2004/8/5-14 Italy Vacation Itinerary

1 8/5(Thu)
曇り
成田11:00発→香港14:40着(CX501)

香港23:55→(CX293)
香港島及び九龍島見学。
香港で夕食。100万ドルの夜景見学。
<機中泊>

2 8/6(Fri)
晴れ一時雨
ローマ6:30着 ローマからポジターノまで移動
ローマ空港→ローマテルミニ駅(電車30分)
ローマテルミニ駅8:45発→ナポリ10:30着(ユーロスター)
ナポリ11:09発→ソレント12:17着(ベスビオ周遊鉄道)
ソレント13:30発→ポジターノ14:05着(Metro Mare高速船)
ホテルチェックイン後プール。
夕方、ポジターノ散策。
<ポジターノ・コボデサラチーニ>

3 8/7(Sat)
大快晴
ポジターノ14:15発→アマルフィ14:30着(Metro Mare高速船)
午前、ポジターノ散策。
午後、アマルフィへ移動。
ホテルチェックイン後、プール+海。
夕方、アマルフィ探索。
<アマルフィ・ルナコンヴェント>

4 8/8(Sun)
大快晴
アマルフィ16:40発→ラベッロ17:10着(SITAバス)
ラベッロ22:25発→アマルフィ23:00(SITAバス)
午前、エメラルド洞窟見学。
午後、プール+海。
夕方、ラベッロ散策。
<アマルフィ・ルナコンヴェント>

5 8/9(Mon)
晴れ
アマルフィ10:00発→サレルノ11:10(SIATバス)
サレルノ11:42発→ローマテルミニ14:16着(ユーロスター)
ローマテルミニ14:55発→フィレンツェ16:31(ユーロスター)
ホテルチェックイン後、ミケランジェロ広場まで散策。 <フィレンツェ・ホテルルンガノ>

6 8/10(Tue)
大快晴
フィレンツェ散策。
夕方、ホテル移動。
チェックイン後、プール。
<フィレンツェ・ホテルミネルヴァ>

7 8/11(Wed)
晴れ
フィレンツェ9:10発→シエナ10:25(SITAバス)

シエナ15:20発→サン・ジミニャーノ16:25(TRAINバス)

サン・ジミニャーノ19:00発→ ポッシポンジ乗り換え→フィレンツェ20:25着(SITAバス)
午前・午後:シエナ見学。
夕方:サン・ジミニャーノ見学。
<フィレンツェ・ホテルミネルヴァ>

8 8/12(Thu)
大快晴
フィレンツェ9:53発→ローマテルミニ11:30 午後、ローマ見学。 <ローマ・エクセドラ>

9 8/13(Fri)
大快晴
ローマ12:45発→(CX292) <機中泊>

10 8/14(Sat) 香港6:35着
香港9:10発→成田14:25着(CX504)

《Arrangement》
航空券 EX-Tour インターネット予約及びカード決済 http://www.ex-tour.com
ホテル 一休.com海外ホテル版 インターネット予約 http://www.ikyu.com
ユーロスター(イタリア鉄道) Train Italia web site インターネット予約及びカード決済 http://www.trenitalia.com

★もうちょっと詳細な旅行記です。下線部分については、クリックすると写真付きのより詳しいページにとびます!

Italy Vacation Diary (2004/8/5-14)
2004/8/5 (thu)
am11:00成田発→14:40香港着。(キャセイパシフィック501便)

5時間で回ってみよう!香港市内見学
香港空港着後、空港内の荷物一時預け場所で手荷物を預け(3時間以上24時間までHK$50)、Airport Express(片道:HK$100、往復:HK$180)に乗って約30分で香港島着。金融街の高層ビル内を見学の後、スターフェリー(2階:HK$2.2)に乗って、対岸の九龍島に渡る。やはり絵になるのは九龍島尖沙咀(チムサアチョイ)の香港文化中心辺りから香港島を眺める方ですね。夜景ももちろんここから眺めてきました。確かに見ごたえありました。夜景のきれいに見える「映月樓」(*1)にて中華料理を食べ、もう一度スターフェリーにて九龍島から香港島に渡り、香港島からAirport Expressに乗って空港に戻る。
空港にてDrinking Timeとし、Duty Freeのブランドショップをぶらぶらしてみる。その数の多さに少々びっくり。さすが買い物天国の国かも・・・・。
でも、香港にはトランジットで5時間くらい滞在するくらいでちょうどよかったかな。
pm11:55香港発(キャセイパシフィック293便)→

*1「映月樓」(チムサアチョイの香港文化中心
2階。広東料理。英語メニューもあり無難な味。お酒抜き二人で6,000円〜7,000円くらい。Tel:2722-0932)

8/6 (fri)


am6:30頃ローマ空港着。 am7:07の空港発のAirport Expressに乗って約30分でローマテルミニ駅到着am7:37。空港駅では、クレジットカード専用の自動券売機(英語表示可)があるので窓口に列が出来てる場合はこちらをどうぞ。(片道9.5euro)

ローマからポジターノへ・・・・電車乗り継ぎの旅
テルミニ駅到着後、黄色の自動券売機で、既に日本でインターネット予約しておいたイタリア鉄道ユーロスターのチケットを入手する。
その後テルミニ駅構内のマクドナルド内にて朝食。電光掲示板に目をやると、10分少々の遅れとのこと。ぎりぎりになるまで何番線に電車が入ってくるのか分からないので、マクドナルド内にて待つ。
さぁ、本日は、とにかくアマルフィ海岸まで目指しますぞ!電車と船を乗り継ぎポジターノに着くのは午後2時過ぎの予定!ローマには最終日に戻ってくるので、それまでとりあえずCiao!

