元気日記(第228号:ゴールテープに一歩づつ)11/20(日)翌早朝更新
りょうま。よく頑張ったね。
パパは感動したよ。きみを誇りに思うよ。
スタート時点から、最初から、みんなと一緒にゴールできないことは分かっていたし、
皆と一緒にゴールすることは僕らにとっては、とても難しいことも分かっていた。
でも遅くても良いんだ。ゆっくりで良いんだ。パパと一緒に最後まで走りぬこう。
僕らにとってのゴールは、とても遠いかもしれない。
でもパパは、そのゴールまで早くたどり着くことが目的じゃないと思っているんだ。
僕らの目的は、1キロ先にあるゴールテープをゆっくりで良いから切ること。
僕らにとってはとても遠いゴールだけど、少しづつ、少しづつ、近づけば良い。
そうすれば、必ずゴールにたどり着けるはずだ。
明らかに、集団から離された僕ら親子が走る姿を見て、無理して走ること無いのに・・・とか、
何で?と思う人がいたかもしれない。
でも、僕らもみんなと同じ社会に住んで、生きているんだ。
僕らもあなた達と同じ、この社会の一員なんだ。
普段はその姿は、目立たないかもしれない。全く接触のない人もいるかもしれない。
社会には様々な人が暮らしていることを分かって欲しい。
だから、堂々と行けば良い。みんなと一緒である必要なんて無いんだ。
たとえ、世間で言う“ビリッケツ”でもちっとも恥ずかしくなんか無いのさ。
他の親子ペアの誰もがゴールしたあと、大きく離れてりょうまと一緒にグランドにたどり着いた。
がんばれ!りょうま!1・2・1・2!
一生懸命一歩ずつ前に進んでゆくりょうま。
嬉しかったのは、僕らだけしか走らない最後のグランドで、「がんばれ!」「がんばって!」のスタッフや沿道の方々の温かい声援だ。
本当に嬉しかった。
走りながらグッと来ちゃったよ。
ゴール後にりょうまに、“よくがんばったね”と握手してくれた、トランポリンの中田大輔選手。ガンバレの声をかけてくれたスタッフの方々。
本当にありがとうございました。
ゴールまでの沿道での声援も含めて、「まだまだこの社会も捨てたもんじゃないな・・・」なんて思いました。。
りょうま、えらいぞ!
よく頑張ったね。
パパはきみのがんばりに100点満点をあげるよ。
これからもゆっくり歩いてゆこう。
きみのゴールは遥か遠くても、これからもパパはサポートするよ。
地域社会の皆さんにも見守られながら。。。
次回は、11/27(日)深夜更新の予定です。宜しければまたお会いしましょう。
※ 多くの皆様からメールを頂きながら、なかなかお返事ができない状態で、申し訳ございません。
メールは、一通一通、私(りょうまの父)がしっかりと、目を通させていただいておりますよ。
皆さん、本当にありがとうございます。