波乗りジョニー
桑田佳祐

黒い雨雲ぬけて 晴れの季節がやってくる
雨の多い大空に 晴れが待っている
熱い放射にまみれ 午後2時ごろは最高気温
同じ雲はもう出ない 見逃したくはない

君は予報が当たると 君に言ってみた夜なのに
自分が出来ないからって 心あせってる

だから晴れだと言って 雲にもなって
そして当ててよ もう一度
せつない雨に想い出が打ちよせる
いつか台風去って 雨すら止んで
雲も消えたら晴れだけど 終わりなき空の上の上の
気象を見る 予報だけど 嗚呼…当ててやる

赤い夕日を浴びて風が水面に帆を立てる
やがて消えゆく雨雲に 人は嬉しがる
「曇り」「雨」の日になる
何故か憂鬱になってくる
悲しさ悔しさ想い出も 涙で滲む

予報が当たってくれよと
てるてる坊主に頼んだ日
結果は運だと言い聞かせながら
何気に当たってた

いつも空を見上げて 天気図も見て
当たらなくても もう一度
振り向きざまに「雨だよ」は言わないで
やがて予報がずれて 外れまくって
それでも気象が大好きだ
空啼く海の真ん中で
雲は全面 遥か向こう 晴れはおあずけ

君は予報が当たると 君に言ってみた夜なのに
自分ができないからって 心あせってる

だから晴れだと言って 雲にもなって
そして当ててよ もう一度
せつない雨に想い出が打ちよせる
いつか台風去って 雨すら止んで
雲も消えたら晴れだけど 終わりなき空の上の上の
気象を見る 予報だけど 嗚呼…当ててやる
晴れよもう一度
今日、快晴だ

★namiさん、ゆみっちさん、ブラックさん、ありがとうございました!