元気日記(第186号:まだまだ負けないぞ) 1/23(日) 27:30更新
(おーい、起きろ!、寝るなー!)
ここは雪山なのか?眠ってしまった頬っぺたを、パシパシ叩かれています。
一体、ここはどこ?・・・・・・
なんて思っている時に、(ん???さむ〜っ!)現実の世界へ引き戻されました。
どうやら、私(父)は、ウトウトしてパソコンの前で夢を見ていたようです。
う〜ん、やっぱり人は寒くなると眠たくなるんですね・・・。
さて、気合を入れて、日記を書くぞぉ〜!
さて、さて、いよいよ本格的に3学期が始まり、りょうまもようやく通常の生活に戻りつつあります。
とは言うものの、やはり慣れるまでに時間がかかるのも、りょうまの特長。
いつもながら学校では、まだちょっと安定していない様子です。
今週あたりから、そろそろ通常の生活に慣れはじめる頃でしょうか。
最近のりょうまは色々な言葉が出てきた分、自己主張も強く出てきています。
学校や施設Bでもきっと自己主張を前面に出していることでしょう・・・きっと。
週末のりょうまは、やっぱりいつも以上に、自己主張が出てきております。
自己主張はこのところ言葉となって飛び出します。
いつもながらに、
お腹が空けば「ごはんまだ?」
おやつが食べたいと「おかし、たべよっかなぁ〜」
お出かけしたいと「おきがえして!」
という具合に、得意気に言葉で伝えてくれます。
でも、大体が常にこの3つの主張のみ。
りょうまの3大主張は、休む暇もなく父に襲いかかってきます。(おーい、りょうま!ちょっとくらいは、休憩しなさい!!)アハハハハ "o( ̄▽ ̄メ )。
一方、彼の現在の一番の課題である「トイレ」に関しては、全く教えてくれません。
いつもながら「トイレ」には間に合わないものの、トイレの写真カードを見せると、そのカードをしっかり持ってトイレには向かいます。
(一応、理解?は、しているんだね、りょうま。でも、教えてね・・・)
冬の公園。
父もりょうまも大好きです。
寒くて、頬を冷たい空気が擦り抜けますが、こんなに空いていて貸し切り状態に近い冬の公園は、そよ風親子にはまさにパラダイス。
りょうまも心成しかニコニコしています。
土の上を歩くのは、とても気持ちいいです。
落ち葉のじゅうたんや土のにおい。やはり、ヤミツキになります。
でもそんな、公園でも、たまに予想もしないことが起こるんですね・・・。
土曜日、県立の公園をいつものように散歩していると、前方に工事中の看板。
いつもの散歩コースが工事のため通行止めの様です。
そんなこと、りょうまが理解できるわけもなく・・・。何で行けないの?のりょうまの「うぇ〜!」の雄叫びが公園を轟きます。
なかなか理解できない、“こだわりりょうま”に、父は何とか分かってもらおうと説明します。
「りょうま、この先行けません。今日は戻ります。」
理解できないりょうまに、何とか理解させたい・・・。身振り手振りも交え、ようやく理解してくれました。
そして、帰ろうとしたとき、怪しい香りが・・・。「あらら、やっちゃったのね〜!」(^▽^;)ハハハ
トイレに直行したくてもトイレまでは、かなりの距離。
りょうまのズボンを重力で落ちないように押さえながら、ようやくたどり着いた目的地。
その中で父と子のバトルがあった事は言うまでもありません・・・。\(`o'") こら-っ、ウゴキマワルナ〜!
最近のりょうまのお気に入りは、「ペンギン」。
今回も、ペンギンを見に行きました。
泳ぐペンギンを“じ〜ぃ”と見るりょうま。その表情は興味津々。
見ること、30分。まだ、見ていたい様子。1時間経過。まだ、見ていたい様子。。。。
“さむ〜ッ!りょうま、そろそろ帰ろうよ!”と、りょうまに促してもまだ見ていたいのか動かない。
ちょっと引っ張ってみると、動きません。
りょうまの手は、ペンギンの柵をがっちり掴んで離しません。
ようやく手を外して、他の動物を見ていると「ペンちゃん見るの・・・」
「そうか!そこまで見たいのか・・・」と驚く私(父)。
もう一度ペンギンのところに戻ったのです。が、・・・。また同じ状態に。。。
さすがにこの寒さに風邪をひくかもしれないので、帰ることを聞き入れないりょうまを、ちょっと強引に引き離し帰路に。
りょうまは納得がいかず、久しぶりの大パニックに!
公園中の人全員が振り返るくらいのパニック状態。大泣き、自傷、頭突き、などなど収まりません。
(久々に来たな〜・・・)
でも、パニックなどパパは全然怖くないよ!収まりきれないりょうまの背中をトントンと叩いて、落ち着かせます。
いくらやっても、全然落ち着かず。父はちょっと違うことを試してみました。(今のりょうまなら大丈夫かも・・・)
りょうまから少し距離をおいて、りょうまが落ち着くまで見ています。
りょうまは泣き叫び、行ったり来たり走り回ります。そんな状態で待つこと10分。ようやくりょうまの表情が落ち着き始めました。
その状態で父は少しずつりょうまとの距離を離してゆきます。
すると、りょうまは父に近づいてきました。また更に距離を離します。また近づいてきます。
そうしているうちに、自然な距離になり、りょうまも落ち着いて、最後には笑顔まで見せました。
父はそっとりょうまの肩に手を置き、「今度また来ようね!」と言いました。
以前であればこんなことをすれば、パニック状態でそのままどこかに行ってしまい、危険だったりょうま。
やっぱり、成長していたんだね。
「暖かくなったら2時間でも3時間でもペンちゃんに付き合うよ!」
大好きなプリンを目の前に、スモックの中にこだわりで手を隠すりょうま⇒ それじゃ食べられないだろ!!ヾ(-_-;) オイオイ
父がトイレでいないときに、“ヒロシ、ヒロシ!(父の実名)”と、じい・ばあに言い探していたりょうま。
\(`o'") こら-っ“パパ”と呼びなさい!でも、いつの間に覚えた?
そんな“ヒロシ”も今日から大台です。でも、まだまだりょうまには負けないぞ!
次回は、1/30(日)23:00頃更新の予定です。宜しければまたお会いしましょう。