■ 第46回  2月11日

こんばんは、田中麗奈です。今夜もあなたとお話しする時間になりました。私立大学の受験ピークの時期です。受験のために東京に出てきて、ホテルで今夜のラジオを聞いている人もいるかも知れません。ホテル暮らしっていうことですね。地方から出てきて、ホテルで暮らして、受験をしに行くってことか。ひとりぼっちで。ていうことはホテルで勉強するっていうことですよね。ホテル暮らしの秘訣。ていうか、私も地方からでてきて、最初高校の時は家がなかったので、やっぱりホテル暮らしが増えてきたのでちょっと教えるとですね、まず部屋がかなり乾燥しています。ということで、朝起きたらのどが痛くなったりとか、顔がピリピリしていたりとかそういうのがあるので、お風呂のドアを開けて、浴槽にお湯をためておくと部屋に湿度が行き渡ります。あとは、保湿クリーム。乾燥しているから肌がピリピリしちゃうの。だから私もクリーム塗ったんですけど、女の子はクリームをたっぷりと塗って寝てください。まさにあした試験という方もいるかも知れませんが、頑張ってくださ〜い。はい、でもこの放送だけはリラックスして聞いてもらえたらなぁと思います。今夜もたくさんお話しましょう。今夜も最後までおつきあいください。

<タイトルコール>

私立大学受験、まさにいまがピークです。地方の遠いところから出てきて、受験の前日、大学まで電車をどうやって乗っていくのかとチェックしたり、初めての東京でいろいろ戸惑っている人もいると思います。私なりに東京アドバイスすると、私もそうだな〜、最初来たときは「なんでこんな人が多いんや」と思いました。そしてなんで大阪弁やねんって感じだけど。人が多いよね。人が多いし、歩くのが速いんだっていうのがすごい思ったんですよ。やっぱり歩くのが速いですね。で、自分も早くなってますね。いまは全然なにも思わないですけど、やっぱり歩くの速いと思ったよ。

あと電車もいっぱいあるじゃないですか。いまだに分からないし、いっぱいある。地下鉄もあるしね〜。ていうか、何線って覚えにくいよ〜。だって西鉄・JRだけじゃないの?っていう…そう九州九州。それでいいじゃんみたいな。なんかいっぱいあるから未だに分かんないですね。

受験のために東京くるんでしょ〜。確かにきついよね〜。お〜、ここは東京だって思うけど、やっぱり初めてのところへ来るわけじゃん。それで高校生だからそんなに飛行機乗っている機会もないしね、そうするとやっぱり緊張するわけよ、きっと。これで勉強、どうだろうね。がんばってほしいね。私ダメだったからさとか言って(笑)。ちょっとがんばって欲しいですよ。あと1ヶ月すればすべて終わりますから、わ〜、ちょっとパワーアップ。春になってハッピー気分を味わっている自分を想像しながら、できるとマインドコントロールしつつの、勉強に励んで欲しいです。

(曲)Miho / LIFE

え〜と、ミホさんは、知っている方も多いと思いますが、Dragon Ashの降谷さんの彼女さんです。降谷さんがプロデュースしています。あと降谷さんがやっているCMのBGで流れていますね。今日初めてジャケット見たんですけど、やっぱりきれいな方ですよね。髪は金髪です。モデルさんです。でもすごい気持ちよく聞ける曲ですよね。女の子好きそうじゃないでしょうか。私も気に入りました。

<クレジット>
<CM>

さっそくですが、今日はメールから紹介しましょう。

(佐藤 さん)「新しい映画ekidenはどんな映画なんですか?」(以下略)

そうです、新しい映画はekidenという名前です。初めて口にしましたぁ。駅伝の映画です。佐藤さんが突いているところは「…あの1本のたすきに込められていると思うのです…」ていうところが、映画のポイントになっていたりとかキーワードになっていたりするので、結構いいところを突いているのではないでしょうか。駅伝というのは、チームの中の何人かのメンバーでたすきを渡してひとつのコースを走っていくという競技なんですけど、私は走りません。私は元マネージャーの役なので、今回は走ることはありませんでした。良かった。

大学時代、同じマラソン部で駅伝をやってた男の子2人、伊藤タカシさんと中村俊介さんなんですけど、それで私がその時マネージャーをやってました。さおりちゃんなんですけど、私は医大生の役です。医学部の研修生という役で22才なんですね。いままでなかったすごい大人の役ですね。高校生の役しかなかったので、初めてで結構なんちゃってでやってますけど。その3人の微妙なバランスというか、学生時代はうまくいってた関係が、環境が別々になって、ちょっと微妙に…突っ込みたいけど突っ込めないみたいな、恋してるのに言えないみたいな、早川君は何を考えてるのみたいな、伊藤君はパンヤオみたいな、チューヤン助けに行くみたいな、時々迎えに行ったよみたいな(笑)、そんな感じなんですけど。

