元気日記(第147号:自傷vs袖へのこだわり)4/25(日)23:40更新

 

 

ただいま〜!!  タダイマー♪ヽ(^∇^*ノ =з=з

皆様ご無沙汰いたしておりました。この4/23金曜日に1週間のアメリカ出張を終え、無事日本に戻って参りました。

 

しかし驚いてしまいます。。。。何を驚いているかって?

それは、この『そよ風の手紙』へのアクセス数です。

確か私の記憶では、出国前はカウンターは45000より少なかったはず。。。

帰国後は48500を超え、ここ10日間で3500以上のアクセスを頂いたという事実。

これだけ多くの方々からご覧頂いているとは、なんともうれしい限りです。それも出張のため更新してないにも拘らず、凄く驚いています。

メールも何十通も入っており、順番に拝見させていただくつもりです。本当にありがとうございます。~♪ d(⌒o⌒)b♪~アリガトウゴザイマス

 

パンジー花壇ライン.bmp (10678 バイト)   パンジー花壇ライン.bmp (10678 バイト)

 

さてさて、私(父)はアメリカ出張中、日本を出発する前から風邪で体調を崩し、散々な状態でした。

渡米後も前半は、仕事の時以外は外出もできず、日本で出国前にもらった医者の薬を日々飲んで寝ている生活。

カルフォルニアの青く高い空の下、寝心地の悪いクッションの効いたホテルのベッドでラジオから流れる洋楽を聴きながら、「今頃りょうまは何をしているのかなぁ」なんて考えておりました。

 

しかし、その頃日本では、りょうま・じい・ばあも同じように風邪をひき、体調を崩していたとの事。

特に、りょうまに関しては一時40℃近くまで熱が上がり、数日間学校もお休み。

じい・ばあは一週間寝込み、食欲も無く寝込んでいた様子。

結局、家族4人とも場所はそれぞれ違いながらも寝込んでいたのです。。。(全く困ったものですネ)

 

パンジー花壇ライン.bmp (10678 バイト)   パンジー花壇ライン.bmp (10678 バイト)

 

帰国した翌日(4/24土曜日)には時差ボケも顧みず、りょうまを迎えに施設Bへ。

りょうまとの2週間ぶりの対面です。

りょうまは、パパが行くと嬉しそうな恥ずかしそうなそんな表情でした。(きっとパパも同じ表情だったかもね)

例の雄叫びも少なく、頬への自傷は少々あるもののきれいになっており、表情もなんて穏やかなんでしょう!!

 

施設Bのりょうま担当の職員さんから、この2週間の詳しい状態を聞き、本当にりょうまの成長が手に取るようにわかり嬉しくなってしまいました。

りょうまの施設Bにおける生活への慣れを考えると、この会えなかった2週間はかえって良い方向に作用したかもしれません。

「すっかりお兄ちゃんになったね!」と、キョトンとするりょうまに言ってしまいました。

親が思うほど子供はヤワじゃ無いんですね。。。えらいぞ、りょうま!

 

パンジー花壇ライン.bmp (10678 バイト)   パンジー花壇ライン.bmp (10678 バイト)

 

今のりょうまのこだわりは、手を長袖のシャツの腕の部分に隠してしまうこと。

ですので、いつでも長袖の袖の中に手があり、両袖がぶら〜んと垂れ下がった状態が安心するようで、一種のこだわりになっています。

こだわりはこんな状態です⇒DSCF0106.JPG (319481 バイト)

学校では金曜日半袖に挑戦。そうするとやはり、頬やあごに自傷が始まってしまいます。しまいには指サックまでしたようです・・。

そんな訳で最近は常にこの状態。

食事中もこの状態は続き、スプーンを使うときも長袖シャツの中にある手で、袖を手袋のようにしてスプーンをつかみ食べる始末。

家で何度やめさせようとしても、こだわりの強さはかなりなもので、根負けしてしまいます。

しかし、サポートハウスWでは、せんべいのかけらを拾うのになかなかこの状態では取れないため、ついに手が登場!

(おい、できるじゃないか!)本当に笑ってしまいます。

 

でも、このこだわりの反面、頬やあごへの自傷が減り、顔のキズはほとんどなくなってしまいました。

そう考えると、自傷vs袖へのこだわり。どちらが良いのか悪いのか?

いずれにせよ、一つ終わればまた一つ。これからも永遠に続く“こだわりバトル”なのです。タラー(-"-;A ...アセアセ

 

パンジー花壇ライン.bmp (10678 バイト)   パンジー花壇ライン.bmp (10678 バイト)

 

週末、雄叫びも少なく、ニコニコ顔がとても多いりょうま。そして熟睡のりょうまの寝顔。

その顔を見て、施設Bでの日々の生活がいかに安定しているか分かります。

施設Bにりょうまを送り、別れる際も彼なりに納得しているように、すんなりと別れられました。

りょうまが言葉で言わなくても、その姿から彼の気持ちが手に取るようにわかる父なのです。

 

 

 

我が家の庭にはつつじの花が毎年咲きます。今年もきれいに花が咲きました。

去年は月刊誌“みんなのねがい”に掲載される写真を、りょうま・じい・ばあ・父の4人でこの花の前で撮ったっけ。。

あれから1年経つんだ・・・。

今ではあの時の状態とは180度違う生活を家族それぞれが送っているけど、その時と全く変わらないのは家族への気持ちです。

 

DSCF0445.JPG (312920 バイト)

そよ風に揺れながら暖かい陽射しに照らされるつつじの花は、

今年もその優しい姿で小さな庭から家族を見守ってくれています。

 

 

 

 

 次回は、5/2(日)23:00頃更新の予定です。宜しければまたお会いしましょう。

(追伸。渡米前にセットしておいた、光とともに・・・第2回の録画に失敗し、悔やんでいる父なのであります。。。残念。。。)