■ 第38回 12月17日

こんばんは、田中麗奈です。今夜もあなたとお話しをする時間になりました。そろそろ、今年はどんな年だった?という言葉を耳にするようになりましたが、私も結構聞かれることがあるんですけど、今年はですね、一番大きな出来事といえばやっぱり高校を卒業して、上京して、東京に住み始めたっていうのが一番大きな出来事でしたね。そこからいろいろ、ま、最初は寂しいなと思ったけど、だんだんお仕事も楽しいしお友達もできてきたし、そこがすごい変化したときですね。それで、この番組の1回に言ったいい女計画は、ほどよい筋肉って言ってましたね。ジムに通い始めたのは11月2日です(笑)。おっそ〜い!おそいね〜、何ヶ月かかってんだ、オイみたいなね。しかもそれって次の仕事のためじゃないか、オイみたいなね(笑)。まぁいいじゃん。ちょっと怠けちゃいました。でも最初はやってたよ。とりあえず今から、今年ちょっと残っているからやります。

程良いフェロモンって言ってましたね。フェロモンは最近出てきたでしょ?って言われるの。ハッハッハ、イェーイ。それはたぶんGTOで紀香さんの近くにいたからだと思うよ。紀香姉さんのおかげもありつつ、ま19ですからね。ぼちぼちフェロモン出していかないとね。私あるんだから、マジで(笑)。わかってって感じ。

年賀状は今年は書かないよ。だって年賀状面倒くさいでしょ〜。大体さ、高校の時さ、みんなにね書く?書く?ってじゃ私書くからって言って、書いた人私しかいないんだよ〜。みんな書くとか言って絶対書かないの。私書くの好きだからさ、みんな一人一人毎日会ってるのにさ、年賀状書いたりしてたのにさ、返事くれたやつなんていないよ。ムカツク。電話でおめでとうなの。私年賀状送ってんのにさ、みんな年賀状やんないんだよ〜。ひどくな〜い?だからもう書きませんよ。来た人には出しますね。でも、遠い友達とか昔の友達とか結構来たりとかするんだよね。あ、福岡の友達には書こう。でも来るよ。福岡の友達は私に書いてくれるはず。書くね、うれしいね、じゃ年賀状書くかな。親戚に出そうかな。

さて、今夜は先週もお知らせしたとおり、涙のクリスマススペシャルです。みんなから届いた悲しくて流した涙、嬉しくて流した涙、クリスマスにまつわる涙のエピソードを紹介していきます。最後までおつきあいください。

<タイトルコール>

ということで、涙のクリスマススペシャルです。みんなのクリスマスのいろんな涙の思い出を紹介しようと思いますが、クリスマスというと、私ツリー欲しいの。飾ってないよ〜。誰かくれない?(笑)買えよって?自分で買うの〜?さみしいじゃん。なんかでっかい箱を持ってさ、誰かがピンポン♪届けにきたよ〜って、知らない人だったら怖いよね。いやウチ頼んでないっすからとか、そんな話なんだけどさ。

クリスマスね〜。でも私思ったの。東京の人はクリスマスっていったらすることあるね。なんか高校生でも若い子でも男の子が、景色のいいレストランとか、お台場とか?東京のクリスマスはいっぱいあるじゃん。ツリー見に行くんでもデートスポットも多いし、夜景とかデートに使える場所とか、私の地元は少ないからさ、デートスポットでもなんでもやっぱり何個って感じじゃん。なんかね、東京の人はいいなって思ったの。そんな感じですね。今話したけど、いいなと思うこともあるけれど、悲しいクリスマスもあるんだね〜ということで、今夜はみんなで涙のクリスマスの思い出にどっぷり浸りましょう。

