魔神転生IIとは 「鬼一匹」に戻る「アクシズ解放軍」に戻る
 ゲームの概要

 ハードはスーパーファミコン。女神転生の仲魔システムを受け継いだ、ターン制ウォーシミュレーションである。悪魔召喚プログラム(このゲームではDIOという)を駆使して、敵として出現した悪魔と交渉して仲魔にしたり、仲魔同士を合体(このゲームではREMIXという)させて、より強力な悪魔を造ったりして戦力とするのは、女神転生と同じだ
 
 
 こんな所がお気に入り

 やりこめる要素がある。仲魔は経験を積ませることで成長するし、習得した特技はREMIX(悪魔合体)をしても引き継がれる。だから自分好みの悪魔を仕立てることができる。エンディングも主人公の5種類の属性毎にあり、結構多い。
   
 戦術性が楽しめる。悪魔は種族毎に地対空ユニット、地対地ユニット等の性格がかなり厳密に与えられており、得意な相手と当たるようにすれば、こちらのレベルがかなり低くても勝負になる。戦闘マップ上では勧誘、召還はもちろんREMIXも出来てしまうので、こちらの取れる戦術にはかなりの選択の幅がある

 主要キャラは皆個性がありそれぞれに魅力的。まあ、私はオギワラ一筋ですが

 シンプルで見やすい戦闘マップ。次世代機だとか何とか言って、描き込みすぎて見にくい画面のゲームは見習って欲しいです、全く。

 またBGMは女神転生シリーズの中でも評価が高いものである。全体的にはピアノベースのクールで抑えた印象。だからこそ対ボス戦の激しい音楽も引き立つというもの。

 さらに、シンプルでいて戦略性を損なわないゲームシステムのバランスは素晴らしい(ロンドを少々かじってみて実感した)。
 
 
 こんな所がちょと・・・

 説明不足でシナリオの流れがつかみにくい。キャラの台詞が少ない(そのくせどうでもいい台詞があったり)。

 主人公の属性決定法は納得行かない。Law-Chaosはともかく、なぜあの会話でLight-Darkが決まるのか?

 敵方の思考時間が長い割に、戦法が大したことないのは残念。(私は敵ターンの間に家事こなしてますー)

 セーブ数が2で、やりこむには少ない。(そんな時は、迷わずもう一本!あとバーチャルマシンとか・・・)

 バトル画面のキャラが1に比べてかなり小さくなったが、雰囲気は出ているのでいいと思う。問題は御粗末な効果グラフィックだ。
 
 
 入手法

 魔神転生2は1995年に発表されたスーパーファミコンのゲーム。残念ながら、現在は新品ではまず手に入らない。ではどうやって手に入れるのか。
    
ソフト書き込みサービスの利用
 近くにスーパーファミコンのソフト書き込みサービスをやっているローソンがあれば、確実に入手できる。私は実際に利用したことはないので詳しいことは分からないが、SFメモリカセット(スーパーファミコンのロムカセットに似た記憶媒体)に、ソフトを記録するというサービスである。昔のファミコンのディスクシステムのようなものだ(余計わからんって)。魔神転生1も2も書き込みできる。
 費用はSFメモリカセットが3980円。書き込み料金は魔神転生1も2も1000円。
 詳しくは任天堂の該当ページを参照されたい。

中古
 私の経験から言うと、中古ゲーム屋を数件回れば見付かるだろう。流通量が少ないためか、価格は津市周辺で2000円程度と少し高め。少し安くなってきた。

 攻略本は、もっと手に入れにくいという説もある。しかし絶版ではないばかりか、1999年に増刷している!
 秋葉原のゲーム専門店にはある。近くの書店に無ければ、恥ずかしがらずに書店に取り寄せを依頼しよう!(ISBN:4-575-28444-0)

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