夫婦二人で乗る初のユーロスターに乗り(妻は10年前に乗ったような・・・)、2時間弱の車窓を楽しむ。ローマテルミニ駅を出てすぐに進行方向左手に水道橋が連なっているのに少々感激。ナポリには、今年5月のクルージングの際来たばかりなので、3ヶ月ぶりのナポリの景色を懐かしむ。ユーロスターは予定時刻通りに到着。ナポリ中央駅から地下のナポリ・ガリバルディ駅に移る。地下は多少物騒な感じもするが、「Circumvesviana」(ヴェスビオ周遊鉄道)という看板を頼りに突き進みます。左手に切符販売の窓口があります。この窓口にはジプシーの少女たちが「money!money!」とすり寄ってくるので、「No!No!」と力強く言ってはねのけます。終点のソレントまで片道3.2euro。窓口からはさらに薄暗い歩く歩道を歩き、その先に改札口が見えます。ソレント行きの周遊鉄道に乗る多くの観光客は、ポンペイで降りますが、ここナポリガリバルディ駅からの乗客はかなりいるので、がんばって席を確保。電車はかなりの落書き電車ですが、車内は箱根登山鉄道みたいなかんじかな。とりあえず、スーツケースを持ってこの電車に乗ってアマルフィ海岸を目指す方は、絶対に大きなスーツケースで行っては後悔します!せいぜい国際線機内持ち込みサイズくらいのスーツケースを持ってお出かけしましょう!(じゃないと、ヴェスビオ周遊鉄道はかなりツライと思います。)

いよいよ、「帰れソレント」でお馴染みの終点駅ソレントに到着。ここまで乗っていた乗客はかなり少ないかも。駅を出て、少々ソレントの街を歩いてみます。とは言ってもそんなに大きな街でもないので、ソレント港までの道を楽しむ・・・というかんじ。この港までの道のりが地図上では、結構近そうに見えるのですが、ゴロゴロスーツケースを引いて(もちろん小さいサイズだけど)歩くとびっくり!ソレントという街の地理的条件を忘れていました。崖の上の街だったんですね。港はもちろん崖の下。・・・・・・・・ということで、一揆に下る崖っぷちの階段を、スーツケースを持って降りなくちゃいけなかったのです!私はもちろん、ご主人様に持って降りてもらいましたので、「スーツケースを持って降りなくちゃいけなかったのです!」な〜んてことを言える身分でもないのですが・・・・。世のご主人様の皆様、気をつけてください。きっと駅からの距離はすごーく短いですけど、タクシーで行っちゃった方がよろしいかもしれません。
ソレント港には、何社かの船会社のチケット売り場があります。とりあえず、調べておいたMetro Mare社のチケットを購入し(ポジターノまで片道:5euro)、港脇にあるカフェで急いでランチ。ナポリ風モチモチのマルゲリータピザとビールでのどを潤し、船までダッシュ!

なんとなく雲行きが怪しかったのですが、高速船に乗ると、急に大粒の雨が・・・・・・。多少海も荒れてます・・・・。波が大きくうねる中、ポジターノまで船は出港しました。ソレントからサレルノまでの海岸はアマルフィ海岸として世界遺産に登録されているのですが、この景色を見ようと窓にしがみつきますが、崖の上の方は雲の中・・・・・。やはりこの船は青空の中乗りたいものです。約30分でポジターノに着きます。結構雨が強かったので、持参した折りたたみ傘を海外初登場させます。でも、ホテルはその傘も必要ないくらい、船着場からほんとに近い距離でした!

登っても登っても坂・坂・坂!ポジターノにて
ホテル「コボデサラチーニ」(Covo dei Saraceni)にチェックインし、お部屋に案内され、感激。心配していた天気もウソの様に、部屋の窓を開けると、それまでの雨はやみ、向こうから青空と太陽の光が・・・・・・。夏の午後は多少通り雨もあるようです。お部屋は、HPで調べていた部屋とは多少趣が異なり期待外れだったものの、最上階で眺望と広さが十分のため、それなりに満足!さてさて、とにかく、早く水着に着替えてプールへ行こう!「夏休み〜♪♪」らしいことをまずやらねば!!かなり遅い時間のプールデビューだったのにもかかわらず、たまたま通り雨があったため、プールサイドのデッキチェアは空きがちらほら!ラッキー!!ということで、5階にあるプールサイドを陣取り、デッキチェアに寝転びながら青空に映えるポジターノの崖っぷちリゾートを堪能。本当に素晴らしいリゾート地です。南の島リゾートとはかなり趣きが異なりますが、景色は最高です。

部屋に戻り、シャワーを浴び着替えを済ませ、早速ポジターノの街に繰り出してみる!
まず最初に、本で見ていたポジターノファッションに出くわす!「おーこれがカラフルフリフリなポジターノファッションかぁ?!」想像していたよりリゾートファッションっぽく色鮮やかで素敵です。さらに坂を上りミニバス通りに出て、雑誌でよく取り上げられる5星ホテル「シレヌーゼ」の前を通り、ポジターノの絵葉書になるドゥオモが写るポイントへ!シレヌーゼを過ぎ、ホテルマリンカント手前の「いちじくの木の辺り」からドゥオモ方面を眺める所が絶好ポイントです。そろそろ、陽も陰ってきました。ということで、ホテルに戻ります。

再度シャワーを浴びて、夕食に向かいます。今晩は、ホテルのレストランで食べます。シンセサイザーによるポップな演奏もあり、なかなか雰囲気があるレストランです。ビーチにも面したアウトサイドなので、ビーチ沿いレストランの方での賑わいも伝わってきて、リゾート気分満点です。お料理も申し分なくおいしかったです!でも、魚介類のフリッターでなくて、グリルにしてもらった方がよかったかなぁ・・・・・。

食後は、夜のポジターノを楽しむため、再度街歩き。またまた絶景ポイントまで歩いてしまいました!ポジターノの夜景はほんと最高です。「宝石箱をひっくり返したような街」という表現は、まさにその通り!実感してきました。

8/7(sat)



少々、時差も残っていたのかしら・・・。6時には目が覚めてしまったので、googoo寝ているご主人様を横に残し、バルコニーで静かな一時を楽しむ。太陽はこの時期海から上がっては来ないので(崖の方から上がってくるので、7時くらいにならないと明るくならないんですね・・・・。海からのサンライズはきっと冬じゃないと無理でしょう・・・)、持ってきた旅行のテーマソングを聞きながらなんとなく薄暗い静かな海と、まだ寝静まるポジターノの街をぼーっと眺める。至福のひととき。そのうち、時間を持て余してしまったので、二人の祖父母に絵葉書を書くことに。

朝食は、ホテル2階にある朝のビーチを眺められるとても気持ちのいい場所で波打ち際のきらきらを目の当たりにしながら、豊富な品揃えビュッフェで大満足!
朝食後は、部屋に戻ってまたゆっくりバルコニーで朝のきらきら光る海を眺める。
十分堪能した後、昨日とは違う道を歩こうと再度ポジターノの街に繰り出してみる。今日はとにかく坂・坂・坂・・・・・・・一番上まで登るとメインのビーチ以外にもう一箇所ポジターノにはビーチがあることを発見。途中、出発前に日本で色々調べていたポジターノのホテルの場所を色々確認しながら。なかなか楽しい街歩き。いや、坂上り?!

