元気日記(第219号:数十秒の感動)9/19(祝)翌早朝更新

 

9月18日、日曜日。とても天気が良かったこの日。空は青く晴れ渡り快晴です。

今日はりょうまの運動会。

私(父)は、この日をとても楽しみにしていました。

実はりょうまの運動会は、2年ぶりなのです。

りょうまの通うD養護学校では、1年毎に学習発表会と運動会が交互に行なわれます。

そんな訳で今年は、運動会の年。

りょうまの学校での姿、特に運動する姿を見ることができるチャンスは、高学年になってから今回が初めてなのです。

小学部低学年時代のT養護学校時代は、運動会が毎年行なわれていたので、その時の姿は目に焼きついています。

運動会では(それ以外でもか・・・)常にマイペースのりょうま。

さて、今回はどんな姿を見せてくれるのかな???(楽しみ〜!!!)

りょうまの出場するのは、2種目。徒競走と演技です。

 

今回は、この徒競走のりょうまの姿を日記に書きたいと思います。

 

太陽ライン.bmp (9438 バイト)

 

さてさて、りょうまの出場する徒競走「ゴールテープは、ぼくがきる!」

この競技は、5・6年生混合で一緒に走ります。

本部席とちょうど反対側にあるスタートライン。りょうまは3番目の組のスタートです。

私(父)は、養護学校の運動会が大好きです。

りょうまの姿だけでなく、一生懸命に走ったり演技をしたりする子どもたちのその姿。

どの子どもたちも、とても可愛く、感動してしまいます。

そして一生懸命それをサポートしてくれる、先生方の姿にもいつも感動します。

1組目、2組目の子どもたちの走る姿を見ていただけで胸がいっぱいになりました。

さて、自分が走る番までの間、遠くには順番待ちのりょうまが見えます。

りょうまは、皆が座って待つ中、すぐにヒョコッと立ってしまうので、いつもその姿を確認できるのです。

 

QUEENの“DON’T STOP ME NOW”の軽快なBGMが流れる中。

いよいよ、りょうまのいる3組目のスタートです。

りょうまの名前が呼ばれた時、それだけでなんだかこちらの方がドキドキしてしまいました。

このコースは、ちょうどグランドを半周ちょっとするコース。

本部席と反対にあるスタートラインからぐるっと周って、本部前の直線を抜けゴールするというコースです。

遠くにスタートラインにりょうまが並んでいます。

いよいよスタート。

よーい、ドン「ピー!!」。笛の音。

 

赤い帽子の子が、スタートと同時に勢い良く集団から抜け出しました。\(゚∇゚*)レ≡≡≡ピューッ!

「ん?・・・・まさか、もしかして、りょうま???」

よく見ると、な・何と、りょうまです。

予想もしなかった展開に、父もビックリ!!!w( ̄▽ ̄;)wオオッ!!

サポートの先生もビックリしたのか?りょうまのかける姿に追いついていません。

 

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え〜っ!!!りょうまが抜け出した???

 

その後も第1コーナーを抜け、第2コーナー付近までぶっちぎりのりょうま!

こんな姿、父から追いかけっこで逃げまくるりょうま以外で見たことが無い・・・(◎_◎;)コレ、 ホントナノ??

 

でもここからがりょうまの本領発揮。

第2コーナーに差し掛かる手前で、ニコニコしながらくるっと1回転。(◎_◎;)ヨユウナノ?

そして、またもう1回転。

明らかに減速・・・。そうしている間に白い帽子の子に追い抜かれるりょうま。。。

 

そして、直線コースに入らずに、そのまま客席の方へ。

先生に軌道修正してもらい、シャツの中にクルクル腕を巻きつけながら、ゆっくりと歩いてゴールの方へ。(表情はニコニコ。)

ゆっくりと、ゆっくりと、先生が「りょうま〜!」と呼ぶ方へ歩いて行きます。

そして、ついにゴ〜〜〜ル!!!

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やったー、りょうま。頑張ったね ^^

 

でも、ゴールした瞬間、りょうまはくるっと後ろを向きダッシュ!!(◎_◎;)オイオイ!!!

 

最後まで見ごたえのある、走りを見せてくれたりょうまなのでした。

 

太陽ライン.bmp (9438 バイト)

 

僅か数十秒だったけれど、パパには忘れられないシーンとして、これからもずっとずっと残ってゆくよ。

パパ、気がついたら、暑くて目尻にちょっと汗かいちゃったよ。。。

 

感動をありがとう・・・。

 

 

 

 

上記の様子(写真)は「父のひとりごと:273号」でUPしました。宜しければごらんくださいね。

 

 

 

 

 

 次回は、9/25(日)深夜更新の予定です。宜しければまたお会いしましょう。

                               

 

※ 多くの皆様からメールを頂きながら、なかなかお返事ができない状態で、申し訳ございません。

  メールは、一通一通、私(りょうまの父)がしっかりと、目を通させていただいておりますよ。

  皆さん、本当にありがとうございます。