■ 第56回 '00年 4月23日

こんばんは、田中麗奈です。今夜もあなたとお話しをする時間になりました。突然なんですけど、ちょっと前のことなんですけど、私はすごい人と知り合いというか、お会いしました。すごい人とは、映画「グリーンマイル」に出演している俳優さんのマイケル・クラーク・ダンカンさんです。グリーンマイルで死刑囚の役をしているおっきい人ですね。特殊な能力があって、ちょっと辛いっていう、人間に疲れたっていう、そういうなんか難しい役をしているんですけど、そのマイケル・クラーク・ダンカンさんにお会いしてきました。

新聞とかテレビで見てくれた方もいると思うんですけど、グリーンマイルのキャンペーンのために来日してて、私がその会場に花束贈呈で行ったんですけど、よくありますね。「私も回ってきたわ♪」みたいな、芸能人チックだわと思って。すごいうれしかった、それで優しく声をかけていただけて。それでいきなりヒューンとかいって抱っこされちゃって、それはやっぱ背が高いからヒューンって高くなっちゃって、おおっとか思って、身長197っていってたと思う。すごいでかいの。だから抱えられたときの抱っこの高さがでかくて、それで写真撮って、ここが新聞載るんだみたいな。ていうか、うれしかったんだよね。それで今度はボディーガード役で競演したいですねとか言ってくれてうれしかったです。それでは今夜もたくさんお話ししましょう。最後までおつきあいください。

<タイトルコール>

さっきも言ったとおり、グリーンマイル観てきました。今すっごい混んでますね。私もギリギリで奇跡的に観れたみたいで、それは指定席なんですよ。指定席ももうパンパン、満員で、最初は指定席を取ってなくて、普通のチケットをもらったのでそれで友達と行こうかなぁと思ってたんだけど、もう全然絶対観れないっていう状態で、どうしようと思って、じゃぁ指定席に変えてくださいって、至急、残りわずかな指定席に変えてもらって。そう、1300円プラスして…う〜ん、じゃ払うよ!っていう勢いで払っちゃったんですけど、それだけ観る甲斐はあったと思う。私はすごく面白かったと思うの。

グリーンマイルの前に、ショーシャンクの空の監督さんですね。脚本も同じ人なんだ。そのショーシャンクの空がすごい好きだったんで、それで興味を持ったんですけど、すごいびっくりした。まだ観ていない人がたくさんいると思うんで、あんまり言えないと思うんですけど、結構シリアスな話なのかな、全体的にシリアスで泣かせる映画なのかなと思ってたんだけど、実際観ると笑えるシーンもたくさんあるし、怖いシーンもあるし、でもファンタジックな世界もあるんだよね。だから観てて、次どうなるんだろうっていう興味がすごく湧いてきた。観た後、わぁ良かったと思った。私が観た映画の中では結構衝撃的だったんですけど。

映画は映画館に観に行く方ですね。映画館で観た方がいいね。私はビデオで観るとダメだなぁ。ダラダラしちゃうからなぁ。途中で止めようと思えば止めれるし、電話かかってきちゃったりするし、どうしてもこれは観たいと思うのがビデオでしかなかったらビデオだけど、やっぱ映画館でわたしは観たいな。

(曲) Hi-Standard / はじめてのチュー

これは英語バージョンで、My First Kissっていう、はじめてのチューを英語にして歌った曲なんですけど、これみんな聞いたことありますよね。♪はじめてのチュウ、のキテレツ大百科のやつでしょ?これ英語バージョンにしちゃうんだね。ハイスタかっこいいね、なんか洒落たことやるじゃんみたいなね。洒落たっていうのかっていう感じだけど(笑)