12時前にホテルに戻ってきて、チェックアウトを済ませると、pm2時過ぎのアマルフィ行きの船まで時間があるので、ビーチ沿いレストランの一つ、赤いチェアの目立つ「Chez Black」でのんびりランチをとることに。魚介のリゾットが最高の美味ですぞ。おいしいだしが出ていて、お米もアルデンテだし。

ホテル前にあるMetro Mareのチケットボックスでアマルフィ行きのチケット(片道5euro)を購入し、船着場で高速船が着くのを待つ。2時過ぎのアマルフィ行きの高速船には、日帰りでポジターノに遊びに来ている人が目立ち、我々のような荷物を持って移動する乗客は数名程度。本日は大快晴なので、屋上デッキに(とは言っても、1階と2階=屋上しかないけど)席を取り、15分間のクルージングを楽しむ。今日は、世界遺産アマルフィ海岸を大存分に堪能できる。ずっと断崖絶壁を楽しんでいるとかなり首が疲れるけど・・・・・。

こちらも坂の街?!アマルフィにて
アマルフィはポジターノ以上に比較的大きな街=観光地である。港脇にはSITA社のバスロータリーがあり、それ以外の大型観光バスも数台止まっている。アマルフィはアマルフィ海岸の中央に位置するので、アマルフィから西のポジターノそしてソレントに向かうのも、アマルフィから東へ、マイノーリやサレルノに向かうのも、さらには山の頂上ラベッロに向かうのも、ここアマルフィが始発となる。

ここで、我々は、それぞれの小さいがらがらスーツケースを引き、港から徒歩10分弱の岬の先端にあるホテルルナ・コンヴェント(Luna Convento)に向かう。ここは少々上り坂のため、荷物を引く身であると結構ツライ。予習通りのホテルであり、中世の修道院を改築したホテルというだけあって、いたるところ修道院っぽいかんじ。ホテルにチェックインし、部屋に案内される。ちょっとあなぐらに入っていくかんじの部屋。中は2間あり、いずれの部屋からも遮るものなしに海がこれでもかーというくらい見えるので眺望はバツグン!で、で、でも、かなり殺風景なお部屋。というか、かなりシンプルな作り。バスルームについては、黒カビがところどころあるので、うーーん「これでも本当に4星ホテル?」と疑いたくなるのは否めない・・・・・・。ま、8月の土日なので、空いてるだけよかったとしよう!

荷解きをして、早速プールへ。ただ、午後も3時を過ぎてのプールデビューなので、今日はデッキチェアが空いていなくて、結局既に日陰になってしまっている岩場のデッキを陣取ることに。本日は本当に海日和+プール日和なので、ようやく水に入れて生きた心地。初のティレニア海で泳ぐ。うーーーー気持ちいぃ〜!でも、景色は、どこか伊豆の岩場の海岸で泳いでる感じも・・・・・・。

風が出てきたので、本日はこれで水は終わり!ということで、水着に上を少々羽織った格好でアマルフィの街に繰り出してみる。ところが、メイン通りを歩かず、わざわざ裏のローカル庶民の通る道を選んだために大変なことに!大通りを行けばすぐに着くアマルフィのランドマーク「ドゥオモ」がそこに見えているにもかかわらず、なぜだかローカルの狭い道はずっと坂でとにかく坂でどんどん登る一方・・・・・。ドゥオモのてっぺんの方が家々の隙間から見え隠れし、それでも、さらにこの狭い上り坂を行くと、今度はようやく下りに・・・・・。するとドゥオモの塔とブーゲンビリアの花が重なって絵になるポイントに出くわしました!これは、坂道を登ってきた甲斐ありました!誰も観光客は通らない道でしたが、アマルフィのドゥオモ前のメイン通りよりよっぽど興味をそそられるローカルな道探索を楽しむことができました。

部屋に戻りシャワーを浴びて夕食へ。本日はホテルのレストランで頂くことに。メニューはコース料理のみ。もちろん、Primo,Secondについては、3〜4あるうちからののチョイスが可能です。しかし値段が男性メニューの方にも書かれていない・・・。チェックアウトの際判明し、一人40euroということでした。このお値段で、Antipast,Primo, Second, Dolceです。お味は、まぁまぁ普通においしい・・・というところでしょうか。ボリューム的に日本人女性には多少多いかもしれませんが、まぁ、食べきれる量です。Primoのトマトソース系のパスタはアルデンテに仕上がりとてもおいしかったかな。ただ、ロケーションは抜群だと思います。特にアウトサイドテラスに座ると、アマルフィの中心の灯りを眺めることが出来、下は海・・・・という場所なので、景色は最高です。

夕食が終わると、中庭の回廊でフルートとクラシックギターの生演奏会です。アマルフィの中心ビーチでは、夜になってもロックコンサートのような若者向けのフェスティバルの音がガンガンかかっていましたが、不思議にこの回廊に座っていると、その雑然とした音は聞こえてきません。演奏会は夏のこの時期だけか週末だけあるのか不明ですが、いまいちだっため途中退席してしましまいました。もうちょっと練習ちゃんとやってからにしようよ・・・・という感じ。

8/8 (sun)



既に時差克服したらしく、目覚ましの音でようやく起床。

8時前に昨夜のレストランと同じ場所で朝食をとりに行きびっくり!ここは日本の伊豆のホテルか?!というくらい、宿泊客の8割くらいが日本人。いやいや、今年の某旅行雑誌に掲載されたホテルとは言えこの多さにはさすがにびっくり!ファミリーも結構いましたし、女性二人組みもかなりいらっしゃいました。我々が宿泊した海外のリゾートホテルでは初めてというくらいの日本人宿泊率でした。こんな不便なところに日本人の皆さんよく集合しましたねぇ〜というかんじ。でも、後になってちょっと判明。7時〜8時台は確かに日本人宿泊客が8割強を占めていましたが、9時台は西洋人宿泊客が逆転していました。だから、結局半々くらいかな?!それにしても多い!

