■ 第39回  1月 7日

こんばんは、田中麗奈です。今夜もあなたとお話しする時間になりました。少し遅くなりましたが、♪タタタラタラタン…新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。ミレニアムになりました。みんなはどんなお正月を迎えたんでしょうか。私は今年新年早々お仕事でした。なんの仕事かっていうと、言える時期が来たらちゃんと発表したいと思います。ところで西暦2000年、田中麗奈10代ラストイヤー、二十歳になる年がスタートです。とりあえず今年がどんな1年にしたいかっていうことは今日話していこうと思っています。それじゃあ今年もたくさんお話ししましょう。ということで、今夜も最後までおつきあいください。

<タイトルコール>

ということで、西暦2000年を迎えました。今年もがんばっていこうと思いますが、去年はいい女計画をやるって言っていましたね。今年はどんな風にしたいですかって言うのは雑誌でいっぱい聞かれてて、結構まじめに話しているので、ラジオではちょっと違うことを話そうと思ってたんですけど、なんだろうって考えても思いつかないんですよね。だから私、すごいまじめに考えてんのよ、2000年。根がまじめなのね。だから1999年はこういう風に自分が過ごしてきたから、2000年としてはこうして仕事のやり方をしていって、プライベートは楽しく嬉しくやっていきたいな…ってほら、まじめに答えちゃうのよ。だからちょっとわかんないですね。

まぁ2000年も、ラジオはハートをあげる、始まってまだ1年も経っていないんですね、3月で1年になるんですけど、結構ちょっと浸透してってるっぽいんで、2000年もいいって言われるように、すてきな番組にしていきたいと思っています。

最近素でしゃべってますね。一体どれが本当の麗奈ちゃんですか?とかハガキも来る。ラジオでは面白いのにとか。役がね、やってる役もツンとした役とか多いからさっていうのもあるしね。ま、これがホントですね、ハ〜ンって感じですね。GTOはみんな見た?いまバンバン流れている時だよね。GTOの綾乃ちゃんはお嬢様役でツンとしているんですけど、でももちろんあれは素じゃないしね。あれが素で「なんなの?」とか「バカじゃない?」とかさ、それは素じゃないよね。素じゃないからさ、いいじゃんみたいな感じ(笑)

今年もダラダラやっていきましょう。ということでタラララ感じにしていきたいこの番組、田中麗奈ハートをあげる、今夜も最後までおつきあいください。

(曲)Dreams Come True / Snow Dance

ドリカムさんの新曲ですね。去年見に行ったワンダーランドでいち早く聞くことができました。それでこの曲を歌っているときに、吉田美和さんとか周りのダンサーの人達が、スペインっぽい音楽のリズムに合わせてタンタンって手をたたいて、フラメンコみたいな踊りをやっていました。今年もドリカム、すてきな曲をいっぱい聞きたいですね。

<クレジット>
<CM>

2000年になりましたね。二十歳になるし、何しようかって感じ。あぁわかった、じゃぁさぁみなさん、2000年の私に何を期待しますか?なに期待する?あのね、前ゲスト出演していただいたヘアメイクの山田さんは言ってたの。「1999年の麗奈ちゃんはいい女のところをチラチラ見せてたから、2000年はいい女を浸透させるんだ。それでいこうよ」ってずっと言ってた。で、それいいねってそんな話をしてた。でも私としてはねぇ、本当にまじめに考えちゃうからわかんないんだよね。

まじめには、1999年の私の仕事の取り組み方っていうのはですねぇ、まじめに言うと、まず東京出てきてまだ何もわからないから、その日その日1日をめいいっぱい吸収しようと思っていたんですよ。だから、私すごい考えやすいから、高校の時も東京と行き来してて頭いっぱいだったから、ゼロにして、こっちに来たことだし何にも考えないで、毎日毎日いっぱい吸収していこうと思ったのね。で、それはできたと思ってるんだ、1999年。それでやってきて学んだことは、その日その日を良くするためには何をするかという手前の努力が必要なんだっていうことを学んだのね。そう、事前準備。だから2000年は、その日1日の仕事を良くするために、普段自信を付けたりとか、その前に下調べするなり勉強するなりして、その日の仕事を良くするように、自信を持ってお届けするようにしたいなと思ったわけ。まじめでしょ。これでステップアップなわけよ。それで多分また2001年の目標が決まるの。まじめなんだよ。だから今年は考えて常に準備をしておく。それでその仕事をベストになるようにしたいな。1999年は全部吸収したいと思っていたから、その吸収したことを2000年の自信にしてやろうと思ってます。まじめでしょ。

