
障害解決に関するヒント
現実に障害解析を行う場合には、参考にすべき簡単な格言があります。「発信元から宛先へのフレームを追え」ということです。
フレームを受信した通信機器は、それぞれが正しい宛先に転送する必要があります。曰く、ルータからルータへ。最終目的地に着くまでです。
どこかでフレームが正しく転送されない場合、宛先アドレスが正しければ、設定が正しくないということです。
ルータからルータへ、どのような転送が正しいのか、ということを知るためには、ルータやノードによって使われているサブネットマスクの意味を理解する必要があります。
ドット付き十進数のアドレスを読み解くためには、二進数に直してみるしか方法はありません。
そのようにして、どのビットがネットワークに割り当てられ、どのビットがホストに割り当てられているのかを確かめます。