元気日記(第224号:え〜っ、歯が無い!!!)10/23(日)翌早朝更新

 

 

「おやすぅみなさいぃ〜!」

 

土曜の夜、夕食を終え満腹になったりょうまは、いつものように独特の言い回しで、一生懸命私(父)にもう寝たい気持ちを訴えています。

時間は、まだ夕方6時。今寝てしまうと、明日の夜明け前の早起きは確実な時間です。

そんな訳で、父はりょうまに、「“おやすみなさい”は、まだだよ!」と教えます。

一度は納得したのか、しばらくの間、部屋の中を行ったり来たり・・・。

でも、また父の前に来て、

 

再び「おやすぅみなさいぃ〜!」

 

父はまたりょうまに、「“おやすみなさい”は、8時です、今は6時です、まだ寝ません。」と教えます。

今度は、りょうまは引き下がりません。

 

「はぁ(歯)みがいて〜!」

 

またまた、独特の言い回しのりょうまの言葉。(こいつ、新しい言葉で攻めてきたなぁ〜!)ヾ(^o^;)

この言葉に一瞬重い腰が上がりそうになりましたが、ここは我慢。

ここで屈すると、明日の朝4時頃から“早朝なっとう小僧”が出現する可能性があるのです。

 

するとりょうまは、

 

「寝る、時間だよぅ〜!」

 

また“ど新規”の言葉。

まるで「たけや〜さおだけぇ〜!」のさおだけ屋の掛け声の音階そのもの。(゚m゚*)ププッ

 

これには、さすがに参り、父の重い腰も一気に上がってしまったのです。

「分かったよ、そこまで何とか伝えようとしているのね・・・。その一生懸命さに免じて、ちょっと早いけれど寝よう!」

という訳で、時計の針は夕方6時でしたが、りょうまと寝ることに・・・。

しか〜し、結局小僧は6時から9時半まで布団のある場所でキャハハ状態。ヽ(_ _ヽ)ドテッ!!(結局同じじゃんか!)

 

でも、この時間ならそこそこ遅い時間まで寝ていてくれるだろう・・・・なんて思ったら大間違い。

翌朝6時から、しっかり“早朝なっとう小僧”は出現したのです。ヽ(_ _ヽ)ドテッ!!(結局そうなるのね・・・)

 

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りょうまはまだ、自分ひとりで歯を磨くことができません。

そんな訳で、家での歯磨きは父がサポートして歯磨きをしています。

 

そんな訳でいつものように歯磨きをしていたら、???あれ????

目の錯覚か?(・_ゞ) ゴシゴシ

左側真ん中かちょっとずれた下の歯が、一本無くなっています( ̄□ ̄;)!!ガーン

一体いつ・・・?全然気付かなかった・・・。

この頃シャツを噛んでばかりいるから、何かの拍子に抜けてしまったのかな?いろいろなことを想像してしまいます。

 

りょうまが家の中にいた場所をくまなく捜しても、結局抜けた歯は見つからず。

りょうまがこれからどうやって抜けた部分を治療するのかな?差し歯にできるのかな?とか、抜けた両サイドの歯も同じように抜けちゃうのではないか?などなど。

そんなことを考えると気分はちょっとだけブルーに。

特にじい・ばあは、孫が歯の治療で苦しむりょうまを想像して、ショックを受けていました。

それとは裏腹に、歯が抜けたりょうまは、そんなこと関係ないように満面の笑みを浮かべます。

りょうま!そんな表情をすると余計辛いじゃないか・・・。

 

日曜日、施設Bに到着後、看護婦さんに今後の歯の治療はどんな感じになるのか相談しました。

りょうまの歯が抜けた部分を見る、看護婦さん。

すると、看護婦さんがひと言。

「お父さん、次の歯が見えてますよ!抜けたのは乳歯ですね。」

 

(えっ?にゅっ、乳歯!?)その言葉に、父の不安も一挙に吹っ飛んだのです!

このくらい(11歳)の子でも、まだ乳歯ってあるのですか?

看護婦さんはあっさりと、「ありますよ〜!」とのこと。

(え〜っ、まだあるんだ〜!)全くの新米の父ぶり、すっかり父親している自分に、苦笑いです。。。でもヨカッタ。。。C=(^◇^ ; ホッ!

 

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看護婦さんが、「りょうまく〜ん、いつ歯が抜けたのよ〜。看護婦さんに教えてよ〜。」とりょうまに聞くと、

大きいまんまるの目で、ニッコリ微笑返しをする、りょうまなのでした。

 

りょうま、あんまり心配させるなよ・・・。その前にパパは知らな過ぎだよね、ごめん・・・。ヾ(_ _*)ハンセイ・

 

 

 次回は、10/30(日)深夜更新の予定です。宜しければまたお会いしましょう。

                               

 

 

※ 多くの皆様からメールを頂きながら、なかなかお返事ができない状態で、申し訳ございません。

  メールは、一通一通、私(りょうまの父)がしっかりと、目を通させていただいておりますよ。

  皆さん、本当にありがとうございます。