<クレジット>
<CM>

すっかりポカポカ暖かくなりましたね。ていうか、暑いよね。だって今日アイスクリーム食べたもん。今日は暖かくてアイスクリームだ!と思った。だから私はスタジオにアイスクリームを突然差し入れに持ってきたんですけど。でもこの匂いがすごい好きなんですけど。暖かいっていう春の匂い。懐かしい気がするよね。私きょうモーニング娘の夏の曲歌ってたもん。♪去年とは〜…ってあるじゃん。あれをずっと歌ってた。"真夏の光線"か。そんな気分なんだよ。うれしいね。窓とかを開けて気持ちいいみたいな。朝は洗濯までしちゃってね。なんて言っていいのかわかんないけど、この日々が気持ちいいの。やっぱ1年のうちで1番気持ちいいね。眠くなるしね。春大好きです。

それでそんななか、この番組のスタッフの人と、この前やっとお食事会&カラオケ会を開くことができました。スタッフがちょっと入れ替えの人がいたので、歓送迎会を開いたんですけど、それですごい…前にイタリアに行ったときに写真集のスタッフとすごいご飯を食べまくったっていうお話をしたんですけど、このハトあげのスタッフもすごい食べまくりでしたよね。私も?「あんたもだ!」って言われちゃったよ。なんか知らないけど、みんなすっごいお腹が空いてたんだよね。私もラジオやりながらグーグーお腹が鳴ってて、「今日はすごい食べる」ってラジオで宣言してたくらいだから、血走ってたんだよね。でもみんなもお腹が空いてたんだよね。

それがちょっと暗くて雰囲気のいいお店だったんだよね。和風みたいなところで、おしゃれなトークをね、色っぽい話をする感じだったんだけど、ほかのお客さんはみんな恋人同士で来てて、そうだね〜。寄りかかったりとかしてね、ワインとか飲みながらゆっくり愛を語ったりするような場所なんだけど、私たちが行ったんだよね。ドカドカと腹減った〜って。それでメニューを見て、最初に頼んだのはメシ!おひつ飯とか、キムチチャーハン卵のせとか、明太子のご飯とか、みんな血走ってて「じゃぁご飯は最後の方でよろしいですか?」「いや、最初にしてください!」とか言って(笑)、とりあえずご飯ご飯って言って、バンバン持ってきてくださいって言ってすごい食べた。そう、これじゃ定食屋だよね。すごい大きいテーブルだったけどそれに食べ物が全部載ったもんね。もうしゃべらずに30分か40分かな、そんな短時間でバーッて、みんなでグワァーッ食べて。体育会系だったね、早かったね。私びっくりしたもん。それで40分くらいして、落ち着いて、みんなで振り返って、やっと普通の人間のテンションになったねっていう状態で、それでやっとお別れする…ADのしのぶさんがパパになったので地元に帰ることになったんですよ。それでパパはどうだ!っていう話をしたりとか、今日は王様だからって言ってもAD癖でみんなにご飯を配っちゃうんだよね。写真も撮って、楽しい話もして、とてもいい時間でしたね。そのあとカラオケに行って、歌いまくって、1日が終わったわけなんですけど。

あのね、ご飯はスタッフの人と割と食べますね。最初東京来たときはそれがすごい苦手だったんですよね。なんかしゃべらないし、大人とご飯を食べるのがすごい苦手で、気を使っちゃうし。いまは逆にもっと気を使えって感じかもしれない(笑)。それで怒られるのかもしれない。「ちょっと言葉の使い方気を付けろよ」って言われちゃうくらいカジュアルになってきて、スタッフの人とご飯を食べるのも好きになりましたね。すごい珍しいっていうか、いいことだな。いま気付いた。

