元気日記(第192号:じーちゃん、ばーちゃん!)  3/6(日) 26:20更新

 

ヘッ、クシュン :゙;`;:゙;`;・o(ロ≦〃) クシュン!!

花粉の飛ぶ季節、皆さんはどうお過ごしですか?ここ神奈川県北部地方でも花粉が徐々に飛び始めております。

じいも、私(父)も、花粉症で、これからの季節は目も鼻も最悪な状態になります。ばあはどうやら大丈夫そう。

ところで、りょうまは花粉症かと言えば??

はっきりとしてないんですよね、これが・・・。でも、過去に確か、少し兆候があった年もあり、今年はなる可能性が大。

そんなところは似なくて良いのに・・・。困ったもんです。。

花粉如きに負ける男では無いりょうま。

大丈夫、君の“ファンカーゴ乗って!、おきがえして!”には、マスクにティッシュをしっかり持って付き合うよ!

これも春の風物詩。逆に楽しまなくっちゃね。

かかって来い!スギ花粉!   ( ̄ii ̄)ズルズル (>人<) チーン!!

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そんな花粉の飛ぶ3月。関東地方では先週の金曜日に雪が降りました。

学校ではその雪を利用して、ソリ遊びをしたそうです。

先生に誘われてもなかなか抵抗して滑らなかったりょうま。でも、1回滑ると・・・。

その楽しみを覚えてしまったのか、ニコニコの笑顔で積極的に滑りたがっていた様子。

へえ〜!そんなにソリが好きなんだ〜・・・!

その出来事に、“来年はスキー場に行こう”と考えてしまった、(りょうまの笑顔=連れて行きたいと考えた)短絡的な父なのであります。

 

懇談会で担任の先生に学校でのりょうまの様子をビデオで見せてもらいました。

サッカーボールを上手にトラップ、パスをするりょうま。(すっ、凄い!)

以前、父とボールパスをしたことはあったが、上手いじゃないか!いつの間に練習を積んだ???

まさか、サポとして行った等々力(フロンターレの試合)で覚えたか?(そんな訳無いよね・・・)

でも、もっと驚いたこと。りょうまが(もっと遊ぼうよ!)という感じで、クラスの友達の手を引っ張っている場面。

コミュニケーションの苦手な自閉症の子。今まで大人とのコミュニケーションは取ろうとしていたりょうまも、子供同士ではなかなか出来なかったのに・・。

嬉しいね〜。ほんの一瞬の場面でしたが、父はニンマリしてしまいました。

遊びの時間に、りょうまの好きな“ジンギスカン”の曲を取り入れてもらったり、本当に有難いなぁと思います。

駅まで歩く校外学習では、大地に根付く“イワイワ星人”になって、先生を困らせた様子。父はいつも体験済みなので、そのイワイワぶりの凄さを知っています。

先生、申し訳ございません。ヤツはすり抜け上手の“タコタコ星人”にも時々変身しますので、その時はまたお願いします。(_ _;)mスミマセン

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施設Bでは、週末私(父)が迎えに行く前に、りょうまはこう言ったようです。

朝一に、「ヒロシ来るの?」ヾ(- -;)オイオイそれから暫くして、「パパ来るの?」(^ー^* )フフその後、「お父さん来るの?」(◎_◎;)ビックリ

という事は・・・(ヒロシ=パパ=お父さん)が、彼の中では皆同一人物で理解されているということ!?

ますます広がるボキャブラリーに、驚く日々です。

 

週末は、大倉山というところにある梅園を観に行きました。この辺りではちょっとだけ有名な場所です。

りょうまと一緒に花が見られるなんて・・・。超多動の頃のりょうまだったら無理だった場所も、今ではお散歩コースに入れられる幸せを感じてます。

でも、りょうま!このところパパとお散歩すると、いつも“大きい方”を催してしまうのは偶然?

歩くと刺激されるのかなぁ?それとも、もしかしてこだわり?

土日ともに散歩中に座り込んでしまう“イワイワ星人りょうま”と共に、トイレに直行した週末です。

「りょうま、トイレでだよ、トイレ!分かった?」

いつも障害者用トイレで、りょうまのお尻を拭きながら、繰り返しりょうまに教えている父なのであります。

 

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梅の花が綺麗だね〜、りょうま。

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日曜の夜、りょうまとのお別れの時間です。

りょうまは、こう言いました。「B帰るか?」(※Bとは施設Bの名称です)

ちゃんと帰ることが分かっているんだね・・・。そのけなげさに、父も胸が苦しくなりました。

と、同時にたくましくなったりょうまに、言いました。「そうだね。Bさんに帰ろうね。」

彼をしっかりと抱きしめると、ファンカーゴで出発しました。

帰りの車の中では、FMラジオから夏川りみが歌う曲が流れています。

何だか切なく心に響く音楽です。

 

暫くすると、りょうまは、目に涙を溜めて、泣きべそをかきながら言ったのです。

 

「じーちゃん、ばーちゃん!」

何度も、何度も。

「じーちゃん、ばーちゃん!」って。

 

そうか、りょうま。じーちゃん、ばあちゃんのところに本当はもう少しいたかったんだね。。。

 

切ない時間は、きっと将来、そよ風親子を成長させてくれる時間に違いありません。

 

りょうま、いつだってパパもじいちゃんもばあちゃんもお前のことを想っているよ。

 

施設Bで、先ほどの姿が嘘のように、しっかりとパパにお別れできたりょうまに、真の意味での成長を見た気がしました。

 

りょうま、お前の姿を見ていると、パパはへこたれてられないよ!

 

パパも頑張るからな!

 

 

 

 次回は、3/13(日)23:00頃更新の予定です。宜しければまたお会いしましょう。