さて、ここの朝食にはほんとがっかり。第一希望のホテルではなかったので、あまり期待はしていなかったものの、ちょっと残念でした。でも、その中で唯一「おっ!」と思ったのは、大きなクロワッサンかな。

ちょっと不気味?!なエメラルド洞窟
午前中はまずエメラルド洞窟を見学することに。アマルフィの港まで歩いて行き、チケットボックスで、エメラルド行きの船のチケット(往復10euro)を購入。10時半出発ということなので30分ほど港で待つ。港からエメラルド洞窟の入り口までは、高速船で約10分。ポジターノとアマルフィの中間くらいのい断崖絶壁の下にあります。そのため昨日と同じ断崖絶壁の景色を再び堪能します。昨日よりより近い距離で・・・。おー首が疲れた〜。

高速船を降り洞窟へ。洞窟の入り口で手漕ぎボートに乗るため5euroを徴収されます。中はそれほど広くありませんが、3隻のボートがそれぞれ20名くらいのお客さんを乗せ、何ヶ国語か操る船頭BOYSの説明を受けながら10分くらいエメラルドの神秘の世界を堪能します。エメラルドというよりカプリ島の青の洞窟と同じような色だと思いましたが・・・・。青の洞窟と異なるのは、海底に、2匹の牛と赤ちゃんそれにマリア様の像が沈められているというとろでしょうか。覗き込んでみると結構不気味です。

おいしいぞ!ボンゴレ♪アマルフィにて
さて、再び高速船でアマルフィまで戻ってきました。お昼の時間なので、ひとまず腹ごしらえ。どこで食べるか下調べはしていなかったのですが、たままた入ったドゥオモの左横にあるレストラン「S.Andrea」(*1)は、大当たりでした!ここで頂いたボンゴレスパゲッティはサイコーーーーーーにおいしかったです!この旅で食べた食事のグランプリに輝きます!パスタがアルデンテであさりがおいしいのは言うまでもありませんが、その旨味がしっかりパスタにうつっていて。ただ、オリーブオイルの味がかなり強いのでオリーブオイルが苦手の方には向いていません。

食後は、ぶらりアマルフィドゥオモ前のおみやげショップ巡りです。とりあえず、今後の旅のことも考えて、軽そうなドライトマトと唐辛子パウダーくらいを買ってみました。ドゥオモでは、この暑い中wedding ceremonyが執り行なわれるようです。花嫁が大階段を父親と一緒に登っていきます。印象的な映画のワンシーンのようでした。見終えて、ドゥオモ裏の天国の回廊(2.5euro)を一応見学。

その後ホテルのプールへ直行し、とりあえず、ほてった肌をクールダウン。今日は、タイミングよくプールサイドのデッキチェアをゲットできました。プールや海を楽しんだ後は、しばし音楽を聞きながら、小休憩。海風にあたりながら、大型客船が行き交うティレニア海をぼーっと眺めていると、クルージングシップの最上階のデッキあるいは、バルコニーでくつろいでいる気分になります。あれだけ多くの日本人宿泊客がいらっしゃるのですが、プールではほとんどお見かけしません。そのせいか、2日続けてプールサイドで一緒になった一組の日本人ファミリーの奥様とお話をする機会がありました。ロンドン駐在されているそうで、ロンドンからは飛行機で2時間でナポリまで着いちゃうそうです。東京から沖縄に行くみたいなものですね。

*1 Ristorante Pizzeria 「S.Andrea」 ドゥオモ左横。tel:089-871023

さらなる崖の上を目指して♪クラシックの街ラベッロにて
pm4時にプールを後にし、部屋に戻り急いでシャワーを浴び、港脇のバスロータリーでpm4時40分のアマルフィ発ラベッロ行きのバス(往復2euro)に乗ります。5時過ぎにラベッロに着き、まずルーフォロ荘(5euro)を見学。8月10日の早朝4時からここの崖上ステージで、サンライズコンサートがあるそうです。残念ながらその日は既にフィレンツェの予定なので、拝見できませんでしたが。でも、海から太陽が昇ってくる、そんなシーンを目の当たりにオーケストラの生演奏を聞けるなんてロマンチックでしょうね・・・・・。ルーフォロ荘は、色とりどりの花々がとてもきれいでした。

その後、広場からさらに階段を登って5星ホテルのパラッツォ・サッソ(Palazzo Sasso)まで歩きました。ここは満室で予約を入れれなかったので、せめて眺めが最高のミシュラン1星のレストランでお食事だけでもしよう!!ということで、レストランの予約を入れにいきました。レセプションのスタッフはさすが5星!という素晴らしいサービスで迎えてくれました。予約を入れた後、まだ食事時間まで1時間半余りあることから、再びラベッロの街の中を歩くことに。

ドゥオモ前の広場を通り、チンブローネ荘(5euro)まで歩きます。途中、かなり距離があるので、引き返そうと思いましたが、このチンブローネ荘は行った甲斐ありました。ルーフォロ荘よりより崖っぷちなので、その景色は圧巻です。ぜひぜひ、ラベッロを訪れる機会がある場合は途中で引き返さず行ってみてください。行くまでの道も石積みの壁がいい味を出しています。夕暮れの散歩道には最高だと思いますよ。

pm7時半から食事だと、この時期まだ日が沈んでいないため、夜景を楽しむには1時間以上かかります。ゆっくり楽しむことにしました。pm7時半からだと利用客も少ないので、スタッフのサービスも満載です。さすが5星ホテルらしくスタッフの教育は行き届いていました。ワインリストは食事のオーダーを取った後に、持ってきてくれます。そして、オーダーした食事の内容に合わせてアドバイスをくれます。さらにテーブルに近付く際にはスマートに心地よい楽しい会話を切り出してくれます。5星ホテルが必ずしもいいとは思いませんがが、やはり洗練されたサービスは人を心地良くさせてくれるものです。ここのspecial traditional soupと何度もサーブしてくれる焼立てのふかふかな種類豊富なパンは格別においしかったです。スープは、チキンコンソメ仕立てで、もちもちの丸々モッツァレラの上にあつあつのスープをかけて頂くというものです。このモッツァレラがガムのように噛んでも噛んでもモチモチしている弾力性のあるものでした。味・サービス・景観どれをとっても素晴らしいレストランでした。

pm10時20分過ぎのバスに乗って再びアマルフィへ。アマルフィは昨夜ほどの騒々しさはなかったものの、ドゥオモ前の広場は、12時近くになっても観光客が絶えることはなく、Barやジェラート屋さんは明々としており、夜のライトアップドゥオモを堪能してきました。