あとはスノボをやりたいなとかあるし、車の免許を取ってがんばりたい、遊んでみたいとかもあるし、そういうのはあるけどね。

あ、そうそう、それで今年はどんな年になるか初夢に出るっていいますけど、私、初夢じゃないんですけどね、昨日なんかすごい夢を見たらしい。すごい夢っていうか、私は寝言を言うんだよ。それは小さい頃から絶対言うの。朝方言うらしいのね。で、友達に「麗奈いっつも朝方寝言言ってるな」って言われるのね。昨日も相変わらず友達んちに泊まったんですけど、寝言言ってたんだって。でもその寝言は覚えてんのよ。「できるものはできます!」って言ったんだって。どんな夢みたかっていうのを、その後起きて私が説明したらしいの。それも半分寝ぼけてるんだけど、その時の説明が、北野武さんの映画の交渉をしていて、そこで「できるものはできます!」って言った言葉らしいのよ(笑)。でも北野武さんのテーブルに座って交渉をしている夢を見たような気がする。で、私どうしても北野武さんの映画に出たいっていう感じだったんだけど、いい役がもらえなかったって言ったんだって。そういうことを寝言で言ってまた寝たんだって。おかしいよね。その時九州弁だった?それとも標準語だった?あ、標準語だった?良かった慣れた。そういう時さぁ、地元の言葉だと恥ずかしいとか思ったりするの。

でさぁ、寝言って本当に困るよね。中学生の時に仕事の人達と寝てて、ロケ行って、そのとき初めての仕事だったの。どっかのホテルの妹役みたいなね。そこにマネージャーもいずに1人で熊本行って、家族のお母さんたちとみんなで寝てたの。そしたら朝方になって、バンッて壁蹴って、寝言でムカツク!って言ったんだって(笑)。その後立って起きて、しまった!って思ったのね。人見知りするから最初っから人としゃべんないわけじゃん。でもバンッとかやってムカツクとか言っちゃったらさ、この子!!みたいな感じじゃん。で「朝、寝言言ってたわよ」て言われて「あぁそうなんです。恥ずかしぃ〜」とか言っちゃうんだけど、すごい真剣に夢見てるんだろうね。いや、すごい真剣に夢見てると思うよ。寝言、朝方なんだよね。だからみんな起きてるかって錯覚するんだって。でも寝てるんだって。てきぱき寝言言っているんだって。

…まぁね、夢の中でも仕事のこと考えてるって女優って感じじゃない、ちょっと(放送作家さんの笑い?)。なんか2000年の女優って感じじゃない?違う違う。でも夢の中で自分が夢って分かったらいろいろできちゃう人もいるっていう話を聞いたけど、それ覚えたいね。じゃぁ2000年はそれを覚えるのをテーマにしようか。夢でも自由自在に動けるようにしようっていう話。無理かなぁ?できる人いるんだって。あ、夢で自分をコントロールすると、現実の自分をコントロールできなくなる。えなんで?あ、なるほど、夢って、夢と現実のバランスを取ってくれる、だから本当は楽しく生きているんだけど、怖いと思ったことを夢で表してくれることでバランスが取れた現実を送れるっていうことでしょ。あぁそうなんだ。でも高校の時の私の友達、夢の中でカメハメハできたりとか、空を飛んだりとか、羽生えて飛びに行ったりとか、なんでもできるよって言ってたのね。じゃその人現実がうまくいっていなかったのかな。電話してみよ(笑)

