（茨城県・海老原まさし さん）「最近、富士フイルムのＣＭが変わりましたが、母が２０年前にも同じようなＣＭがあったと言っています。どういうことか教えてください」
いま、岸本加世子さんと、樹木希林さんと私がやっているＣＭ。「写ルンですが、当たルンです、かけルンですも当たルンです」みたいな、ルンルンルンって跳んでるバージョンと、「きれいな人はより美しく、そうでない人は…チョーそれなりに」って言っているＣＭがあるんですけど、それが２０年くらい前に岸本さんと樹木希林さんがお二人でやってらっしゃって、それが一世を風靡したと。ジャスト２０年前ということで、私が生まれた年にこのＣＭが流れていたということなんですよ。私はそれは全く知らないんですよ。それで２０年経って、私もやる気のない店員っぽく入っているんですけど、だからこの３人がいることが、２０年前のＣＭを見ている人にとっては不思議な感じなんですって。だからお母さんとか知ってるんですよね。
私は知らないんだよね。説明されたときも、マネージャーとかに一世を風靡したって言われて、その想像がどこまでやっていいのか分からなくて。「きれいな人はよりきれいに、そうでない人は超それなりに」が流行語大賞なみにすごい流行ったという。だから、さっき話したんですけど、考えてみればいま"なっちゃん"のＣＭをやっていて、そのなっちゃんを２０年後に誰か違う子が同じ設定で、同じ舞台で再現して、私が加賀マリコさんの役で「なっちゃん待ち？」って言ってるっていう感じ、だね。私もあんな頃があったのよ、スパーンみたいなね。あんたもえらくなったのね、みたいな。そう言われるとやっと感覚が分かりました。
ていうことなんですよ。お母さんに話を聞いてみて、また見るとよりいっそう面白いかも知れないですね。そんな感じで、２０年とは面白いですね。私も２０年生きてきました。でもまだ１９年って言っていいんだよね。や〜や〜や〜や〜、面白いですね。
（曲）イクシード［iks:d] / I will...