結構切ないよ。最初に台本を読んだときには泣いちゃいました。すごいいい話だと思うんですよね〜。それで私も医大生という役なので白衣を着ます。きゃ〜、楽しい。メガネもかけます。やらし〜ね〜。で、パンツ系のシャツ系で、パンツの上にシャツ着て、ベージュとか茶系なんですけど、それで上に長い白衣を着てメガネをかけてるんで、変身って感じ。いままでにないね〜。すごい気に入っているんですけど、外見から変われる要素っていうか、役にできるヒントみたいのが揃っているので結構やりやすいんですけど、難しいですね。

さおりはすごいやさしい女の子ですよ。キレると怖いっていう、結構なんでもシャキシャキやっちゃう子なんですけど、内面的にすごい女性としての優しい部分とか思いやりとか、駅伝に対する情熱だったり、みんなの思い出を大事にしたりとかそういう配慮ができる女の子。

頭いいっすよ〜。だって、なんてったって医大生って感じ。この役もらった時、やった!って感じ。はじめて頭のいい役かな〜。GTOの綾乃ちゃんの次だから、また違うじゃないですか。綾乃ちゃんもお嬢様だから頭いいんだろうけど、あれは金持ちお嬢様だからさ…でもあれも面白かったからもう1度やりたい。今度はみんなのいい見守り役っていうか、そういう役です。多分。そういう風に見えてればいいですけど。

公開は早ければ秋になります。遅ければ来年ですね。でもすごくいいと思います。感想としては切ないね。恋愛的な話もありつつ、もっちろんそんな楽しみもあるので、とりあえずいままでの私とは全然違う役というところで楽しめることもたくさんあると思います。ekiden楽しみにしていてください。

<CM>

さっきekidenの話をしましたが、私が1年前に撮った映画の「はつ恋」という映画の公開が決まりました。東京は4月1日です。うぉ〜ドキドキするね、また舞台挨拶とか行くんでしょうね。楽しみです。約1年前ですね、高校を卒業してこっち出てきてすぐなんで、そう、ハートをあげるが始まってすぐですね。映画撮っても流れるまでに1年くらいかかったりとか、GTOの場合はすごい早かったんですけど、編集とか音楽を入れたりとか声を入れたりとかそういうのがあって1年位かかったりするんですけど、もう自分では全然違う自分なんで。もちろん見ました。でももう1回ちゃんと…ちゃんとっていうか、1度最初見たら泣きっぱなしで終わっちゃうっていうか、冷静に見れないですよね。ダメだしばっかり。すごいいろいろ落ち込んだし。でも毎回そうですよね。自分の出ているのを見て、いくら誉められてもそう思えない、きっとそうじゃないっていって、でも結局「まいっか」てなるんですけど、あの時はあの時にしかできなかったで終わるんですけど、でも1年くらいかかるってことで、1年前の自分をみんなが見て、感想がいまの現在の自分に返ってくるっていうのが微妙な感じ、とても。

とりあえずはつ恋はいいです。いい映画です。それでいい音楽だし。映画祭でも公開されたので、もしかしたら見てる人もいるかもしれませんね。もし見てくれた方は感想をぜひぜひ送ってください。見てない方は、東京は4月1日からです。舞台挨拶もありますので、遊びにきてください。今日は宣伝ですね、ハイ。

では普通のハガキを読みたいと思います。

(仙台市・クリスタル さん)「教習所の先生に恋をしてしました。最後の1回、告白しようか悩んでいます」

や〜ドキドキするね。真剣に悩んでますだって!車の中で2人きりだからね。カッコイイのかな?惹かれるなにかがあるんだろうね。まぁ25才くらいだったらね。イメージ的にはメガネかけた堅いおじさんが「そこ右に曲がって」「ぶつかったよ」とかね、「ギアいれて」とかそういう風に言われるのかなって思ったけど、ちょっとドキドキしてきちゃった。でも私の高校の時の友達も、教習所に行くときにスカート短くして行ってた子とかいたからね。「恋しちゃったぁ」とか言って、香水振りまいて、放課後になったら目がきらきらしちゃってるの、毎回毎回。だから「へぇ〜、あの子きれいになったよね」ってみんなで言って、恋をして教習所に行くたびにきれいになってるんですよ。恋をした女はすごいよ〜。スカート曲げて曲げて行ってたからね。