とにかく今年もがんばります。こんな調子ですね。

<CM>

今年も後半はみんなから届いたハガキやメールを紹介していきます。まずさっそくいってみます。

(兵庫県・イクラ さん)「去年の今頃右足骨折で全治1ヶ月の大ケガをしてしまいました。麗奈さんは今までになにかすごいケガや事件に遭ったことはありますか」

ケガしそうになったことはいっぱいあるね。ケガも膝とかもいっぱい傷があるから、小さいときに自転車でいっぱいぶつけたりとかしてた。

事件といえばですね、この間友達んちでお留守番をしてた時に起こったちょっとした事件があるんですけど、そういつも言っている友達んちですね。それで私は友達んちでひとりでお留守番をしてたんですよ。で、その家におなじみのかよちゃんがいるんですけど、かよちゃんはお仕事があるので、朝の3時4時に帰ってくるって言って、私はその3時4時くらいまではひとりぼっちで、だけどその留守番っていうのが久しぶりだったから、なんか楽しかったのね。「留守番しとくぜぃ!かよちゃん早く帰ってきてね!」とか言って留守番してたのよ。

そしたらその家はいつもパソコンが付きっぱなしなんだけど、パチパチパチパチやって消えてたのよ。それで自分の中でドキドキしちゃって「誰かいるの?」とか言っちゃったの。それですごい怖くなっちゃってさ、携帯があったから夜遅かったんだけど友達と電話で話していたの。で、話していたんだけど、充電が切れちゃったのよ。すごい不安になっちゃって、かよちゃんと連絡が取れないのも怖いから、コンビニに携帯の充電器を買いに行こうと思ったのね。今考えたらさ、自分ち近いから自分ちに充電器を取りに帰れば良かったんだけど、コンビニの方が遠いからさ。でも自転車持ってたから、自転車で買いに行こうと思って、でもどこにも出ないって言ってたからカギ預かってなかったからどうしようって迷ったんだけど、すぐ帰ってくるからいいやと思って携帯をポケットに入れて出たわけよ。

そう、部屋のカギは開けっぱなしね。だから早く帰んなきゃとかて思うわけよ。で、自転車に乗ってコンビニに行ったのね。あぁ怖いな〜とか思いつつ、こっちは冷静を気取りたいわけよ。大丈夫なんだっていうね。だから買ったばかりの充電器を、なんか知らないけど早く付けたいじゃん、コンビニ出て、すぐに携帯の充電器の袋を破ってゴミ箱に捨てるまでやったの。それで携帯を差すまでやったの。で、怖くて友達と電話で話しながら自転車を漕いでたの。だから早く友達にかけ直さなきゃって思って、コンビニを出た瞬間からそういうことやったのね。でも自転車で行くんだけど、充電器が携帯から何回も何回も落ちるの。だからダサイんだけど、自転車止めて戻って携帯付けなおして、ごめんごめんって行くんだけどまた落とすの。そしたら道がわかんなくなってて、焦ってたの。すごく怖いと思って、パソコンのこともあるしさ、すごい怖くて、もうどこだろうと思ってグルグルグルって適当に回って、ここら辺だと思ってマンションの駐車場に止めて、よし入るぞと思ったら、違う駐車場に止めてたらしくてマンションが見あたらないの。マンションのドア入ろうと思ったけど、自転車を違うマンションに止めてたのね。だからここどこだぁ!と思ってさ、真っ暗だし怖いしさぁ、自分で探していたの。そしたら結局1本通りにでなきゃいけなかったのね。で、駐車場が似てたの。で、もういいやと思ってそのまま自転車置いたまま、どこに置いたのか分かんないままマンションに入ろうとしたわけ。

マンションに入るときにオートロックだから「しまったカギを持ってない」っていうことになるの。私入れない、どうしよ〜とか思って裏に回ったわけよ。裏に回ったらドアがあったのね。そんな高くない扉があったの。なんだ裏口あるじゃんとか思って、入ろうとしたらカギが開かないの。そりゃそうだよなとか自分で思ったの。開かないよとか思ったけど、そりゃそうだよな開いたら誰でも入っちゃうよなって。その時怖かったから復活しっぱなしの電話で友達とまた話してたの。「開かないよ、どうしよどうしよ、ちょっと待って」とか言って、そのドアを飛び越えたのよ。よじ登ったの、2mくらい。よじ登って、そこからスタッて飛び降りたの。着地も見事に決まったのね。友達には「なにやってんの」とか言われて、もうナイトのようだった。それで階段登って、それでやっと家に着いたのよ。

で、やっと眠りに入ってる時にかよちゃんが帰ってきてその話をしたら「ばかやなぁ」ってすごい笑われて、「聞いて、そこのパソコンさ、パチパチ消えるんだよ。誰かが押してるんだよ」って言ったら「あれ調子悪いんや、昨日もそうなってたで」って言われて、あそうなんだっていう話だったの。