8/9(mon)


アマルフィからフィレンツェへ・・・・・ユーロスター乗り継ぎの旅
さて、本日は、南イタリアアマルフィ海岸からトスカーナ地方のフィレンツェまで長距離移動です。
予定では、am10時15分のMetro Mareの高速船で20分少々でサレルノに到着し、サレルノ港からタクシーで駅まで移動しようと考えていましたが、予定していたMetro Mareの高速船が当日朝キャンセルになったので、急遽、SITA社のアマルフィバスロータリー10時発11時10分サレルノ駅前着のバス(片道1.8euro)で行くことにしました。
ところが、これが甘かった。旅行前、いくつかのHPで「アマルフィ海岸でバスに乗るならぜひ右側へ。圧巻です!」という情報はありましたが、誰も、「是非アマルフィ海岸を走るバス乗車の際には酔い止め薬を飲んで乗車しましょう!」という注意書きがなかったのが悔やまれます。かなり細い崖っぷちの道路をかなりのスピードで飛ばします。最初30分はその運転のすごさと景色がすごいすごいとはしゃいで大騒ぎして窓から下を眺めていたのですが、30分を過ぎると口数も少なくなり、残り半分もこの運転に耐えなければいけないのかーーーーーの「The ガマン大会」になるほど車に酔ってしまいました(そんなに弱い方ではありませんよ)。荷物があったため、一番後ろの席に座ったこともあるのでしょうが、かなりのダウン。ぜひ、少しでも車に弱い人なら「酔い止め」を飲むことをおすすめします。ただ、8月のピークシーズンということもあり、バスはさぞかし一本道なので渋滞して時間が読めないだろうと思っていましたが、鉄道より正確に(?!)予定時刻通りにサレルノの駅に到着したことには、これまたすごいびっくりでした!

サレルノ駅はそれほど大きくもない割りに、かなりの乗客がユーロスターを待っていました。車内も全席指定なのに立ち乗客もいるほどの満席状態。約2時間半でようやくローマテルミニ駅に戻ってきました。そして、フィレンツェ行きのユーロスターを待つことに。もともと30分くらい間をおいていたので、とりあえずランチ。ランチを終え、立ちBarでカプチーノを飲みながら電光掲示板に目をやると予定の電車の出発が10分遅れとの表示。じゃ、もうちょっとゆっくりしてようということで、当初の出発時間になってホームに近付いてみると、さっき見た大きい方の電光掲示板では10分遅れと出ていたのに、たまたま見たホームにはちょうど我々の乗るユーロスターが入線していて、小さい電光掲示板には予定通りの出発となっているので、あわててダッシュして飛び乗りました。もう少しで乗り遅れるところでした・・・・・。

ローマからフィレンツェまでの鉄道の旅は10年ぶりです。前回は2月に乗ったので景色も全く違ったのでしょう。全然記憶にありませんでしたから。今回は丘陵地帯のブドウ畑や刈り取った後のロールのかたまり、あるいは一面のひまわり畑と1時間半の車窓をたっぷり堪能しました。

フィレンツェサンセット「ミケランジェロ広場」にて
本日のホテルは、ヴェッキオ橋近くのフェラガモグループが経営する「ホテルルンガルノ」(Hotel Lungarno)です。ここまでは微妙な距離でしたが、歩くことにしました。でも、8月のフィレンツェで荷物を引いてこの距離は結構つらいものがありました。10年前には軽く歩いた距離だよなぁ・・・・と思っていたので。確かに荷物を持たず、なんとなくぶらりと歩けば歩けてしまう距離なのですが、さすがにホテル目指して「さぁ!」となると遠かったです。汗ビショビショになりようやくホテルに到着。「な〜んでこんなに我が家は歩くのがお好きなんでしょーねー???」とご主人様に文句を言われながら・・・・・。でも、日ごろ運動不足になりがちなんだから、せめて旅行に来たときくらい歩き回って日ごろの運動不足解消させましょうよ!と妻の愛のムチ。

とりあえず、ホテルは下調べ通り素敵なホテルで、前夜までの4星ホテルとは比べ物にならないくらい、上質な4星ホテルを堪能することに。

今回のホテルはいずれも眺望については、「××view」という部屋を選んだだけあって、全てよかったように思います。ここもアルノ川を目の前に、ヴェッキオ橋を始めとするアルノ川にかかる橋の水面に映る景色と夜景が最高のものでした。

さて、部屋で一息ついてから、夕方のフィレンツェを散策しに出掛けます。まず、一番近くのピッティ宮。月曜日だったため一部見学できないところもあり既にpm6時だったこともあって、内部見学は省略。外見だけ見て、終了。それからアルノ川沿いの道を歩いてミケランジェロ広場へ。広場には多くの大型観光バスと観光客が集まっていましたが、我々夫婦の歩いたルートで来る観光客はほんのわずか。とにかくアルノ川沿いの道からずっと階段を上がって広場まで到着。汗ダクダクになって。でも、日本人観光客の皆さんは、上着を着て涼しげです。きっとクーラーのきいたバスで回っていらっしゃるので、さむさむなんでしょうね。私たち夫婦ときたら、思わず、広場ではからからに乾いたのどを潤すためハイネケンで夕陽に染まるフィレンツェに乾杯してしまいました!広場には1時間半くらいのんびりいたでしょうか。移り変るドゥオモの色を眺めながら、トスカーナの大地に夕陽が沈むまで見てました。

8時半頃に夕陽が沈むのを見終え、それからシニョーリア広場の方まで歩いて戻ってきました。しかし、8月のフィレンツェのレストラン事情はお休み店が多いらしく、一応事前に調べていたものの、行ってみたら閉まっていたというところもあり、しょうがないので、シニョーリア広場のいかにも観光客相手のアウトサイドレストランで食べることにしました。味・値段共に無難なところだったかな。

8/10(tue)


たっぷりメディチ家!フィレンツェ観光
ホテルの朝食は料金に込みではなかったので、ホテルすぐ近くの朝からOPENしているヴェッキオ橋近くのBAR「12di Foc」にて、サンドイッチとカプチーノの朝食。たまにはホテルの朝食以外にこうやって外で食べるのもなかなかいいかも。トマトとモッツァレラのスライスの入ったサンドイッチはすごーくおいしかった!!

