元気日記(第240号:心の安定) 2/12(日) 翌早朝更新
今日は2月12日。
気がつけば、バレンタインデーなる日が近いのですよね。
でも、あまり関係ない日なので、ついつい忘れてしまいがちなのですが、そんな中、実は今日りょうまは、チョコレートをもらったんですよ!
相手は、リトミックで一緒のYちゃん。(昨年来、何度か元気日記に登場している5歳の女の子です)
チョコレートとステキな絵までもらいました。(りょうま、良かったね!)
右上の笑った顔がりょうまかな?(Yちゃん、ステキな絵をありがとうネ!)
う〜ん。。。やつは、なかなかモテルなぁ。。(^▽^;)
頂いたチョコレートを、おいしそうにパクパク食べたりょうまなのでした。(コラ〜!一気に食うな〜!)
〜穏やかな週末でした。。。〜
りょうまは、この週末、かんしゃくも、パニックも、一度も起こしませんでした。
実は、こんなに穏やかな週末、ここ何年間も記憶にありません。
りょうまは、小さい頃から薬を飲んでいます。
薬を飲み始めたのは、3、4歳のころ。
睡眠障害で、夜中中泣き続けたり、寝なかったり、自傷をしたり、多動だったり・・・。周りの大人が参ってしまいそうになった時期がありました。
そんな中、ドクターに相談して飲みはじめた薬。
結果は・・・、夜は寝るようになったものの・・・副作用。
(りょうま怪獣の足あとの4歳の足あと中で書いてある入院も、薬が原因の可能性が高かったのです)
その後も、りょうまは様々な薬を試しました。
時に、日中常に眠くなったり、視点が合わず、ぼ〜っとしたりするものもありました・・・。
そんな試行錯誤を繰り返し、ここ数年間ようやく彼に合うと思われる、薬を飲んでいました。
比較的安定していた姿、でも必ず1日に何度もかんしゃく・パニックがあるのは、変わりませんでした。
それでも、彼にとっては、薬は無くてはならないものなのです。
この週末から、この何年も飲んでいた薬を、変更しました。
穏やかな表情、安らいだ笑顔。りょうまは、今までに無い安定した週末を過ごせたように、父には思えました。
もちろん、まだ日にちが経っていないので、結果は分かりません。
でも、今回の薬の変更が、彼にとって、日々の心の安定をもたらせてくれたら、親としてもそれほど嬉しいことは無いのです。
気持ちが安定しいるのか、とても穏やかで笑顔の表情が多い週末でした。
(視線も、しっかり父の方を見ています)
今、父親である私は、薬そのものの存在は、否定しません。
できれば薬に頼りたくない・・・そう思った、りょうま幼少の時期。・・・りょうまが3、4歳の当時、親である私達は、全くその気持ちでした。
でも、よく考えると、どうしようもない、抑えきれない気持ちで不安定を抱え、苦しんでいるのは、親ではなく、誰よりも、りょうま自身なんですよね。
糖尿病の人が、インシュリンを打ったり、高血圧の人が血圧を下げる薬を飲むように、りょうまにとって必要な薬もあるのです。
今飲んでいる理由は、周りの人のためではなく、何よりも、りょうま自身の安定のためと思っています。
抑えきれない不安定な気持ち。りょうまから何とか少しでも、取り除いてあげたいな・・・。
今回の安定が定着してくれたら、・・・。父は、それを期待しています。。。
土曜の朝、布団からガバッと起きたりょうま。
父の手を引っ張り、「じーちゃん、ばーちゃん、帰るぞォ〜!」と、一言。
そうか!お腹が空いて、じーちゃんばーちゃんのところ(1階)に行こう、という意味なのか!
よ〜し、行こうね!
でも、“帰る”んじゃないよ、りょうま。分かる?
りょうまとお風呂でお湯につかっているとき、りょうまが何かを言っています。
「このバスは〜、江川町方面川崎行きです〜。」
???えっ?いま、なんて言った???
もう一度聞いても、全く同じ言葉を発したりょうま。
そのバス、何年前に乗ったっけ?その時の記憶なの?
突然発した、彼の数年前に乗ったバスの記憶。本当にビックリしました。
キミの記憶は、どこまでさかのぼれるの?(^▽^;)
彼が何を感じているのか、もっともっと知りたくなる、わたくし(父)なのです。。
次回は、2/19(日)深夜更新の予定です。宜しければまたお会いしましょう。