あ、私ね結構そういうことやってきた。前、高校とか中学校の時に実家に帰っている時にカギがなかったりして、お母さんがいなかったりしたら、トイレからよじ登って入ったりとか、2階から登ろうと思って塀に壺とか置いて、その壺から植木とか落としちゃったりするのよ。で、塀に登ってそこから屋根に登ったりとかしてた。そしたら2階の扉が閉まってたことがあるのよ。それでその日開かなかったの。台風らしくて、いつも私の部屋のドアのカギは開いているのにお母さんが締めて帰っちゃったのよ。どうしよう、開かない開かないってやってたら、雨が降ってきて、屋根の上で私どうしようって思っちゃったの。しかも素足だったの。白いワンピース着ててどうしようと思って、電話も下に置いちゃったし、それは高校2年生のときだね。そしたら郵便屋さんがバイクで通ったの。「すみませ〜ん、降りれなくなっちゃって」とか自分ちの屋根から言って、そしたら近所中大騒ぎになっちゃって、台風前で雨降ってるのに、やさしい郵便屋さんのお兄さんは、ハシゴを借りてきてくれて、自分ちの屋根にかけて登ってきて手を差し伸べてくれて私は救出されたの。お母さんには「あんた恥かかせないでよ」とか言われたのね。それをを思い出したの。

私、よくそういうことあるの。でもなんとかよじ登ってるの。トイレのドアとかすごいちっちゃいドアなのね。で、奥に開けるとそこに置いてある灰皿とかがバラバラバラって落ちるの。時にさ、小さい花瓶とか置いてたりするから割れちゃったりもするわけ。でも入んなきゃだしさ、毛虫みたいになって入るの。まず頭から入ってするするするって手をつくじゃん、それで逆立ち状態になるの。それで、手で前にやって足が着地するの。で、いつもお母さんに怒られるの(笑)。やっぱ帰ったら帰りたいよね。だからどうかして家に入るの。その時に本当に誰もいないんだったらいいんだけど、実は誰かが寝てたとかいたらすごい情けないの。私がトイレからカバン持って出てくるの。ダサイよね。

そんな感じでそういう事件は結構ありますね。そういう話をしました。事件つながりってことで。

<CM>
<クレジット>

ここでちょっとお知らせがあります。この番組ではがんばっていきまっしょいのコーナーでみんながそれぞれ夢に向かってがんばっていることを教えてもらっていますが、そろそろ受験シーズンが本番中の本番、ということで、今度がんばていきまっしょい受験生応援スペシャルをやります。本当に受験生、がんばってね、マジで。そこで受験生のあなたからのハガキを待っています(笑)。まぁこんな時なんですけど、がんばってと言って変なんですけども、ハガキ書いてる場合じゃねぇよ、書かすなよみたいな感じですけど、応援のしょいをやるんで、気合いを入れるために送ってみてください。受験日はいつで、どんな学校を受けるのか、競争率はどのくらいなのか、今まで受けた模擬試験だとどのくらいの確率で合格できそうなのか、そして今のあなたの心境はどんな感じなのか、まぁそんなことをできるだけ詳しく書いて、番組までハガキやメールで送ってください。

受験生のあなた、勉強の合間にちょっと手を休めて番組までメッセージを送ってください。本当にがんばってください。受験生、がんばって!

それじゃあ今夜もお別れの時間です。今年も1年間、みんなで楽しくたくさんお話していきましょう。今年もおつきあいよろしくお願いします。あと友達から年賀状が届いたのに出し忘れた人はちゃんと謝っておきましょうね。また来週この時間にお会いしましょう。バイバイ

今年1年、楽しく元気に過ごしたいなぁと思っていませんか。そんなあなたは人に元気をあげられるようにがんばってみましょう。人に親切にしたりやさしい言葉をかけたりして、相手を元気にしてあげると相手に笑顔が生まれます。人の笑顔を見るとあなたの中にうれしい気持ちと余裕が生まれ、気付くと自分の中にも元気が生まれてきますよ。友達や恋人とお互いの元気を循環させて、今年も笑顔で楽しく過ごしましょう。

それでは今年もすてきな1年になるように、私からあなたへハートをあげるっ!田中麗奈でした。

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