さて、本日はゆっくりとフィレンツェ観光としましょう。
とりあえず、まずヴェッキオ橋。その後、ウフィッツィ美術館の列の長さに圧倒されて、今回は美術館は省略ということに。でも、ウフィッツィ美術館の外側の彫刻像は一つ一つ丁寧に見て回るご主人様。フィレンツェの歴史上の人物像らしいです。私自身は10年前にはそんなところに関心を持って見てなかったので、へぇーと新たなる発見。
次は、現在市庁舎として使われている「ヴェッキオ宮」(6euro)の見学。さすがに手荷物検査のため20分くらい待つ列が出来ていました。中には今回初めて入りましたが、レオナルドダビンチとミケランジェロの幻の戦いに終わった「500人広間」など、見ごたえのある部屋が多かったです。じっくり見て1時間半くらいかかったかな。次は、ドゥオモに向かって続く道を楽しみ、突然現れたフィレンツェのシンボル「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」に改めて感激。10年前にもこんなに大きかったかなぁ???(あまり記憶がないのです・・・・)
とりあえず、洗礼堂の黄金の東門のレリーフを見て、大聖堂の写真をパチパチとってみたり。でも、大聖堂の中に入るのも大聖堂の上に上るのもすごい長蛇の列!!!!8月のフィレンツェはこの長蛇の列はつきもののようです・・・・。とりあえず、近くに手軽にランチを済ませる店を探し、先に腹ごしらえ。
ランチを終え、再び気を取り直して、ミケランジェロがメディチ家と使用する大理石の産地で口論となってついに未完のファザードのままとなってしまった「サンロレンツォ教会」へ。裏に回って「メディチ家礼拝堂」へ。ここは内装の修復中のため、入場料が無料に。8月のフィレンツェではあちらこちらで修復作業が行われているようです。
次は、「メディチ・リッカルディ宮」(4euro)。外装は修復中でよく見えませんでしたが、コジモ・イル・ヴェッキオが市民の反感を恐れて質素な外見にしたらしく、それとは反対に内装はゴージャスな作りでした。

そろそろドゥオモの長蛇の列も減ったかな?というヨミ通り、ドゥオモに戻ってみると屋根に上る方の列は長蛇の列のままでしたが、内部に入る列はかなり短くなっており、10分弱待ちで入ることが出来ました。中は想像を超える天井の高さと広さでした。ただ、教会内部にある椅子はなく、がらんとしています。
見学後、ジョットの鐘楼を登るか迷いましたが、414階段を自分の足で登らなくちゃいけないことを知り、もうちょっと涼しくなった6時過ぎに登ろう!ということで、ひとまずホテルに戻ってきました。

フィレンツェホテル移動
夕方、ルンガノからサンタ・ノヴェッラ教会広場に面して建つ「グランドホテルミネルヴァ」(Hotel Minerva)に移動です。さすがに、一日歩き回ったのでここからの移動はタクシーにしました。フィレンツェ市内は一方通行ばかりなので、ぐるぐる回って10分強(9euro)で着きました。

このホテルにチェックインするなり、色々と驚かされること多々。
まず、美術館2つの入場パスポートをくれるということと、レンタサイクルが無料だということ。
それを聞いて、「えーーーーー今日既にフィレンツェ市内の見学を終えちゃったよー。明日はもうシエナやサンジミニャーノに行くからどうしよう!」と話したところ、「じゃ、今日行った所の入場料で一番高いところの領収書を見せてくれれば、現金バックか最後の請求書でホテル宿泊代から控除しますよ!」とのこと。なんて素晴らしいホテルなわけ!!!!!
ということで、本日行ったヴェッキオ宮(二人で12euro)の領収書を見せるとその場でキャッシュバックしてくれました。
さて、あいにくレンタサイクルの方は乗ることが出来ませんでしたが、是非次回はこれを大いに利用し効率よく市内を回りたいと思います。

ホテルの部屋に案内され、これまたびっくり!Junior Suiteにしただけあって、かなり広々した作りで、かつ、バルコニーまで付いていて、そこからの眺望がこれまた格別です。真ん前にドゥオモ。左手にサンタ・ノヴェッラ教会。という絶好のロケーションのお部屋でした。

さて、荷解きをして、このホテルを選んだ一番の理由である屋上のプールに向かいました。pm5時過ぎだったため、まだまだ太陽は高くプールに入りたい時間。でもプールよりも何よりもこのフィレンツェを一望できる屋上からの景色が最高だったのです。真ん前に大きくドゥオモが見えます。メディチ家礼拝堂も見えます。さらに時間がたって夕陽の時間になると、昨日はドゥオモより東側に位置するミケランジェロ広場から夕焼けに染まるフィレンツェを一望しましたが、このホテルはドゥオモの西側に位置するため、太陽の光を受けたピンク色のドゥオモをまじまじと見ることが出来ます。さらに陽が落ちると、ライトアップされたドゥオモを見ることが出来るし、本当に景色が最高なんです。このプールサイドのデッキチェアを陣取り、優雅にカンパリオレンジなんて飲みながら本日のサンセットタイムをたっぷり4時間楽しみました。フィレンツェにはぜひ水着を持ってお出かけしましょう!

さて、すっかり辺りも暗くなった9時まで屋上で楽しんでいましたが、そろそろ食事時間ということもあり、今夜は手軽にホテルのレストランで頂くことに。さっきのレセプションの人がとてもロマンチックなレストラン!と自慢していたので、期待して行ったら、大はずれでした。
これまでにこんなにしょっぱい料理は食べたことがないーーー!!!!!!というくらい、全ての料理がしょっぱくてしょっぱくて完食できるお皿が一つもありませんでした。とにかく、すごーくしょっぱかったです。このホテルはお部屋プール共に最高ですが、レストランだけはあまりおすすめできないかも・・・・・。

食後は再びお気に入りの屋上プールサイドのデッキチェアへ直行。ここでカプチーノを飲んで、しばらく夜風にあたりながらデッキチェアでフィレンツェの星空を堪能し、12時近くにお部屋に戻りました。

8/11(wed)


