■ 第45回  2月 4日

こんばんは、田中麗奈です。今夜もあなたとお話しする時間になりました。2月になりました。寒さも後1ヶ月という感じなんですけど、東京では最近やっと寒くなったらしくて、私としてはもうすごい寒いと思ってたんですけど、東京で始めて過ごす冬なのであんまりよく分かんなかったですね。でもすごい寒いと思ったけどなぁ、どうなんだろう。毎日寒い中映画やってたんで、2月になって落ち着いてくると思うので…だってまだシックスセンス見てないんだよ。見に行かなきゃっていう感じなんです。やばいね。見ろって言われています。受験生の中には試験のまっただ中の人もいると思います。この放送を聞いて元気を出して試験を頑張ってください。それじゃ今夜もたくさんお話しましょう。今夜も最後までおつきあいください。

<タイトルコール>

もうすぐ春になりますね。桜が咲く頃思い出す、去年の桜の咲く頃は卒業式を終えて、私は仕事をして東京に戻って上京の生活が始まった頃ですね。今日でもうすぐ1年ですね。大変だったって感じで、よくこうして楽しく生きてラジオをやって良かったね。みんな分かる?この気持ち。

それで桜といえばですね、東京にきて初めてやった大きなお仕事といえば、はつ恋という主演させていただいた映画があるんですけども、1年経ってようやく公開です。そう、シェーやったっていう話をラジオでしたんですけど、そのやつですよ。原田美枝子さん、真田広之さんとご一緒させていただいているんですけど、もうそろそろロードショーがあるんですけど、春になって2月3月、プロモーションのためにいっぱい雑誌の取材が入っているらしく、また忙しい日々が始まってしまうんですけども、たくさん人に見てもらいたいのでちょっと頑張ろうかなと思っています。

ポスターできました。徐々に飾ってあるみたいですけど、見てくれましたかね。緑色の新緑の中にたたずむ私、ちょっとライトが当たって眉毛が半分ない私(笑)なんですけど、若いよね。このころは高校生の役だったしっていうのもあって、それもあるんですけど見てくれたかな?結構頑張ってやった作品なので、ぜひぜひ行けたら見て欲しいです。雑誌とかもぼちぼち春から取材を受けていくんで、内容とか読む機会とか増えるかもしれないので、チェックしてもらえたらうれしいです。では、こんな感じで今日もがんばっていきまっしょいという感じで、今夜も最後までおつきあいください。

(曲)Aiko / 桜の時

アイコさん、今度もちょっと難しい曲ですね。前回のシングル・カブトムシが30万枚ヒット、大ヒット、アイコはくるよって気がしてて、ラジオで流したりとかしてましたね。もう大ヒットですよ。最近すごい聞いたりするし、ファンの子も増えてるっていうか私の周りでもそういうのが伝わってくるからものすごいんでしょうね。カブトムシはよく流れてますよね。曲とかもかわいいもんね。なんか新しいって感じで、大期待。この「桜の時」も結構難しいけどかわいいですよね。これ自分で作ってるんだ。すごいね。またまた期待のアイコさんの曲なんですが、いつか会えるといいですね、何歳なんですか?24才。お友達になりたいです。

<クレジット>
<CM>

ということで、少しずつバレンタインも近づいてきました。あなたはもうなにか計画を立てましたか?う〜ん、チョコレートね。私の思い出というとですね、小学校のときだよね。小学校の時はこの世の大イベントさ!みたいな感じじゃなかった?お母さんとかにいうか言わないかっていう話からなってさ、買いに行くときも自分で行ったら危ないんじゃないかとかさ(笑)、そういうとこから始まって、初めてあげたのは小学校3年生の時だったかな。その男の子に絶対4人くらいはあげてたね。もう朝からドキドキなわけよ。カバンの中に入れるか、直接渡すか、呼び出すか、引き出しの中に入れとくかとか思って。引き出しの中に入れようとしたら、違う女の子のが入っていて入んなかったのよ。もうどしようでっかい箱のさ、入んないのよ。友達にカバンの中に入れてもらったの。 もうってドキドキしてて、結局友達にその男の子のカバンの中に入れてもらったの。もうドキドキだったね。もう終わったって、学校帰りのときとかもそうやってドキドキしながら帰ってましたよ。

置いて逃げて帰ったのはね、高2の時。かわいい話ですよね、高2なのにね。家の玄関にお母さんと夜、車で行って玄関に置いてお母さんと車で逃げた。お母さんと行っているところを見られたらダサイじゃないですか、だから「早く行って早く行って!」って、乗るときも見られちゃ恥ずかしいから「早く早く」ってお母さんとケンカしながら…もうそんなことして置いて逃げたことがありますね。いま考えたらねぇ。まぁ一応手紙とか置いてたんですけど、誰かに食べられたらどうしようとか、犬が持ってったらどうしようとか、そういう風に思いながら。

