１０／２３の土曜日、夕方の６時前。新潟県中越地方に震度６強の地震が起こりました。
その後、震度６を越える余震が更に数回。発生後、のべ数百回の体感地震がいまでも続いているようです。
この度の地震により被害を受けられた皆様方に、心よりお見舞い申し上げますとともに、ご健康と一日も早い復旧をお祈り申し上げます。
実は『そよ風の手紙』をいつもご覧頂いている方々の中にも、新潟県在住の方がいらっしゃいます。
その方々に安否のメールを入れさせていただきましたが、ほとんどの方が、被害は少なくて済んだ様子。少しだけほっとしております。
一方、じい・ばあ共に実家は長岡市。多くの親類が住んでおりますが、こちらの被害はやはりあったようで、連絡もなかなかつかずバタバタしております。
今回の地震は、ここ関東南部でも、りょうまとの食事中に、震度４の大きな揺れを感じました。
震度４でこれだけ揺れるのだから、震度６はきっと凄かったことでしょう。
被災地の方々の恐怖と不安を考えると、ここで何を言っても口先だけのものになってしまいそうで、私自身、これ以上多くは語れません。
私ができるのは、唯一このＨＰ『そよ風の手紙』から、今週もいつものように元気日記を発信することです。
微力な、一ウェブマスターですが、今週も関東南部の空から日記を発信させていただきます。
大型の台風２３号が過ぎ去った先週木曜日。りょうまの通うＤ養護学校では、授業参観があり、行って来ました。
私（父）は、この参観には、仕事でだろうが何だろうが、どうしても行きたかったのです。
ご存知のように、りょうまは、この４月からＴ養護学校からＤ養護学校に転校しました。
Ｔ時代には何度も授業参観を見に行きましたが、Ｄになってからは２度目の参観です。
１度目の時はまだ新しい環境に慣れていない春だったため、落ち着かないりょうまでした。
あれから半年。現在のりょうまはどんな感じなのか？実際にこの目で見て見たかったのです。
教室に着くとりょうまは、父に気付いて、気になるのか何度も何度も父の方に寄って来てしまいます。（オイオイ、嬉しいんだけど、今は頑張れ！）
最初に先生との個別学習を見ました。型嵌めやビー玉落しなど、順調にこなしました。
先生によると、りょうまはいつもの３倍速で終わらせたとのこと。（もしかして、パパに頑張る姿を見せてくれたの？）
先生が布で作ってくれた父の顔の福笑い。さて、先生から渡された目の部分を、りょうまはちゃんと貼れるのか！？
・・・・・・見事にその目は、口の真横に着けてくれました・・・。ミ(ﾉ;_ _)ﾉ =3 ﾄﾞﾃｯ。。。お前にはそう見えてるのか？
順調に個別課題が終わったため、りょうまは先生と父の手を引き校内を散歩です。
りょうまはグイグイと手を引き、ついには校舎から外へ・・・。
なんと、父が乗ってきたファンカーゴの横で止まったのです。何でここに車があるのが分かったのか？？？予知能力？？？
車に乗りたがるりょうまと、何とか校内に戻りました。
次の授業は体育。りょうまは、やはり父の方に寄って来てしまいます。でもしっかり、筒状のながーいトンネルをくぐれたのには、ビックリでした。
Ｔ養護学校の時もそうでしたが、授業参観に来て、先生方の熱心さにいつも感動してしまいます。
りょうまは、いつも恵まれているなぁ。。有難いなぁ。。と、つくづく感じてしまうのです。
さてさて、先週に引き続き、りょうまはとても言葉が出ます。
それは、単なるおうむ返しでなく、かなり場面に合った言葉です。ほんとうに驚きっぱなしの週末でした。
まずは、日曜朝、父の横で寝ていた、りょうまがムクッと起き上がり、父の手を引き、「おなかがすいた！」と発言。(◎_◎;) ｽｺﾞｲ!!
ビックリして、眠たかった目がパッチリとなってしまいました。
続いて、先週同様早朝からまたデイバックを持ってきて、今回は「したくして！」でなくニューバージョン「おきがえして！」を連発。(◎_◎;) ｽｺﾞｲpart2!!
インフルエンザの予防接種を父が受けるため、診療所までの2ｋｍほどの道のりを早朝散歩したのです。
その後も、何度となく、家にいるときに、外へ出たくなると「したくして！」と「おきがえして！」を連発。(◎_◎;) ｽｺﾞｲpart3!!
おいおい、また「おきがえして」か？このアウトドアな小僧に、休む間もなく、この要求に応えてしまう父なのであります。
これはひとりごとで、言った言葉ですが、「パパきたよ！」と、急に言いました。きっと、お迎えに行った時、施設の職員の方が言っている言葉なのかな？
たとえひとりごとでも、“パパ”と、言ってくれたのは生まれて初めてかも知れません。。。。(ﾟｰÅ) ｳﾙｳﾙ
日曜日、施設Ｂの方々のお誘いで、横浜の大桟橋から「はまどり」という船に乗れる企画があり参加してきました。
やっぱり、りょうまは船と海が好きでした。
船を見ると、待ちきれずにグイグイ父を引っ張ってゆきます。
少し待って、ようやく乗ることができると、一番上のデッキへ直行。
りょうまは、横浜港の海風を受けながら、遠くの海を眺めていました。（何か海を眺める横顔は坂本龍馬みたいだったぞ！）
客室に行こうと促しても、頑として動かないりょうま。
よっぽど気に入ったな。。。
そして、その場でクルーズを満喫したのです。
１時間のクル−ズは、りょうまにとってもあっという間だったのでしょう。
好きなのは分かっていたけど、こんなに好きだとは････。
よっぽど楽しかったんだね！
また、船に乗ろうね、りょうま。
りょうまとの２度と来ない一瞬一瞬の時間を、これからも大切にしたいと思う父なのであります。
次回は、10／31 (日)２３:００頃（目標で）更新の予定です。宜しければまたお会いしましょう。