まずはマンジャの塔に登ってみよう!シエナ観光
今日は朝からSITA社の長距離バスに乗ってフィレンツェからシエナへ向かいます。am9時10分フィレンツェ中央駅を出て右手に階段を降りた先の道路右側にあるSITA社で切符を購入し(片道6.5euro)、バスに乗り込みます。
シエナ市内に少々朝の渋滞があったもののほぼ時間通りに、シエナにam10時半に到着。まずは降りたバス停の地下入り口から地下に下りていき切符販売窓口まで行き、午後にシエナからサン・ジミニャーノへの移動を予定していたので、直行バスの切符を購入(片道:5.2euro)し、時刻表を入手。

カンポ広場まで目指す。ここシエナはイタリア一美しい物が5つあるという。
@カンポ広場AドゥオモB街並みC女性Dイタリア語

なるほど、街並みは確かに中世にそのままタイムスリップしたようなかんじだ。建物入り口には必ず、馬車をつなぐ金具があるし、ろうそくをたてるキャンドルスタンドらしきものまである!どの細い路地を通っても楽しい!街のあちらこちらで見かける「オオカミと双子の像」。これは、ローマ建国の神話でもあるオオカミに育てられたロムレスとレムルスの像だそうです。
カンポ広場についてびっくり。そのすりばち状になった広場は写真で見たより高低さがある。マンジャの塔もすごい。
とりあえず、カンポ広場で5時間弱のシエナ滞在の作戦会議のため、カフェで一息。その後、まず「マンジャの塔」(6euro)に登ることに。ところが、これもすごい長蛇の列。結局1時間待ちました。塔の階段が狭いため一度の入場者を25人づつに制限しており、かつ頂上での滞在時間はMAX15分とされています。でも、待った甲斐、登った甲斐ある頂上からの景色は素晴らしいものでした。茶色のレンガの街並みとその周りに限りなく広がるトスカーナの丘陵地帯。これは、登った人しか味わえないでしょう・・・。写真やビデオではあの広々した感じが伝わらないんだなぁ・・・。でも、マンジャの塔の階段はかなり狭くかなり急なため、高所恐怖症や閉所恐怖症の人はちょっと怖いかも・・・。

マンジャの塔を後にして、ドゥオモを目指します。そこまでの道がまた楽しい。でも、結構急な坂道だったりして・・・。ドゥオモ前にも多少入場者の列は出来ていましたが、5分弱待って入ることが出来ました。ここのドゥオモは緑と白の大理石で出来たゴシック様式の大聖堂で、内部がまた確かにイタリア一美しいのかもしれない・・・と思う素晴らしいドゥオモでした。

次は、ピザを片手に少々お行儀は悪いのですが歩き食べをしながら細い路地裏探索です。坂を登ったり下りたり写真になりそうなところを色々歩きました。そうこうしているうちに午後3時を過ぎたので、朝着いたバス停まで戻ります。

またまた塔登り?!塔の街サンジミニャーノ
午後3時20分のシエナ発のTRAIN社のバスに乗り、一路、塔の街サンジミニャーノまで。4時半くらいに着きました。サンジミニャーノはシエナよりも狭いので、2時間半の滞在としました。とりあえず、チステルナ広場までメインストリートを歩きます。
ドォオモ広場のBARにてビールで一休み。そして、本日二度目の塔登り!ポポロ館の塔(4euro)頂上を目指します。係りの人に「今日はシエナのマンジャの塔にも既に登ってきたから、ここで二度目の塔登りなの!」と話すと、「信じられない。私は絶対できないわ!」と笑われました。

頂上からの眺めはシエナのマンジャの塔からの眺めとは少々趣が異なり、レンガの色がシエナより若干白く、街自体が小さいので、トスカーナの丘陵地帯の見える範囲が広いというところでしょうか。塔の頂上から街に残る塔の数を数えてみましたが、11本くらいで14本もなかったなぁ・・・・。(一度に14本見えるところはないそうです。)

残すところ1時間余り。メインストリートにてそろそおみやげでも買いますか?!ということで、おみいやげ選び。面白そうなところで、サンジミニャーノといえば「いのしし」らしいので、「いのししのサラミ」なんて買ってみました。

夕方7時にサンジミニャーノを出発し、途中20分くらいで到着するポッシポンジでバスを乗り換えフィレンツェに8時半くらいに到着しました。あわててホテルの屋上にダッシュしましたが、サンセットは今終了!したらしく、宿泊客がカメラをしまいかけているところでした。残念、3日連続フィレンツェのサンセットに立ち会いたかったのに・・・・・。でも、この日は食後また屋上でデッキチェアに寝転がって星空を眺めていたら、すごい大きな流れ星を見てしまいました!何かいいことあるかな????「フィレンツェで流れ星」これも新しいフィレンツェの楽しみ方!

夕食は、今日も色々歩き回ったけど結局オープンしているレストランが広場の周りだけなので、共和国広場に面したテラスレストランで頂きました。無難な値段お味だったけど、シニョーリア広場のお店の方がおいしかったかな。

8/12(thu)


三度目の正直のローマへ!フィレンツェからローマへ移動
再びユーロスター。朝9時53分のフィレンツェ発11時30分ローマ着のユーロスターに乗る。3度目のローマテルミニ駅。
ローマでは、どうせ一泊だし、翌日も空港にはテルミニ駅からAirport Expressに乗ることから駅から徒歩圏内のホテルを予約しておきました。駅から徒歩5分ほどの共和国広場に面して建つ、ホテルエクセドラ(Excedra)です。2002年にオープンしたばかりのイタリアのラグジュアリーホテル経営のグループホテルだそうで、なかなか素敵なホテルでした。今回ばかりは眺めのいいお部屋ではありませんでしたが、内装がとてもシックで落ち着いたカラーで統一されていました。

歩きまくりのローマ観光
とりあえず、正午過ぎテルミニ駅から地下鉄B線(1euro)に乗り、コロッセオ駅で下ります。今日のランチも手軽にパニーニを立ち食い?!コロッセオ入場(この他パラティーノの丘の入場も出来て10euro)についても20分ほどの長蛇の列が・・・・。ま、しょうがないね。世界の観光地だもんね。

ここも10年前に来たはずなのに、こんなに大きかったかなぁ??というくらいの記憶しかありません。一体私は何を見ていたのでしょう??今回は世界遺産の本を片手にカメラマン兼ガイドのご主人様の歴史的な説明をよく聞き、すみずみまでよーく見てきました。

次は、パラティーノの丘。ここは、広すぎて炎天下の中、全部見て回れることが出来ませんでしたが、メイン所は抑えました。そして、高台からチルコマッシモの競技場跡を眺め、遠くにカラカラ浴場が見えることを確認し、フォロ・ロマーノが見渡せる高台に回り、フォロ・ロマーノの一つ一つの建物跡を世界遺産の解説本と照らし合わせてよく眺めました。