もうすぐね、お酒もたしなめるようになるし。気が付けば二十歳まであと1ヶ月切ってんだ。や〜ん、どうしよう。うれしい〜!二十歳になるのうれしい。うれしいけど、最近ね、よくわかんないけど二十歳になってんじゃないかなと思うんだよね。今日ここに来る前洗い物をしたときに「あ、二十歳っぽい」って思ったんだよね(スタッフの笑い声)。洗い物の仕方が。なんか今までの洗い物の仕方と違ったのよ。洗い物に対する姿勢が。なんかこう、自然に台所に立ってるし、いままでは「わ〜、早く行かなきゃ」だったんだけど、時間に余裕があったせいか落ち着いて洗い物してカチャンみたいな、そんな自分が二十歳っぽいじゃんとか思って、なんか二十歳になろうとしている私って思った。私の潜在意識のなかで二十歳になろうとしているみたいよ。ドアの開け方とかもなんか違うもん。「ただいま〜」ってなんかそんなところが二十歳っぽいの〜♪(もはや意味不明)。盛り上がってるの私だけだね。でもカギの開け方とかもね、なんかお姉さんっぽいのよ。カチャカチャ、カチャ…ただいま〜みたいな、わかんないけど。なんかそんな姿がお姉さんっぽいんじゃないかって思っている最中でぇ〜す(笑)

<CM>

後半はいつものようにみんなから届いたハガキを紹介しましょう。

(埼玉県・ひでかず さん)「この前眉毛の話をしていましたが、春休みに眉毛を全部剃ってしまいました。それから生えてきません。どうしたらちゃんと生えてくるのでしょうか。彼女にフラれ、友達にも評判がよくありません」

マユ姉さんに質問だね。私は眉毛の師匠だからね。これねぇ、高2の男の子。どうしようかねぇ。眉毛ね、生えなくなってきたからフラれたの?怖い顔になっちゃったからかな?でも私も眉毛ね、そり落としたことあるよ。やっぱ描いて生えるの待つしかないよね。トントントントンってたたけば?あ、これ眉毛姉さんの知恵ね。生えて欲しい眉毛の部分以外の眉毛を剃るのね。ここの場所に生えて欲しいなって思っているラインを自分で決めて、それ以外の産毛見たいのを剃ると、結構まとまってそのポイントに生えてくると思うんですけど。これはホントです!マジです!私はそうです。眉毛は剃るとしたら慎重に。「あ、剃ってみたいな」…ストン…あれ〜!っていうことがないように、ちゃんと落ち着いた気持ちの時に、そして誰もいないときに剃ってください。私もたまにストンってやっちゃいますからね。次の日メイクさんに怒られますからね。とりあえず眉毛生えるまでは描くしかありません(笑)。描いて描いて、がんばってくださ〜い。そんなんでいいのかなぁ?

(北区・ツムディ さん)「いま中3で、中1の頃から眉毛を剃りたいと思ってました。母が私の眉毛にはつむじがあるっていうんです。母はつむじのある眉は剃っちゃだめっていうんですけど…」

で、眉毛の絵を描いてくれてます。

「それで、これをナチュラルにした感じかな。濃さはそんなでもないと思います。目はどっちかというと吊り目で、きつく見えないような感じがいいのかな〜とか考えて迷ってます」

ていうか、人それぞれ自分に合った眉毛があるんですよ。だからそれを研究するこったね。メイクコーナーに行って、デパートとかにお化粧を試しにしてくれるお姉さんとかがいたら、眉毛どうがいいですかね〜?とか言って、そしたらペンシルとかどんどん持ってくると思うけど、ま、1本くらい買っておいて、これも要りますこれも要りますとか持ってきてもそういう誘惑に乗らないようにしながら。

眉毛ね、う〜ん、自分にベストな眉毛を描いてみて、それで目をピッと上げてみるのね。そしたら眉毛がギュッと上がるでしょ。その周りのその上に、肉がギュって出るじゃん。その盛り上がりを鏡で見て、その盛り上がりに沿って自分の眉毛の形を眉ペンシルで書いてみる。それでその周りの要らないところを、ハサミで切る。それからはこの眉毛で生きていこうと思うならその眉毛は抜くと。最初はハサミで切って、あとから抜くと。どうでしょうか。それで、やっぱり私にはつむじは要らないと思ったらつむじは切ってください。最初につむじを切ってから眉毛を整えるのではなく、最初に自分の眉毛をやってつむじが要らなければ切ると。これはすごいアドバイスですよ(笑)。そんなことないかな?アドバイスらしいと思うんですけど。ということでよろしいでしょうか。がんばってくださ〜い。

