元気日記(第215号:危険な香り)8/14(日)24:20更新

 

真夏です!

日中の暑さどうにかならないのかなぁ〜!アツ〜イ(; ̄□ ̄A アセアセ

りょうまの風邪は、治ったと思ったら週末まで引き続いていたようで・・・。

今回は、「暑い夏=海」という短絡的思考回路のそよ風親子も、さすがに海を避けました。

残〜念!このままでは、どんどん夏が過ぎ去ってしまうよ。。。来週こそは、体を治して海に行こうね、りょうま!

そんな訳で、日中の暑さを避けるために、家で静かにしていようか・・・・?何てことがりょうまに通用するわけもありません。

週末もいつものように「ファンカーゴ乗って!ファンカーゴ乗って!」の雨アラレ。

でも、こう暑くっちゃ、何処に行こうか?炎天下の公園に行くわけにはいかないし・・・。

と言うことで、色々調べて「良さそうだ!」と思ったスポットを都内に発見。そこに行くことにしました。

このスポットのレポートは「お出かけレポート」で、月曜日に更新いたします。

 

あさがおライン2.bmp (10278 バイト)

 

さてさて、我が家から車で空いていれば1時間ちょっとで到着するそのスポット。しかし、お盆期間中のためか、道路は渋滞。

ちょっとした長旅になってしまいました。

そして、そのスポットからの帰り道も渋滞。。。

りょうまは、後ろの座席から、喉が渇いたときの言葉「ぶーちゃん飲むか!」を連呼します。

父も、信号が赤で止まるたびに、りょうまにペットボトルを渡し、飲ませます。

何度もそんなことを繰り返しているうちに、ペットボトルの飲み物を、りょうまは大量にこぼしてしまいました。

半ズボンはびっしょり、シートまでびっしょりです。w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!ダイジョウブカ?リョウマ!

道路は渋滞。路肩に止めるスペースも無く、「りょうま、ちょっと我慢してね、ちょっと待ってね。」

とは言ったものの、当然気持ち悪いりょうまの気持ちも分かるので、早く渋滞が解消するタイミングを計っていました。

1分もしないうちに、りょうまはズボンが気になりモゾモゾと始めました。

そして、赤信号振り向くとりょうまがズボンとパンツを脱ぎ始めています。\(゚o゚*)チョイトオマチ!!

これだけなら「まー気持ち悪いし、しょうがないか・・・」で済む話だったのですが・・・・。

とても危険な香りが・・・・。(゚〇゚;)なぬ???

父の目に飛び込んできたのは、パンツとお尻につく、怪しい物体。\(`o'") こら-っ、りょうま!

父はタイミングよく?さしかかった交差点を即時に曲がり脇道に入りました。そして車を止め、振り返ると、脱ぎ捨てられたズボンが・・・でも、りょうまがいません???

りょうま!何処へ行った?

と、りょうま最後尾の荷物のスペースに隠れています。\(`o'") こら-っ、りょうま!こっちへ来い!

何とかりょうまの手を引っ張り上げ、りょうまに「りょうま!ウンチはトイレでしょ!バツ(×)!」と言いました。

すると、ちょっとは分かったのか、おとなしくなり、父の言うとおり、お尻を拭かせてくれました。

でも、ファンカーゴの中はところどころ、りょうまの動いた場所に痕跡が・・・。

とりあえず、りょうまを着替えさせた後、席に座らせ、それらのふき取り作業を行ないました。

炎天下の陽射しの下、怪しい香りはファンカーゴの中で充満しています。(・_・)ヾ(^o^;) オイオイ、コレカラキヲツケロヨ!

家路までの1時間ほどの道のりを、お腹が空き「ポテト!ポテト!」と言うりょうまに、「お家に帰ったらね!」と、答えながら運転していた父なのです。

(りょうま、この手じゃポテト買っても手渡せないよ・・・・、家に帰って新鮮な空気の中で食べようね・・・。( ̄m ̄*)プッ

 

あさがおライン2.bmp (10278 バイト)

 

嬉しいねえ、下の絵は施設Bの、りょうまより年上のお兄さんが、先月の誕生日の時に描いてくれたもののようです。

何か、じ〜んと来ちゃいます。。。とても素敵な絵です。良かったね、りょうま!

aimg_1622.jpg (122655 バイト)

一生懸命描いてくれたんだね、ありがとう。。

 

あさがおライン2.bmp (10278 バイト)

 

生きていると、辛いこと、悲しいこと、たくさんあります。山ほどあります。

私は、苦しみの中にいる人には「頑張って!」とは言いたくありません。

だって、十分頑張っているのだから・・・、これ以上どう頑張れば良いのでしょう。。。

とは言っても、現実は頑張らなければいけない・・・。でも、頑張りすぎないで欲しいのです。

時には周りにある社会資源は有効に使って欲しい。それは、決して悪いことではありません。

自分を責めないでください。自分を追い込まないでください。

もし、ダメになりそうになったら、必ず身近な人にSOSを出してください。

私からもお願いです。

 

ブログにも書きましたが、心に響く詩なのでこちらにもう一度掲載させていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

「天国の特別な子ども」

 Edna Massimilla (大江祐子訳)

 

 

会議が開かれました。

地球からはるか遠くで

“また次の赤ちゃん誕生の時間ですよ”

天においでになる神様に向かって 天使たちは言いました。

“この子は特別の赤ちゃんで たくさんの愛情が必要でしょう。

この子の成長は とてもゆっくりに見えるかもしれません。

もしかして 一人前になれないかもしれません。

だから この子は下界で会う人々に

とくに気をつけてもらわなければならないのです。

もしかして この子の思うことは

なかなか分かってもらえないかもしれません。

何をやっても うまくいかないかもしれません。

ですから私たちは この子がどこに生まれるか

注意深く選ばなければならないのです。

この子の生涯が しあわせなものとなるように

どうぞ神様 この子のためにすばらしい両親をさがしてあげてください。

神様のために特別な任務をひきうけてくれるような両親を。

その二人は すぐには気がつかないかもしれません。

彼ら二人が自分たちに求められている特別な役割を。

けれども 天から授けられたこの子によって

ますます強い信仰を より豊かな愛をいだくようになることでしょう。

やがて二人は 自分たちに与えられた特別の

神の思し召しをさとるようになるでしょう。

神からおくられたこの子を育てることによって。

柔和でおだやかな二人の尊い授かりものこそ

天から授かった特別な子どもなのです”


................................................. 

JDS日本ダウン症協会
「この子とともに強く明るく」掲載
(アメリカ・ペンシルベニア州 ハートボロ 私書箱21号 This Is Our Life Publications より許可を得ております)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 次回は、8/21(日)深夜更新の予定です。宜しければまたお会いしましょう。