことから、私はアーリマンの胴体は金属部品と肉（？）の混ざり合ったようなデザインと考える。この小さな画像ではあくまで推測の域を出ないのだが。

　そして口を半ば覆う通称エビ（笑）。しかしこれは左端に指と爪のようなものが認められることから、おそらく手である。その下に影になってはいるが、昆虫の肢のような腕（？）があることもその裏付けである。どうやらこの腕は右側の1本しか無いらしい。その代わり、左側には短めな白い触手がちゃんと生えている。

　最後に上部を覆う赤い触手だが、どんな風に生えているのか見てみると、体の上部を覆う甲羅のようなものに気付く。触手はこの甲羅から生えており、甲羅は腕に遮られて見えないが、影になった二股の尾（？）に続いている。尾は完全に影になってしまい、残念ながらどんなデザインかは分からない。

　以上が私の解釈である。
 

  描いてみる

　デザインの話なのに文字ばかりではつまらないので、最後に私の解釈に基づいたアーリマンを描いてみよう。ださいポーズと言うなかれ。ここでは分かり易さ優先である。

魔神転生IIの謎目次へ