
コネクションとコネクションレスの定義
「コネクションレス」と「コネクション指向」という用語は、時として混乱して使われることがあります。
ネットワークのエキスパートに必要だと思われる直接的な説明を見てみましょう。
「コネクションレス」と「データグラム」は同じ意味です。
コネクションレスプロトコル(またはプロトコルの層)というのは、シーケンス番号を持たず、確認応答の仕組みも持っていません。
それだけのです。シーケンス番号がないということは、プロトコルが「コネクションレス」であるということを意味しています。
「データグラム」と呼ばれることもあります。
「コネクション指向」と「信頼性」は同じ意味です。
コネクション指向プロトコル(またはプロトコルの層)というのは、シーケンス番号を持ち、確認応答のを必要とします。
確認応答をうけとることができなければ、再送が生じます。このようにしてコネクション指向のプロトコルはデータの配送を保証します。
説明はこれだけです。プロトコルにシーケンス番号があれば、それは「コネクション指向」ということです。
「信頼性」のあるプロトコルとも呼ばれます。