(大阪府・こうへい くん)「高2のボクシング部です。5月にはじめての試合がありますが、高校は本当の殴り合いなので怖くて緊張しています。はつ恋のメイキングでシェーをするときに『ボクシングの試合みたいだね』と言われてましたが、どんな気持ちでどうやって緊張をほぐしましたか?」

あ〜、写真があります。私のポスターがいっぱい飾ってある部屋の中でユニフォームでファイティングポーズを取ってるこうへい君があるんですけど、いや〜、でもキティちゃんの封筒だからね(笑)。「僕はボクサーです」っていってキティちゃんの便箋だからとてもかわいいね(笑)

そうだな〜、本当に殴り合っちゃうんだもんな〜。緊張のほぐし方…まずシェーの時の気持ちはねぇ、夢か現実か分からなかった。絶対しなきゃいけないんだっていう状況があったから、しょうがないって開き直って…でもそれとボクシングの試合とはちがうからなぁ。どうしたらいいんだろう。

緊張のほぐし方?本番の望み方。そうだなぁ。できるって思えばいいんじゃん?ダメかなぁ。私も本当はすごい緊張するんですけど、本番強いって自分で勝手に思ってるのね。そうするといいと思うんですけど。勝手に自分で思いこむこと。本当は本番弱いかも知れないし、本当はすごい緊張するかも知れないけど「あ、わかります」とか言って、自分の中で勝手に出来る子になってるの。そういうタイプに自分を持っていくようにすれば、本当は実際緊張しているかも知れないけど、その場所に立つときにはちょっとだけ大きく居れるような気がするんだよね。だから思いこんで、自分を盛り上げて、試合前に練習しながら「オレは全然大丈夫だから、強いし平気だから」って思いながらやれば、緊張はするけど、いい緊張感っていうの?テンションあげることになると思うんで、いいと思うんだよね。思いこみで自分をコントロールすること。これはアドバイスですね。じゃぁせっかくですからがんばっていきまっしょいコールをやりたいと思います。

こうへい君、ボクシングの試合、がんばって〜いきま〜っしぃ!

緊張しないで、試合頑張って。キミは強い!がんばれ〜。試合どうなったか、結果報告をまたキティちゃんの便箋でおくってくださいねぇ〜ん♪待ってます。

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<クレジット>

今夜もお別れの時間です。本番中、シャカシャカいっているのは私のジャケットのせいですね。すいませんです。何の音かと思ってたのかな。すいませ〜ん。これビニールなのかな。これは歴史があるの。アナスイが出たときに、お父さんが高校1年生のときに買ってきてくれた服で、最初はこんなの着ないと思ってたんだけど最近着るようになったという、私の歴史。勝手なひとりのうれしいことってやつです。

きょうは、眉毛の話は伝わったかなぁ?勝手に突拍子もなく眉毛姉さんに聞けコーナーをこの間作ってしまいまして、おハガキが本当に来たことがうれしかったんですけど、伝わったでしょうか?

それじゃ今夜はこの辺でお別れです。ゴールデンウィーク、休みがゆっくり取れる人、たくさんいると思います。せっかくだから最近会っていない友達と久しぶりに会ってみたり、遠距離恋愛の人は恋人と過ごしたり、すてきな時間を過ごしてください。また来週この時間にお会いしましょう。バイバイ。

毎日の生活にマンネリを感じて、なんか退屈だなぁって気分がスッキリしない人いませんか?そんなあなたは、いつも歩いている道を、上を見上げて歩いてみましょう。上を向いて歩くと、同じ道でもそれまで気が付かなかった景色が目に入り、新鮮な感情があなたの中で芽生えます。すると、マンネリのストレスが生み出す筋肉の硬直も解消され、自然と心も体も軽くなりますよ。春です!すっきりした気分で、楽しく毎日を過ごしましょう。

それじゃ明日もすてきな1日になるように、私からあなたへハートをあげるっ!田中麗奈でした。

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