元気日記(第351号:さよなら友達、さよなら先生)3/30(日)翌早朝更新

 

 突然ですが、りょうまはこの4月から、新しい学校へ転校することになりました。

 

 小学部4年生からお世話になった、D養護学校としばらくお別れです。

 諸事情により、4月からは新設校のZ養護学校に通うこととなります。

 りょうまの日常生活は今までどおり施設Bにて変わらないのですが、学校だけが変わります。

 

 お別れということで、D養護学校の同級生たちから、りょうま宛てに素敵なメッセージカードをいただきました。

 とても素敵なメッセージです。みんな、本当にありがとう。

 個々の素敵なメッセージをここでご紹介できないことが残念です。

 その表紙と中にあった一枚の写真を掲載します。

 

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       素敵なメッセージの表紙です       最後のりょうまのお別れ会の写真です

 

 そして、クラスメイトのお母さんから思い出のアルバムをいただきました。

 写真の中にふきだしがあって、そのふきだしのユーモラスな言葉に笑いがでてしまいます。

 でもそれだけに、少し切なく。感動し、思わず胸が苦しくなってしまいました。

 本当にありがとうございました。

 お世話になった先生や保護者の皆さんに最後に直接お礼を言えなかったのが心残りです。

 

 数十枚ページある思い出のアルバムの中でも、父が特に気に入った1ページを紹介します。

 

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        父も知らない学校での姿。食器を運び、先生に拍手され褒められて得意げですね。^^

             りょうまは、学校でこんなに活き活き過していたのですね。

 

 今回の転校。父は胸の奥にある言いたいことをぐっと飲み込んでいます。

 前向きに考える。そうする事にしております。

 環境の変化が苦手な自閉症の彼にとって、大きな環境の変化は最初のうち厳しいものとなることでしょう。

 でもきっと、りょうまは乗り越えてくれる。そう信じています。

 

 寂しい別れの向こうには、また新たな出会いが待っています。

 クラスメイトの友達へ、see you again !(またいつかお会いしましょう)

 

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 週末にりょうまと桜が満開になった近所の公園を散歩してきました。

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 新しい春に向けて、そよ風親子は心のエンジンを始動中です。

             

 

 次回更新は、4/6(日)深夜 の予定です。宜しければまたお会いしましょう。

 

                               

 〜お知らせ〜

 そよ風の手紙の中で2年間応援し続けております、自閉症の青年が主人公の映画『ぼくはうみがみたくなりました』が

 文化庁の助成を受けることが決定いたしました。(おめでとうございます〜!!)

 これはある意味、国からのお墨付きができた証拠。すばらしいことです。

 私(父)はとても嬉しいです。当HPをご覧になり、署名や募金にご協力いただいた皆さん、

 この場をお借りし、私からもお礼を言いたいです。本当にありがとうございました。

 これから、この冬の上映に向け加速度的な動きになることでしょう。

 しかし、まだ映画資金が不足しております。もし可能であれば、ご協力いただけますとい幸いです。

 1万円以上の募金協力された方は、映画のエンドロールでお名前が流れますよ!

 『ぼくうみ』の映画に名前が記されるなんて、素敵ですね!(詳しくは『ぼくうみ制作実行委員会』をお訪ねくださいね)

 

※ 皆さんよりメールを頂いているにもかかわらず、お返事ができず申しわけございません。

  皆さんのメールはしっかり拝見させて頂いております。本当にありがとうございます。