週末の土曜日、台風22号が我が家の付近を直撃しました。
本当はこの日、養護学校主催のハイキングにそよ風親子は参加する予定でしたが、台風のため中止。
と、言うよりも・・・実は台風が来なくても、父はまたまた急遽仕事になってしまったため、どちらにしても参加できなかったのです。
夏休みにも同じ様に急遽仕事で、学校の父兄主催の親子レクに参加できなかったことを考えると、まだ自分の中ではある意味納得のゆく中止。
本当は、こんなことでいけないなぁと、思っているのですけどね・・・。(仕事もほどほどにしないとネ)
しかし、大きな台風でした。
父も夕方からは電話対応で大忙し。海の側の職場は、水が上がってきて冠水寸前。何とか直前で水はストップ。胸をなでおろしたのです。
家の側でも、近年見たことがないくらい道路は水浸し。雨風も尋常ではありません。
そんな訳で、まともな道では家にたどり着けないため、一通逆走や歩道を走ったりしてようやくたどり着いたのです。(*_ _)人ゴメンナサイ、オマワリサン。
りょうまは台風の中、施設Bではどう過ごしてたのでしょう??気になるところです。
りょうまを日曜日迎えに行くと、台風一過の施設Bは、通路に枝葉が散乱しており、昨日の台風のすさまじさを物語っておりました。
一方、りょうまは・・・、寮の中で得意の『うぇ〜!』の雄叫びを轟かせていました。(相変わらず元気な豆台風です。)
帰り道。このところ、りょうまとの車の中でのBGMと化している、佐野元春のNewアルバム「THE SUN」。
りょうまは毎回繰り返しこのアルバムを聴いているせいか、音楽が流れはじめると穏やかな表情になります。
そして時々気分が乗ってくると、曲にあわせて体を揺らします。(お前、元春の良さが分かるの??だとしたら嬉しいなぁ!!)
りょうまは小さい時から音に対しては、とても敏感な子でした。
遠くで犬が吠えては泣き、皿洗いの皿がぶつかる音で泣き、子供の声で泣き・・・。
その頃、親としては世の中にあるりょうまが嫌な音を全て無くしてしまいたいと思ったものです。
でも、今では『うぇ〜!』と、自分から発声するとは・・・。変わるもんです。(あの頃のりょうまが、今のりょうまの『うぇ〜!』聴いていたら間違いなく泣いてるゾ!)
そう考えると成長はゆっくりですが、確実に変わっていることは確か。
新たな問題はその都度発生するけど、2歩下がっても、時間をかけて3歩進めばいいじゃない!我が家はそんなスタンスです。
自閉症児の親は日々“何で?、何で?、何で?”の連続。でも、悩んでいたら体がいくつあっても持ちません。
子供たちは、ゆっくりだけど確実に成長していますよ。今日の悩みは、1年後には悩みでなくなっています、きっと。(先輩たちに怒られそうですが、私の経験から)
さてさて、音に敏感だったりょうま。その音に関係するリトミックに今週も参加してきました。
時々急にパニックを起こしますが、父としては慣れるまでできるだけ参加しようと思っています。
いつか雰囲気に慣れて、最初から最後までニコニコして楽しんでくれると信じているからね、りょうま。
体育の日は久しぶりのサポートハウスWへ。久しぶりのサポートハウスはとても賑やかです。
りょうまが行くと、久しぶりにKさんとご対面。ところが、りょうまはいきなりKさんの頭に裏拳を。。。。\(`o'") こら-っ、スミマセンKサン
一体どういうこと??りょうま!
サポートハウスでは料理のお手伝いをしたとのこと。とても良い表情だったそうです。
りょうまがとても良い表情でお手伝いしているところをカメラで パチリ。そのネガを頂いて現像。
今回その表情を日記に載せようと思いましたが、ネガには1枚も何も写っておらず、残念。。
最近は鼻歌やことばを発することも多いですが、サポートハウスでは『もっと!』とはっきり言ったそうです。
では、その『もっと!』はどんな場面で発せられたか???
どうやら、くすぐられて、『もっと!』と要求したらしい。実にりょうまらしい『もっと!』であるのでした。
9月から父は職場が遠くなり、片道1時間30分かけて通勤しています。この時間はとても貴重な時間、ということで本を読む機会が増えました。
お勧め本は、『グッドラック』(アレックス・ロビラ著)。そして『キッパリ!』(上大岡トメ著)。
この2冊は見た目まるっきり違う種類の本ですが、共通点があります。
本なんて読む暇ないと思っている人でも、この2冊は読みやすく1時間以内で読めちゃいます。そして読んだ後、何だかヤル気が起きてきます。
もし宜しければちょっと目を通してみては?きっとヤル気がおきてきますよ。
ちなみに、この2冊偶然にも今週のTUTAYAランキングのBOOK部門の1位と2位です。やっぱりね。
次回は、10/17 (日)23:00頃(目標で)更新の予定です。宜しければまたお会いしましょう。