元気日記(第248号:懐かしい草のにおい)4/9(日) 翌早朝更新

 

いよいよ、りょうまの6年生がスタートしました。

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6年生といえば、小学校最終学年。

どう見ても、その小さな姿からは想像できないのですが、りょうまは間違いなく4月から6年生になりました。

ということは、りょうまは来年、中学生?(さらに信じられません・・・(-"-;A ...アセ

 

通常であれば春になると、別れが待っています。

そして、今年も春先から、先生やクラスの友だちや教室がガラッと変わり、安定しない日がやってくるものと覚悟はしていました。

ところが、先生・クラスの友だち・教室、全て変更が無く、5年生と全く同じになったのです。

何というラッキーな小僧なのでしょう。

(りょうまは運の良い子だ・・)と、つくづく感じております。

 

そんな中、6年生の一番最初に、大役?を任されたりょうま。

先生の離任式の「花束贈呈者」に選ばれたようです。ダ、ダイジョウブカ?(-"-;A ...アセ

学校の連絡ノートでは、どうやら大役?を無事にこなせたようです。

ただ、渡す時のいつものりょうまスマイルが、余計離任される先生をホロリ・・・とさせたとのこと。

なんだか、その姿を想像して、こちらまでホロリ・・・となりそうになっちゃいましたよ。。。

 

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ヤツは、ちゃんと分かっているんですね〜。。

 

週末、お菓子を食べたいと、棚をガサガサ。

気がつくと、「どこからお前、それ持ってきた?」という場所から、お菓子を探し出しました。(りょうま、お前、将来刑事になる?( ̄ー ̄;

嬉しそうな姿で、お菓子を手に持つりょうま。開けて欲しそうに、そのお菓子を私(父)の手にグイグイ押し付けてきます。

「りょうま、食べたいの?じゃあ、お皿を持ってきてください!」と、父はりょうまに指示してみました。

すると、くるっと背中を向けたりょうまは、台所の方に向かいました。

 

(あいつ、持ってこれるかなあ?)

ガチャ、ガチャガチャ・・・。

台所ではりょうまが何かを探し出す音が聞こえます。そして、音が消え目の前には、味噌汁のおわんを持った、りょうまが出現。

ちょっとお皿とは違ったけれど、お菓子を入れる容器という意味では、正〜解!

えらいぞ!分かったんだね!

 

このところ、言葉の意味を理解する力が大きくついたと感じる出来事だったのです。

こんな出来事で、6年生になったことを感じてしまいました。

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久しぶりに頑張ってくれました。。。

 

夜8時から9時には寝てしまうりょうま。

しかし、土曜の夜は寝くじってしまったようです。

いつもより早く、夜8時前には自ら「おやすみなさいぃ〜♪はぁ(歯)〜、みがいて〜♪」と、独特の音階をつけながら眠いとの要求を始めました。

そして、寝床へ。

しかし、今日はなかなか寝付きません。

何だか理由も分からず、かんしゃくをたびたび起こしながら、ようやく寝たのは、午前0時過ぎ。

眠りについても、シャツを捲り上げた状態で、おなか丸出しのりょうま。

そんなりょうまの手を通常の状態に戻そうとする父。

しかし、寝ているはずなのに手は硬直状態で、なかなかシャツに手を通せません。

時間が経つにつれて、ようやくカチンコチンの関節が徐々に柔らかくなり、袖に腕を通して寝かしつけました。

きっと理由があるのだろうね・・・。分かってあげられなくてごめんね。。

うっすら涙で濡れた、りょうまの目の周り。そんな寝顔を見ながら、そんなふうに思う父なのでした。

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日曜日、春先になるといつも行なっている父と2人での、ハイキングを行いました。

と、言っても、バスや電車を乗り継いで、大きな川の土手伝いに長距離を歩き、土手でお弁当を食べ、帰ってくるものです。

りょうまに、「きょうは、バスと電車に乗って、出かけます。」と、出発前に伝えると、自ら進んで着替え始めるりょうま。

おっ?おぬし、なかなかヤル気だな。

そよ風親子は、2人ともリュックを背負って出発です。

 

いつも乗るファンカーゴの横を通る時、一瞬「ファンカーゴのって!」と言いかけましたが、「今日は、バスと電車に乗ります」と言うと、スーッとスンナリ横を通り過ぎました。w( ̄o ̄)w オオ〜!

バスと電車を(ニコニコ顔のりょうまと)乗り継いで、春の日ざしが降り注ぐ大きな川の土手に到着しました。

なんて気持ちが良いのでしょう!

風はちょっと冷たいけれど、とても気持ち良いです。

土手には菜の花が咲いていたり、蝶やてんとうむしが飛んでいます。

りょうまは、雑草抜きや、土いじりをしながら父との土手を楽しそうに歩きます。

りょうまは、抜いた草をちぎり鼻にくっつけて匂いをかぎます。

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土手を何キロ歩いたでことしょう・・・。(明日は筋肉痛かもby父)

あまりにも何度もやるので、父もりょうまの真似をして、草を抜き、ちぎって、鼻に持って行きました。

りょうま、これだったのか!?

そこには、子供の頃遊んで嗅いだことのある、とても懐かしい草のにおいがしました。

りょうまはこの草のにおいを嗅いでいたのです。

 

何だかとても懐かしく、素敵な春のにおい。

大人になって、都会の雑踏の中に完全に忘れてしまっていた自然の素晴らしさ。生きもの達の息吹。

りょうまにあらためて、教わった気がします。

 

ありがとう、りょうま。

 

 

 

 次回更新は、4/16(日)深夜の予定です。宜しければまたお会いしましょう。

 

 

                               

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