Last Update : 2000/12/11

【過去の近況報告(2000年1月〜)】




・2000/01/01
サッカー天皇杯はグランパスが優勝したし、今年は辰年。
ドラゴンズ連覇だ!それ以外にない!


・2000/01/21
ちょっと顔写真はマズイかな〜?と思い、自粛しました。


・2000/02/16
雪が降っていた。

昨晩から降り続いている。
今年一番の大雪だ

朝、9:30頃。のんびりしていたら、お袋から電話がかかった。
親父が倒れたから、すぐ来なさい。
遠くから、救急車の音が聞こえる。
親父に最後に会ったのは、いつだろう。
何を話しただろう。
憶えていない。

今朝はずいぶん調子が良かったようだ。
(僕の)お袋を会社まで送って行くと、雪かきをする為、外に出た後だった。
ご近所の方が倒れているのを発見したようだ。

僕が着いた時は、救急車の中で心臓マッサージをしていた。
救急車の揺れで解る。

10分後、鼓動が戻らないまま、病院へと発車する。
後から聞くと、病院に着くまで7分。
到着するまでに電気ショック3回行った。
ずいぶん長く感じた。15分も20分にも。

病院に着いて、1時間。
ついに帰らぬ人となった。


親父は長生きしたと思う。

ずいぶんと、人の世話が好きな人だった。
三男なのに、(自分の)お袋の面倒も見た。

まだ(自分の)お袋は生きているのに、早く逝ったものだ。
おばぁちゃんが長生きなのか。

62歳だった。

孫の顔が見せてやれなかったのが、唯一の心残りだ。


人が思っている程、悲しくはない。
夜になって、やっと雪は止み、静かな朝を迎える。



・2000/02/17
明日、通夜を行う為、今日一日、親父は家で寝ていた。
取り急ぎ駆けつけて来てくれた人達にお礼を言う。

親父の顔は、とても安らかだ。
本当に寝ているようだ。

布団をじっと見つめていると、親父が呼吸をして、上下しているように見える。
本当は、自分の呼吸で上下しているように見えるだけなのに。

親父の前で、皆、想い出話をする。
皆、それぞれの心の中に親父が生きている。
それが何故だが嬉しい。

今、親父は目の前にいるが、
骨のみになって帰って来た時には、どんな気持ちになるだろう。
今の僕には想像もつかない。



・2000/02/18
コケた。
正座はツライ。
喪主で先頭はツライ。

お約束だった。
通夜の始まる前から正座してた。

正確にはヨロケた。
足はしびれていないのに・・・

正座の場合、足のウラを上にするため、足首を伸ばして座る。
立とうとすると、足首が伸びたままになって、戻らない。
バレリーナがつま先立ちで歩いている。そんな感じだ。
立てる訳がない。

結局、立ひざで歩いた。
申し訳無い。

葬儀の後、皆に、「立つ前に足を、こうやって伸ばして慣らしておくんだよ〜」
と、言われている、僕が居た。



葬儀の最中は、イロイロ考える。

親父のことを考えると、泣けてくる。

でも、そのうち足が痛くなって、どうやって血を通わそうか考える。

これが、かなりの思考能力を使う。泣く暇も無い。

椅子に座っていたら、泣けるかもね。

通夜、ロウソクの火を絶やさぬようにしなければ・・・

6時間経った今でも、まだ足の甲が痛い。



・2000/02/19
イテテテテ。

久しぶりに背広を着たものだから、首筋が痛い。
昨日から、足の甲が痛い。

今日は、告別式。
今度は、コケないぞ!
俺の足! ←立つ1分前から、こ〜やって、曲げたり、伸ばしたり、するべし!

本当に、曲がらなくなるんだから〜!

立つときも、ゆっくり立つべし!

と、心で何度も繰り返し、自分に言い聞かせる。
今日は、無事成功。
悲しんでいるヒマは無い!

親父の身体に、最後の別れをした。
「ボン(飼っていた犬の名前)、親父を守ってくれよ」

喪主の挨拶だ。
「親父は、大変な世話好きで、お節介焼きなトコロもありますが、
 来てくださった皆様には、良い想い出になっていると思います。
 雪は溶けて無くなりますが、
 親父の想い出は、皆様の心の中に生き続けるでしょう。
 上を向きましょう。
 親父は、僕らの上から、笑顔で見守ってくれています。」


火葬場へ向かう。
友引の次の日は、大混雑だ。

坊さんがリンを鳴らす隣りで神主さんが榊を振る。
う〜む。滑稽だ。

親父は、心臓の手術を二度行い、人口弁を二つ入れている。
溶けて無くなってはいないだろうか。
係の人が、無造作に骨を集める。
親父の二人の兄が、頭の方に飛んでいた、弁を見つける。
心臓の位置から、ずいぶんと飛んだものだ。
手で拾い、後で渡してくれた。ありがとう。