<クレジット>
<CM>

さっそくですが、田中麗奈ハートをあげる、涙のクリスマススペシャル!前回よりも結構生々しいメールやおハガキが届いています。さっそく紹介していきましょう。

(横浜市・伊藤かずあき さん)「僕にとっての涙のクリスマスは、去年、高2の冬のことでした。その年の秋頃から付き合っていた彼女とイブの夜を過ごせることになりました。付き合っているといっても、それはまだ僕からの一方通行で彼女は全く僕の気持ちに応えてくれませんでした。だからようやく手に入れた最高のチャンス、この日のためにもっと僕に気持ちを向けて欲しいと思い、何日も計画を練っていました。そしてついにイブ当日。部活が終わってから2人で僕の家に。2人で夕食を作り、ビデオを見ました。ビデオが終わると彼女は鞄の中からプレゼントを差し出しました。僕もすぐに自分のプレゼントを持ってきて、彼女に渡しました。彼女は袋を開けると、あっ、という声を漏らし口を手で押さえました。僕はその袋の中にあるCDを入れておいたのです。それは、フレディマーキュリーのミスターバッドファイトという、すでに廃盤になっていて彼女がどこを探しても見つからなかったというのCDでした。彼女はCDを手に取ると、僕のことをギュッと抱きしめてくれました。そして『大好き』と一言。その瞬間僕の目からは涙が溢れました。もちろん彼女には見せまいと抱きしめたまま必死に涙を止めたけれど……もうその彼女とは別れてからずいぶん経っています。彼女にはすでに別の恋人がいます。それでもその時のことは決して忘れることはできません。僕がクイーンの曲を聴き続ける限りは」

(曲)Queen / I was born to love you

すごいうれしいですよね。どこにでもあるCDをあげるんじゃなくて、彼女が欲しがっていて見つからなかったっていうのを知って、きっと一生懸命がんばって探したんでしょうね。これはうれしいんね。すごい心がこもっていると思う。大好きな彼女を喜ばせたくてがんばったんだろうね。そのお返しにちゃんと「好き」っていう言葉をもらったんですね。で、それを知ったら自分が泣いちゃったんだね。かわいい男の子ですね。これはうれしいよね。でも音楽はずっと残っていくからね、別れちゃったけど、やっぱりこの曲を聞いちゃうんだ。やっぱ気持ちが残ってるんだ、未練があるのかな〜。なんで別れちゃったんだろうね〜。まぁ今年のクリスマスは彼女はすでに別の恋人もいるということで、ほかの誰かと過ごすとそういうことを考えると切ないかもしれないけど、かずあき君は友達と馬鹿騒ぎするなりして楽しんで欲しいですね。よいクリスマスを過ごしてください。

(京都府・おおやのぶたか さん・18才)「中3のクリスマスの時、友達同士でパーティをした。その中にずっと好きだった子がいて、友達もそのことを知っていた。友達が気を使ってくれたのか2人きりになることができ、思い切って告白した。答えは『OK』だった。それからは受験勉強を一緒にしたりして、とっても楽しかった。高校は別々になったけど週1回は会うようにしていた。でもお互いにクラブや勉強が忙しくなってきて、2学期も半ばになるとあまり会う機会がとれなくなったきた。でも休みの日があれば必ず彼女と一緒にいたし、彼女も楽しそうだったからこのまま2年目に突入できると思っていた。12月23日、イブを明日に控え、前に買っておいた指輪を見ながら部屋でB'zの"いつかのメリークリスマス"を聞いていた。明日を楽しみにしていた。次の日、彼女へのプレゼントを持って待ち合わせ場所へと急いだ。彼女は5分ほど遅れて来た。いつもは笑ってくるのに今日の彼女は暗かった。僕は妙な胸騒ぎがした。彼女の言葉は『お願い、別れて欲しいの』。彼女は泣きながらそう言った。僕が理由を聞くと『別な人と付き合っている』。彼女は今日を迎えるまでに相当悩んだのであろう。そのことをわかった僕は『分かった』と言ってプレゼントを置いて帰った。家に帰って考えてみると、最近の彼女は何かに悩んでいるようだった。そのことに気付かなかった自分がとても悔しかった。気分を紛らわそうと思ってCDをかけた。昨日から入れっぱなしだった"いつかのメリークリスマス"が流れ出した。僕の目から涙が溢れていた。我慢しようかとも思ったが、家には誰もいなかったので僕は久しぶりに泣いた」

(曲)B’z / いつかのメリークリスマス

この曲、切ないですね〜。すごいジーンときちゃう。自分の心の中に入ってくるような曲ですよね。のぶたか君は今どうしているんでしょうか。女の子も悩んだんだろうね。イブの夜を誰と過ごすか、改めて考えたんだろうね。そしたら彼じゃなかったんだ。つらいけどごめんなさいって気持ちなんだね。こんなクリスマスもあるんだ。つら〜いね〜。