この子も恋をしちゃったんだね。どうすればいいの〜?最後の1回の授業?その子にとっては、車の中での2人の時間しかもらえないわけでしょ。もしかして車の中でしようと思ってるのかな。でもそれもダメだよね。その後お茶でもとか言っちゃうのは…。ちょっと麗奈頭しぼって考えるよ。車のなかで無駄話はできないんでしょうかね。「先生はどんなのが好きなんですか」とかそういうことも聞けないのかな。あと1回か。手紙渡しても引いちゃうかな。でも仲良くなれば…じゃぁさ「スノボ行きましょうよ」とか言えば?なんでそういう話になるんだろうね。そういう話があればいいのにね。やっぱり「左に曲がって」とかそういうことしか言ってくれないの?じゃ降りた後に、「先生、最後の1回ありがとうございました。なんかこれでいい感じに乗れそうです。これ、お別れなんで、お世話になったんでどうぞ」って言って、そこにメッセージと…

バレンタインだよ!!これは絶対おかしくないよね。終わった後に「お世話になりました。これ作ったんですけど」って言って渡す。あ〜どうしよう。いいじゃないですか、これ。正当なバレンタインの使い方。これはもう使わない手はないね。バレンタイン、いいじゃん。…すみません、聞いている方は終わっている地方の方もいるかも知れませんけど、これはいいんじゃないでしょうか。ドキドキするけど、これは自然だし、今後も連絡とって遊びたいとかホントにホントに思うなら電話番号書くしかもう会えないからね。「先生、今度ドライブ連れていってください」とか馴れ馴れしいかな。だからチョコレートにそういうメッセージを書いておけばいいんだよ。ホントに連絡を取りたいなら電話番号を書くしかないから携帯書いておくでしょ。「PS:車の中楽しかった」とかいって、あ〜ちょと違うね。

バレンタイン使わない手はないでしょ。これいいでしょ?もしバレンタインデーを過ぎても、ちょっと遅れましたけど渡せなかったんでって言って、それから意識しだして連絡くれたりするかも知れないですしね。あ、メール書いておくのも、メールだったらなんか打ちやすいじゃないですか。「チョコレートありがとう」とかいうことだけでもメールが来て、来たら相手のアドレス分かるしね(笑)。アドレスが分かったところで、こっちが返信して「いまなにやってるんですか」「いまどこどこだよ」「私もどこどこなんです、じゃ映画見に行きましょう!」とか言うんだよ!!(麗奈、手をたたいて大興奮)。これ、バレンタイン大作戦だね。バレンタイン使わない手はないね。こりゃいいっすよ。クリスタルさん、これはがんばっていきまっしょいコールしておきましょう。女の子を応援しますよ。

クリスタルさん、がんばってぇいきま〜っしょい!

というわけで、こんな正当なバレンタインの使い方があったのかという、まさに少女マンガを読んでいるような感じなんですけど、でもこの手が一番いいんじゃないんでしょうかね。もし連絡がこなかったとしてもですね、自分の中では自然な告白ができたということでいい思い出になるし、モヤモヤした気持ちも少しは晴れるんではないでしょうか。頑張ってチョコレートは手作りで作ってくださいね。

<CM>
<クレジット>

今夜もお別れの時間です。今日は受験の話やバレンタインの話をしましたけど、学生はいそがしいね。とりあえず受験生、がんばってほしいですね。あと1ヶ月なんで、きついところですががんばってほしいです。あとバレンタインデーも、ドキドキしながらいまいろいろ想像しながらしている女の子も、チョコレートを作っている子もいるかも知れないし、もう頭いっぱいで「バレンタインなんてもういいっ!」って言っている子もいるかもしれないし。そう、地方によってはバレンタインが終わっているところもありますけども、結果報告も聞きたいのでそういう女の子のハガキを待ってます。男の子も、今年はチョコレートもてたよとか、あの子からもらえなかったとかそういう話もあると思うので、ハガキ待ってます。

それじゃ今夜はこの辺でお別れです。入試、緊張しないでリラックスして、自分の力が100%出せるようにがんばってくださいね。また来週この時間にお会いしましょう。バイバイ

試験会場で問題用紙を目の前にすると、急に緊張してしまう人いませんか?そんなあなたは、こっそり靴を脱いでみましょう。靴を脱ぐと足の指が靴の中にある緊張から解放され、血液の循環が良くなります。その結果、脳にも新鮮な空気が運ばれ、リラックスした気持ちを得ることができます。靴を脱いで静かに深呼吸すれば、きっと集中して問題を解くことができますよ。1年間一生懸命頑張ってきたことに自信を持って頑張りましょう。

それじゃ明日もすてきな1日になるように、私からあなたへハートをあげるっ!田中麗奈でした。

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