帰ってきてから、十日祭(初七日)が始まる。
再び立ち方を考えながら、時間が過ぎていきました。
無事、挨拶も終わり、一日が終了しました。


今日は、身体が、ただの入れ物だって、痛感した。
親父は、僕の心の中で、いや、皆の心の中で、生き続ける。


え?心?
穏やかだよ。



・2000/02/20
無事、告別式も終了し、静かな朝を迎えることができました。
寒い中、親父の為に足を運んで下さった方、本当にありがとうございました。
親族を代表して御礼をさせて頂きます。



・2000/04/18
今日、「人の涙は、限りなく透明で、どこまでも透き通ってる」って思った。
(とくにイミなし)


・2000/05/06
親父の百日祭、納骨を行う。
10名程で豊明市の墓まで移動。

お墓の下をスコップで掘って、親父の骨を埋める。
8年前に亡くなった(親父の)弟の骨も残っていた。
土に帰るのは、まだまだ先のようだ。

皆様、お疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。

そうそう、夜に友達とカラオケ行った。
「燃えよドラゴンズ!」激唱!
燃える!コレは燃える!
みんなも歌って燃えよう!


・2000/07/01
とりあえず次の職が決まりました。
しばらくは試用期間の模様。
心配してくれてた皆さん。ありがとうございました。


・2000/07/22
B’zのLive。1年ぶりに行ってきた。
ドームのウェーブ1周するから綺麗かな?と思ったら、階数によってバラバラ。残念。
コンサートは最高!今回はソロが無かった分、時間は短い気がした。(ファイトー!いっぱーつ!は笑ったね)
ALONEや恋心。人気曲が聞けて良かった。
ん?今回、松っちゃん喋らなかったゾ!?


・2000/09/12
昨日大雨の為、会社から自転車で帰る途中黒川の交差点が川になっていた。
車が通るたび舗道まで波が押し寄せる。
その川を自転車で渡ったら、ひざ下まで水没(あまかった)
ゴメンよ〜!革靴!ゴメンよ〜!スーツ!
 昨日の反省をふまえ、本日朝、トレーニングウェア+ビーサンで出勤!
ところが、雨も小雨。水溜りもなかった(拍子抜けしたよ)
 伊勢湾台風以来の豪雨だとか。
今年2月の大雪を思い出す。


・2000/12/01
さて、仕事だが、めでたく(?)正社員になったのだが、
豊田通勤(電車で往復4時間)を命じられ、残業100時間超(休日出勤含)
とてもじゃないけど、パソコンいぢくる時間なんかありゃしない!
ホームページの更新もままならず(悲)


・2000/12/09
ばあちゃんが亡くなった。

朝電話がかかってきたのだが、亡くなったのは、深夜だそうだ。
一段落ついてから、連絡が来た。

ばあちゃんとは、2月に亡くなった親父の母親だ。
僕が、20歳になるまで、同居していた。(同じ部屋)
だから僕は、おばあちゃん子だった。
僕がお笑い好きなのは、ばあちゃんの影響か!(笑点とか見てた)

実は、親父が亡くなったときも、ばあちゃんが亡くなったときも、前の日呑んでいた。
同じ連れと。(男)(寂)。
不思議な偶然だ。
彼は、僕の部屋に泊まっていくのだが、朝、訃報が届くと、即帰りだ。(スマンの〜)

家に着くと、ばあちゃんは、布団で寝てました。
僕と同じ部屋に寝ていた時と、同じ顔をして・・・
まだ少し暖かかった。
最期は肺炎を起こしていて、呼吸もままならず、ずいぶん辛かったろうから、楽になれたね。おばあちゃん。

今夜は通夜です。
僕が朝まで寝ずの番で、ロウソクの火を守っています。
ばあちゃんの息子たちは寝ています(頼りにならず!)
寝たのは2〜3時間かな?
ばあちゃんよ。安らかに眠れ。


・2000/12/10
今回は、友引も挟む事無く、なんだかあっと言う間の2日間でした。

前回の式も、記憶に新しく、事無く無事終了致しました。

今回の告別式は、雨も降りましたが、たくさんの人に見守られて、ばあちゃんは旅立ちました。
親族を代表して御礼をさせて頂きます。
ありがとうございました。


ところで
八事の火葬場は、炉が50あるらしいのだが、
偶然にも、親父と同じ炉でばあちゃんは、骨になった。
これも不思議な偶然だ。

偶然とは、起きるときは、重なって起きるものだ。
人の出会いもまたしかり。




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