元気日記(第137号:born to love you)  2/15(日) 26:00更新

 

最近、キムタク主演のプライドというアイスホッケーのドラマがブレイク中ですね。その中の主題歌クイーンの「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」をご存知ですか?実はこの曲、父が学生の頃の曲なんです。ですので、今、いたる所でクイーンの曲がTVやラジオから流れることはタイムスリップをしているようで、とても懐かしく感じます。

その、クイーンの思い出といえば、1981年。まだ高校生だった父は、QUEENのJAPNTOUR(日本武道館)を観に行った記憶が鮮明に残っています。武道館に響きわたる、フレディの心に響く歌声は、今でも耳の奥の方で思い出すことができます。残念ながらそのフレディも91年に45歳の若さで亡くなってしまいましたが、今でも世界中の男性ボーカルで彼を超える美声の持ち主は現れていないと父は思っています。

でも、この「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」は、最高の愛の詩なんです。“I was born to love you♪〜”で始まるこの歌詞。直訳すれば、“僕は君を愛するために生まれてきたんだ”。当時この曲を聴いたとき、凄い詩だ!と思ってしまったのです。

今、父はりょうまに対してこの気持ちです。彼が生まれてきてくれたことに心から感謝しているのです。ここに至るまでに自分の周りで起きた様々な悲しい出来事や苦しい出来事も、りょうまと出会う為に必要な出来事だったのだ。そんな風に思うのです。そして、りょうまからはたくさんの事を学んだり、貰ったりしています。それは決してお金や権力では得ることのできない、とても貴重な宝物なのです。

 

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さて、さて、2/14(土)。関東地方では春一番が吹きました。そのおかげで、暖かい週末を過ごす事ができました。昔なら、“春一番”=“海へ直行”の方程式が成り立っていましたが、今は“良き??パパ”に徹しています。というか、今は海ももちろん楽しいと思うのですが、それを超えるくらいりょうまと過ごす時間が貴重であり楽しいのです。

そんな訳でこの週末はぽかぽか陽気の中、東高根森林公園や荻中公園で遊びました。これらはおでかけレポートををご覧くださいね。

日曜日は電車とバスを利用して移動したのですが、いつものようにりょうまは嬉しそうに乗り物に乗っていました。ただし、いつも以上にりょうまの雄叫びが良く出て、その度に我々2人に向けられる視線・注目度はかなりのものでしたが。。。

ところが、帰りのバスの中では、一変して静かに。後ろの方の2人掛けの座席に座ると、バスの中に差し込む暖かい陽射しと心地よい揺れで一瞬、父は夢の中に入ってしまいました。僅か1・2分の出来事でしたが、それはまるで芥川龍之介の杜子春のように何かが走馬灯のごとく頭の中を駆け巡った気がしました。ふと気付くと、りょうまは嬉しそうにバスの窓から外を眺めています。その姿を見て、何気ない幸せを感じる父でありました。

 

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このところ休みの日になると、りょうまと父は近くの川の土手に出かけます。2人の格好は、トレーニングウェアー。何をしてるかって?

実は、2月末にりょうまと父は某マラソン大会に出場予定なのです。もちろん、学校のイベントでも何でもなく、有志での出場です。

そんな訳で、マラソンの特訓?(っ言えるかなあ)をしている、そよ風親子なのです。

りょうまと土手を走るなんて初めての経験。でも学校で鍛えられているせいか?ケラケラでピョコタン走りの子鹿のようなりょうま。そこそこ速そう!

本番は2.5km。大丈夫なのかなあ??ま〜きっと、何とかなるさ!(超楽観主義者の父でした。)

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よく見るとりょうまの表情は笑っています。手を引かれながらも走れるんだ。。凄いぞ!

 

学校でも土手を走ったらトップだったそうで、完全に父の遺伝子が入っているのを確信したのです。(当たり前だけど、やっぱり俺の子なのね!)

 

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先週は、授業参観がありました。しかし父はこのところ仕事が忙しく観にいけなかったのですが、代わりにじいが行ってきました。

音楽の授業だったようですが、じいの話によると、りょうまは先生にべったり。じいの存在にも知らん顔だったようです。

ところが、クラス同級生のRくんが、なぜかじいを気に入ったようで、じいの手を引っ張りいろいろと連れて行ってくれたみたいです。じいは分かれる際Rくんを軽く抱きしめてあげたようで・・・・。昔のじいを知る父としては信じられない出来事でした。

りょうまが今の我が家に来てから、それまでのじい・ばあの生活はガラッと180度変わりました。それは高齢の2人にとってとても体力的精神的に辛いものだったと思います。

でもこの3年の間に、その大変さと引き換えに、じい・ばあの心にも変化がおきました。それは、障害を持つ子供たちへの優しい気持ちです。常々、父はもちろんそうですが、じい・ばあも本当に純粋な心を持つ、障害を持つ子供たちを『天使のようだ』と言っています。どの子供もかわいくて仕方ないのです。

そんなじいは今月75歳、ばあは72歳になります。

 

 

この子達に何をしてあげられるだろう、何かしてあげたい。。。父はこのところ、いつもそう考えているのです。

 

 

 次回は、2/22(日)23:00頃更新の予定です。宜しければまたお会いしましょう。

 

 ※今週は週中でひとりごとを更新する予定です。