【鉄拳日記】−【アホ面一八】
■95年5月△日（鉄拳１） アホ面一八
今日、例のむちゃくちゃ強い一八を発見した。
最初は、ポールマスターだと思った。
と、言うのは、最近ポール使いになろうと思い、ポールで一般人らしき人に乱入、もちろん勝つ。
しかしその後、ポールが乱入してきた。
負けた・・・
「よ〜し、２番手ミシェール発進！」
負けた・・・
「メインキャラキング出動！」
負けた・・・。例により私の腕は落ちているのだ！
その後、ミシェールとキングで５連敗ほどしただろう。少々席を外す・・・
”くやしい”心のなかでもう一人の俺が叫ぶ。
もうやけくそだ！今度は別の人と思わせる為に、ジャックで出動だ！（始めて使うぞ！）
コマンド説明を見ながら、左右パンチだ！おお！しゃがみパンチが、決まる、決まる。
そこで、ふと昔を思い出す。
”そう言えば昔、ジャックのパンチがどうしても防げなかったな〜”
おりゃ〜！芸術なんてクソ食らえだ〜！パンチ！パンチ！
・・・勝った．．．（しかし、もう一人の俺は、複雑な気分だぞ！）
向こうの１Ｐ側でマシンを叩き荒れている。
「やったか！」
すると一八だ！
この戦法は、以前戦った一八だ！
・・・負けた。
よ〜し、キングでチャレンジ！
・・・ボロボロだ。（全盛期にやって負けたんだから、今やっても負けるわな）
もう一度ジャックだ！美しいプレイもクソもないぞ！
・・・勝った。すごいぞジャック！お前は無敵だ！
すると今度は、ニーナでやって来た。（こいつは一体誰がメインなんだ．．．完全に使いこなしているぞ）
最近私は、ニーナに弱いのだ。ニーナに負けた所で、私は止めた。
ちょっとプレイヤーの顔を覗いてみた．．．
！！！なんと．．．アホ面の学生ではないか！（本当にアホ面。鼻水たらしてそう．．．）
ガーン！（強調文字にしてね）こんなのが全国レベルなのか・・・
この日私は、自称全国レベルの腕を名乗るのをやめようと思った。
最近私は、ひどく虚無状態に陥っている。
ついこの間も、ＯＳＨＰにもハセサン休業のメッセージを入れたばかりだ。（今号に載っているはず）
だが、今日は何故か充実している。
ジャックをマスターしたからなのだろうか・・・
私の唯一の心の拠り所が鉄拳になっているのだろうか・・・
ジャックのマスターで、勝利への美しさへの追求が吹っ切れたのだろうか・・・
いいや違う。
今日はこのままぐっすりと眠る事にしよう・・・。