ラッピングとかもさぁ、大変なんだよ。苦労してるよ。好きな人にあげるときは苦労するよ。だってチョコレート作ったと思ったらラッピングが売っている時間じゃなくて、11時とかだったりして、とりあえずチョコレートだけ持っていってどっかの店でラッピングしてそれで渡すかとかね、いろいろ頭の中がいっぱいいっぱいなわけよ。時間が何時に買い物行って、いつ冷蔵庫に入れとけばとか、全部計画する訳よ。それがすごいパンパンなの。その計画は3日ぐらいかかるのね。それが疲れるのよ。本番ヘロヘロだよ。なにを目的として作っているのかわかんなるね。途中で意地で作ってるとしか思えない。好きな人の顔がどうのとかそういう問題じゃないもんね。そこではもう冷めてんのよ。もうあげたときに、おいしいって言われるそれだけが喜びで渡している訳じゃないのよね。作っているうちにもうどんどん意地になってくるの。それ私だけ?あげたときに反応がたった5秒で「ありがとう」で、それでもよっしゃっていう、私の苦労は終わったっていう達成感なんだよね(笑)。もう頭くらくらしちゃうよ〜。というのが私のバレンタインの思い出かな〜。

お返しはね、もらったことないっす(笑)。もういいんだよ、もういいんだ、バレンタインはもういいよって感じ。今年はもういいでしょう?私もういい、なんか疲れちゃった。いま顔のマッサージしてるよ。もう大変。

男の子は分かってないよね。もらったもらわないっていうそれだけでしょ。こっちはもうねぇ、その日のためにすごいんだよ。すごいと思うよ。で、結構お金もかかるんだよ。カゴとか持ってったらもうバンバン入れちゃって、みんな時期が一緒だからすごい混んでるの。コートとか着てたら暑いよ。暑い中でもう手がいっぱい伸びてるの。で「ない!」とかいってお店の端から端から行くんだけど、大変なの。カゴもでっかいからさ、かき分けてかき分けて。ポストカードとかも買っちゃったりする訳よ。その時期になるとかわいいのがいっぱいあったりして選んでるんですけど、もうホント大変よ〜。

もしもらったら心してもらうように。手作りだったらさ、やっぱちょっと意味が違うと思うよ、絶対。まずくてもおいしいって言ってあげて。ていうか、あれは一生懸命作ったことに本当に意味があると思うの。彼女からもらったらそれはあなた、本当に幸せ者ですよ。ちゃんとね、ホワイトデー、だからちゃんと返してもらいたい訳よ。やっぱね、頑張ったんだからさぁ。でもね、忘れられちゃったりとかしてんだよね。だからもういいの。ありがとー!!って感じ。

(曲)倉木麻衣 / Love,Day After Tomorrow

倉木麻衣ちゃん、帰国子女で第2の宇多田ヒカルといわれている、期待大の女の子なんですけど、まだ高校生らしく、アメリカで先にデビューしてるんだ。でもすごい聞きやすくて日本の歌っぽいよね。でも日本の歌っぽいんだけど、アメリカで得たリズムとかも入っているからまた最高なんでしょうね。期待大です、チェックチェックって感じ。これは大ブレイクする予感です、ていうかしつつある。

<CM>

後半はいつものように普通のハガキを紹介します。

(茨城県・大内たかひろ さん)「僕は今年成人しましたが、大人になった実感がありません。まだまだ周りの人に迷惑をかけるでしょうし。麗奈さんはどんなときに大人になったと感じますか」

私も成人式行くんだ〜。来年成人式だね、たのしみぃ♪

大人になったときは自分ですごいわかるな。悩みがあったとする、落ち込んだことがあったとする。その時につらいとか思ったりすると、乗り越えた自分を想像するんですね。3ヶ月先の自分とか、そしたらパワーアップの自分がいるわけじゃないですか。それを乗り越えた自分が、パワーアップした自分を想像すると、その辛いことに対応できちゃったりするの。強い自分がでてきたりとかするの。弱い自分があるけど、弱い自分を強い自分に変えていけば3ヶ月後には私バージョンアップじゃんと思って、で3ヶ月くらい経つとする。結構その打ち勝った自分が分かったりするじゃないですか。あれなんかいつの間にかっていうか、で、バージョンアップし終わったなとか思うね。なにげに大丈夫なったなとかね。大丈夫になったなと思ったときにまたきたりするから、またきたりとかして九州帰ろうとかなっちゃうからさぁ、だからだんだん、違う楽しみを見つけたりすると勝ったなとか思って、そうすると大人になったなと思ったりするんですよね。仕事のことで悩んだとしても、その悩みが次のステップアップの違う悩みに変わっていたりするとするじゃないですか。それから成長した悩みに変わっていると、前よりは大人になったんだと思うの。だからそういうときに、全体的に大人になったとは思わないけど、ポイントポイントで、あ、成長してるなって思ったときに大人になったなと思うけどね。