クリスマスに別れるカップルも多いと聞きましたが、まぁなんだろう、今までボヤボヤしていたのがはっきりする、イブの日は本当に特別な日だから、だから彼と過ごしたいっていうのもあるけど、なんかもっとあるのかもと思ったら彼のことが小さな存在になってしまって、どんどんそういう気持ちをイブまで引きずっちゃってごめんさいって言っちゃうカップルが多いんじゃないんですか。クリスマス前は彼女も彼氏もがんばった方がいいね。クリスマスはどうせこいつといるからさ〜なんて手を抜いていたら危ないよ〜。周りの彼氏いない子とかに、あたしもいい人いるかな〜って付いていっちゃって、出会っちゃうかもよ。だからクリスマス前はみんな優しくすることだね。優しく、大事にすることだね。

涙のクリスマスのおハガキ、ふたつ紹介しました。あ〜ん、切ないね〜。

<CM>

ということで涙のクリスマススペシャル、おハガキ紹介してきましたが、感想はいかがでしたでしょうか。かかった曲を聞きながら、いろんなことを思った人が多分たくさんいるかと思いますが、できればこんなクリスマスを乗り越えて今年はいいクリスマスを過ごす人が多かったらいいですけどね〜。幸せの涙を流して欲しいですね。今度いつか、ハッピーななんとかスペシャルにしよ♪…なんで〜?涙で行きますとか言われちゃった。なんで?なんだよ、キビシイよ〜。だって私読んでて切ないもん。なんか重たくなってきちゃったよ、ホント。こんなしんみりする時間もきっと必要なんだろうね。

こんな冬の夜、ひとりで考えちゃうよね。なんか歩いているときに空を見てぼぉ〜っと考えちゃわない?あ、冬は空が高いんだ。だからいろいろ考えちゃうんだね。まぁ冬はイベントがあるからね。クリスマスでしょ、お正月もあるし、さて何するって感じだもんね。でも恋人だけがクリスマスじゃないしね。みんなで遊んだりするのもいいと思うしさ、恋人がいないとか言って、前の彼が忘れられないとか言って悲しいクリスマスを過ごすのも損だしね。みんななんとかして楽しいクリスマスしてください、して欲しいですね。

<CM>
<クレジット>

今夜もお別れの時間です。今夜は2枚しか読んでいないんだ。もうつら〜い!ドーッピョーンっとしちゃった。1個目のやつは幸せの話だったんだっけ。でも、それでももう別れちゃったんだよ。別れちゃって思っていることは、あのときすごく幸せだったってことを思っているんだよ。それって辛いよね。あ、痛い、イタイ、いた〜いって感じ(笑)。でもこうやって誰かに聞いてもらったことで、あぁ終わったんだとか、これで良かったんだとかそういう風に思えればいいしね。いろんな恋人たちがいるんだね。でも…う〜ん、いろいろあるね(笑)。ミレニアムだしね、楽しくやりたいね。まぁ街が浮かれているときにこういう企画をやってみました。浮かれている中でも俺は悲しいんだとか、私切ないんだとか、そういう人達もたくさんいるからね。がんばって生きていこうね。麗奈もがんばるからさ。

それでは今夜はこの辺でお別れです。今年もあと少し、30日くらいになってバタバタしないように、そろそろ大掃除も始めた方がいいかも知れません。私もがんばります、ハイ。また来週この時間にお会いしましょう。バイバ〜イ

悲しい思い出やつらい思い出が、思い出したくもないのにどうしても浮かんでしまって元気が出ない人いませんか。そんなあなたは赤い色がたくさん使われている絵本を読んでみましょう。絵本は潜在意識の中であなたの心の幼い記憶に働きかけ、安らぎを与えてくれます。また赤い色にはあなたに元気を与えてくれる働きがあります。絵をゆっくり見ながら少し声を出して読んでみてください。ふと気が付くといやなことを忘れた元気なあなたがいるはずですよ。はやく元気になって笑顔がすてきなあなたに戻りましょう。

それでは明日もすてきな1日になるように、私からあなたへハートをあげるっ!メリークリスマス!田中麗奈でした。

back to index