What's new?
〜旧「音楽雑感」のページ、音楽の話題その他を日記風に綴る〜
2005年



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2005年9月24日(土) 長旅のあとで

 というわけで(どういうわけかはまだ語れない)、いきなり地球の裏側から日記を更新しています。でもこれで私が海外に居てもネット上に繋がっていることがわかりますから、長い日本不在の間にメールで必ず返事を出すと約束してきた多くの方々にはご安心いただけるかなと思って書いています。忙しい中すべてを捨てて外国に逃亡したというわけではありませんので。(笑) しかし予想通り、異国の地でのネット接続には確かにある程度は苦労しました…。

 こんなに文明が進化しても、ヨーロッパのある都市へ行くのに乗り継ぎがある場合はまだ17時間から20時間もかけなければ行けないなんて、やはり外国は外国ですね。(近い外国もありますが。) 今まで何度も外に出ているのに、やはり時差と移動で体がボロボロになると「遠い所へ来たな」という感触を毎回持ちます。

 さて、まだ多くを語ることはできないのですが、この地でいま一つの新しいドラマの始まりに立ち会っていることだけは確かです。多くの若者たちと素晴らしい経験を共有することができれば嬉しいです。



2005年9月18日(日) ピアノ発表会終了

 先日パソコンがダメになったと騒いでいたら、救世主のように駆けつけてくださった友人のお陰でなんとかバックアップは大丈夫でした。カプースチンの写真も復活しました(#^.^#) 私の知恵ではどうして良いか慌てるばかりでしたが、考えてみればデータさえ取っておくことができればあとはどうにでもなるのですからね。ホント、持つべきものは友人です。しかし、古いヴァージョンはもう使う気がさすがにしなくなってきました。買い換える暇もないのですが、そういう生活にはやはり根本的な問題がありそうです。

 さて、超越したピアニストの話の続きを書こうと思っていましたが、あまりこの話は長引かせないようにしましょう。はたから見ていて異常な能力に見えても、どんな人でもその人なりの地道な工夫と努力があるものです。アムランもそうでしたが、ちょうど一昨日には辻井伸行君がまたもやNHKの生放送での演奏に果敢に挑戦しました。それも難しい曲ばかりでしたが、実際には演奏は素晴らしかったと言えるでしょう。見ている人にはずいぶん安定しているように見えても、実は本人には想像できないほど大変なエネルギーが必要なものだと思います。本当にこれだけは偉いとしか言いようがないです。

 今日は、一年に一度(基本的に)のピアノの発表会が終わりました。大勢の人が演奏すると、それだけでなぜか感動を覚えます。きっと、そこにいろんなドラマがあるからでしょうね。一人ひとりが、ピアノを通じて毎年毎年自分の成長をはっきりと感じているのではないかと思います。子供たちには、こういう場で何でも良いから、何かしら自分の新しい可能性を切り開いていっていただけたら嬉しいと思っています。今日はゆっくり休養して、また明日から新しい気持ちで頑張りましょう!



2005年9月14日(水) 遊んで暮らせるはずだったのだが…

 楽譜の編集などからは解放されたのに、これで一段落というようなことはなく、この数週間というものホントにめまぐるしい生活を送っていました。食事の時間もなく、パンを片手に歩くようなこともしばしば。家で食事ができるくつろぎの時間をのぞけば、あと一番リラックスしているのはピアノを演奏している時と人の演奏を聴いているときだけ、という感じでした。自分が弾いているのか人が弾いているのか分からない感覚になるほど朦朧としていた瞬間もありました。

 忙しいときにはいろいろ重なるもので、数日前にパソコンの接続方法を変えたことが遠因でメインのマシンが不具合を起こし、現在使えなくなってしまいました。いま苦し紛れにノートパソコンを接続して書いていますが、結局再インストールをするしかないようです。今日あたりやってやるかとすでに覚悟しています。すべてをバックアップすることなどできないし、特にメールはほとんど消してしまうしか方法がない。大切な手紙は保存しなければ…。しかし容量の大きい写真などはアウト。私のパソコンでは保存する方法が見つからないのです。時間があれば本当はなんとかできるのですけど。カプースチンとの写真もさようならです。すっきりと、すべてをゼロに戻して人生をやり直そうというような気持ちです。

 ところで、演奏する人にとってどう考えてもいちばんつらいのは、本番があるのに練習時間がないという現象でしょう。人前で弾くのにそんなこと極力避けたいはずですが、実際にはギリギリの状態でやっているのが多くのピアニストの現実だとは思います。先日のマルク=アンドレ・アムランの演奏会へも足を運びましたが、彼は日本であれだけのプログラムを弾くのに、なんと本番2日前の到着でスケジュールを組んでいるのですから今さらながら驚きます。(これに対して本当に同情できた人は少ないでしょう。) 前日には時差ボケですごい頭痛があったらしくかなり辛そうでしたが、しかしそれでもあれくらいの演奏はできる、そういう自信を持っていることがすごいです。確かに時差が8時間あるからといって、体の調整のために毎回5日も6日も使っていると演奏活動はかなり限定されますから仕方がないのですが、やるのは大変なことです。それにしても、久しぶりに接して彼の考えと行動の一つ一つがとても真似のできるものではないことを確認し、本当に感心してしまいました。(つづく)





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