落ち込んだときにパワーアップした自分を想像すると、なんでもできちゃう感じがするんですけどね。でも別に全体的に大人って訳じゃないもんね。でも1個1個自分の中で大人になったと思うことがポイントポイントででてきたりするときに大人になったんだと思うけど、まぁ成人式で二十歳になったからって、大人になったっていう実感はわかないだろうけどね。私もきっとわかないと思うよ。

でも私は高校と、上京して二十歳の自分ていうのは全然違う自分だから、結構私は実感するかもしれないですね。昔は夢で女優さんに憧れていた10代の自分がいたけど、二十歳になって、ちゃんとやっている自分がいるっていうことで、私は実感するかもしれない。そう、実感するためにいい19才を過ごしたいから準備中ってこの間も話したんですけど、それでいろいろ考えて、成人式のときに「ちょっと大人になりました。これからまた違う自分で頑張りますよ」っていうのが私の楽しみなんですよね。私は大人になるのは悪くない。でもね、こういう話をすると強くなりすぎてもねっていう話になるの。でも強い自分は必要だったの。やっぱ必要じゃない?上京してきて、強い自分は絶対要るわけよ。だから必要な分だけ強くなったと思っているから、別に友達みたいに「よっしゃやるぞ」みたいな風にはできないから、要る分だけ少しずつ強くなったと思う。それは必要なことだったんで、それで大人になったっていうのは悲しいとは思わないね。

じゃぁみんなに質問してもいいですか?俺大人になったなと思ったのはいつ?いまスタッフに聞いてますけど、大人なんだなっていうとき。でも小出しには聞くよね。昔はCD1枚ずつしか買えなかったのに、10枚くらいバンって自分のお金で買えちゃったよとか、マンガ全巻そろえちゃったりしたよとか、そういうのもあるよね。親に対してこうだったのにいまはこんな考えだよとか、小出しではあるよね。ピーマン食べれるようになったとか?昔はピーマンめ!と思ったけど、いまは食べなじゃいいじゃん、頼まなきゃいいじゃんくらいな、そういうこともあるよね。そうだよね、小さいときは嫌いな物を食べなさいって言われるだもんね。いまは作んなきゃいいんだもんね。

大人になる…どうなんだろうね。悪くないと思うよ。別に変に感情をなくすことが大人じゃないからね。自分のなかで大人になったっていうことが成長したっていうことだったら、いいことだと思いますよ。実感も徐々に出来てくるものじゃないでしょうか。でも別に無理矢理大人になるからってクールになるわけじゃないしね。別にみんな変わんないよって感じで言ってますよね。でも成人式いいですね。

「まだまだ親や周りの人達に迷惑をかけるでしょうし、1人では生きていけません」って、別に1人で生きていくことが成人になったっていうことじゃないし、一生誰かに助けてもらったりとか逆に助けてあげたりとかね、人は生けていけないんだよって感じですか。一緒に徐々に大人になっていきましょう。

<CM>
<クレジット>

今夜もお別れの時間です。CMの間にみんなで話し合ってしまいました。大人ってなんだろうねみたいな。でも話していて思ったのは、小学校とか中学高校のときは「私たち結構楽だしさ、大人になんかなりたくないよね」って、大人になるってことは感情を殺したりなくすことが大人なのかなって思っていたけど、いまは実際自分でなんとでもなる状況にあったりとかもするじゃないですか。大人だからできることもあるから、徐々にゲットすることもあって大人になるのも結構面白いよねという話にたどり着きました。30過ぎの人も別に大人楽しいよって言ってます。大人になるってことは、なにかひとつずつゲットすることではないかと。だから大人になるのも楽しそうだねっていう話をしてほんわか終わっていますが、あなたは大人についてどう考えますか。ご意見聞かせてください。

それじゃ今夜はこの辺でお別れです。すてきなバレンタインになるように、みんながんばってください。また来週この時間にお会いしましょう。バイバイ

受験勉強など夜中にやらないといけないことがたくさんあるのに、なんとなく気持ちがシャキッとしない人いませんか?そんなあなたは、部屋にローズマリーの香りを広げてみましょう。ローズマリーの刺激は神経系に働いて、精神疲労をいやし、気持ちをリフレッシュさせてくれます。また記憶力も高めてくれるので、自然と勉強もはかどりますよ。どんよりとした気持ちは早く忘れて、あしたからまた元気にがんばりましょう。

それじゃ明日もすてきな1日になるように、私からあなたへハートをあげるっ!田中麗奈でした。

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