フォロ・ロマーノの最古の道(ビア・サクラ)を歩き、コンセルヴァトーリ宮殿裏にある階段で丘を下り、真実の口のあるサンタ・マリア・イン・コスメディン教会に向かいます。ここでも、写真を撮るため観光客の長蛇の列です。20分くらい待ったかな。とりあえず、お決まりのポーズで写真を撮ってきました。さらに、テアトル・マルチェッロ通りを登り、カエサルシーザーが計画し、アウグス帝が建てたという「マルチェッロ劇場」を左手に見、その横の路地を入って途中泉で足を洗って水遊びをしてみたり・・突然現れたアンジェンティーナ神殿跡地の脇を通って感動してみたり・・・と寄り道しながら、1900年間その姿を残しているコンクリート建築のパンテオンに向かいます。

パンテオンの次は、ナボーナ広場です。ここにあるカフェにてビールで一休み。この旅一番おいしいと感じた生ビールでした!なんと言ってもすっごい暑さだったからかな?その次は、ほぼテヴェレ川に沿って歩き、Nicosia広場から一直線にスペイン広場まで伸びる道を歩きます。スペイン広場は相変わらず観光客のひとだかり。・・・・というか階段に座る観光客・・・・。ここでお決まりのようにジェラートを食べ「ローマの休日」気分を盛り上げてみる?!
ここから、トレヴィの泉へ。トレヴィの泉にもすごい観光客の数。写真を撮るスペースがないくらい・・・・・。でも、時々、「あ、あの人コロッセオで見た人!」とか「あの人スペイン広場にいなかったっけ?」なんて具合に、観光客の一日の行動パターンが似ていたりすることにちょっとびっくり。
10年前にもトレヴィの泉に来てコインを投げたから、今回ローマの地を再び踏むことが出来たのね。と納得し、今回もまたしっかりコインを後ろ向きで投げてくる!証拠写真もちゃんと残して。

さて、本日の夕食はどこで食べましょう?さすがに計画ではローマ辺りではイタリア料理にも飽きてると見込んでいたので、何も下調べしてなかったんですねぇ。でも、考えてみるとあさってにはもう日本食をいっぱい食べれるのだから、ローマで無理して日本食を食べることないんだよねぇ〜ということで、イタリア最後の晩餐はイタリア料理とすることに。
トレヴィの泉から共和国広場まで戻ってくる間にこれと言っていいお店が全然見当たらないし・・・・。屋台でお水を買うと、調子のいいおじさんは日本語で「かわいいねぇ。」とか言って肩を組んできたので、「どこかいいレストラン教えて!」と頼むと、「ここから3つコーナーを戻ってその角を右に曲がるとあるよ!」と教えてくれる。3つコーナーを戻る・・・・とは、今まさに歩いてきた道だったりして????ここに来るまでにそんなレストランあったっけ??というかんじ。せっかくなので、戻ってみたが、教えてもらったようなレストランは見当たらず、やっぱりただの調子のいい屋台のおじさんのガセネタだったらしい。

気を取り直して、ホテル周辺をあたってみる。オペラ座裏のVIMINALE通りをローマ国立博物館の方に向かった角のところにに看板はRistoranteとなっているものの、値段からするとどう見てもトラットリアでしょー?!というリーズナブルなテラス席のお店があった。そこで無難にサラダとパスタ2種類、ビーフグリルのマッシュルームソースがけみたいなものを二人でシェアして頂く。フィレンツェの夕食はかなり外していたので普通においしかったというかんじ。

その後ホテルに戻り、屋上のプールバー(ビリヤードじゃないよ!)を発見!えーーーーこのホテルにも屋上にプールあったんだーーーー!と感激。キャンドルでライトアップされたプールサイドはアジアのリゾートホテルのようであり、プール脇のテーブル席を陣取り、ライトアップされたローマの夜景を楽しみ、最後の夜にカクテルで乾杯!次回もまたこのホテルに泊まって、ぜひ昼間の暑い時間にプールにつかりたいものです。

8/13(fri) 昨夜屋上のプールバーやホテル館内では全く日本人宿泊客に会わなかったのに、朝食ビュッフェでまたもや宿泊客の8割強が日本人という状況にびっくり!えーーーどこにいたのぉ〜??この人たち。というくらいにいっぱい。でも、どうやら、JTBさんかJALパックさんの団体ツアーの方々のようで、皆さん「おはようごさいます」のごあいさつをされてました。朝になって気づきました。このホテルって、日本人観光客には有名なホテルだったみたい・・・・・。

最後の最後まで見るぞ!ローマ観光
さて、本日朝の観光でこの旅もいよいよ終わり。朝食後、チェックアウトを済ませてスーツケースを預かってもらい、ホテルすぐ近くにある、カラカラ浴場をしのぐ大きさでローマ時代最後の公共浴場と言われたディオクレティアヌスの公共浴場を見学。時間があまりなかったので、「ミケランジェロの回廊」には入らず、公共浴場跡を外から見る。その後、ミケランジェロにより建てられたという公共浴場跡の中心部をうまく使って建てられたアンジェリー教会の中に入ってみる。ここは、意外に観光客が少ないものの、内部はかなり印象的な教会で、通常中央部の祭壇が一番大きく、左右にある祭壇は小さいものが多いのに対して、ここは浴場の中心部を利用して建てられたため、天井がかなり高く、祭壇が中央・左右に3つあり、そのサイズが全て同じくらいに大きい。ここは是非一見の価値ありの教会だと思います。

帰国
am10時にホテルに戻り荷物を取り、テルミニ駅まで歩いて向かう。10時22分発のAirport Expressに乗って(9.5euro)空港に向かう。さすがに観光地であれだけ長蛇の列が出来ていただけあって、車内も空港に向かう乗客で満席だった。
空港のカウンターもかなりの列が出来ており、さらにボディチェック及び出国審査もかなりの長蛇・・・・・。最後におみやげを購入し、いざ香港へ・・・・・・。

8/14(sat) 早朝に香港到着後、空港内で2時間のトランジットののち、再び成田に向けて出発。pm2時半成田無事到着。今回もあっという間というかよく歩いたというべきかとにかく楽しい旅行でした!

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