元気日記(第354号:ストレスのサイン)4/20(日)25:00更新

 

 4月も中旬を過ぎました。

 時折嵐のような風が吹く日があるものの、徐々にですが春の気候も落ち着いてきた気がします。

 そんな中、施設Bさんの中でも、お世話になった職員さんたちの異動がありました。

 毎年のことで、慣れてはいるものの、やはり少し寂しいというのは変わりません。

 春の異動は、知ったときにはもう居られないので、お礼の言葉を言うことができませんが、

 この場をお借りして一言。

 「お世話になりました、そして、ありがとうございました。」

 そして、これからお世話になる新たな職員さんたちへ。

 「よろしくお願いします。」

 りょうまにとっても、他の子どもたちにとっても、素敵な1年になることを私(父)は願っております。

 

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 さてさて、りょうまが新しい学校へ転校してから1週間が経ちました。

 やはり、環境の変わった直後の1週間だけに、とても気になっておりました。

 新しい環境に混乱しているのではないだろうか?大丈夫だろうか?

 

 そんなことを考えつつ1週間のりょうまの様子を聞くと、意外に落ち着いていた様子。

 でも、学校行きのバスの乗車時には、すっかり「イワイワ星人」になっていた様子ですが・・・(−−;)

 また、食事中に“中身入りの茶碗や味噌汁をひっくり返す”という行動もあったようです。

 父の前ではまだ無い行動だけに、もしかすると彼なりのストレス?なんていうことも感じております。

 

 週末のりょうまは、見た目ではいつもの春より落ち着いているように見えました。

 自分をコントロールができるようになってきたのかな?なんだか成長を感じます。

    

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        車のガラスに映る自分の顔とにらめっこ。          いい表情でしょ?すっかり中学生らしくなったね、りょうま。

          (その表情、・・・お前は岡本太郎かっ!)            

 

 でも・・・、

 コントロールができるようになった分、父の前ではそれが緩むのか、その押さえ切れない部分の気持ちを爆発させました。

 散歩中、後ろにいる父への顔面への頭突き。家で父のひざの上に顔をうずめての号泣。

 そして、(本当に5・6年ぶり位だと思いますが)りょうまは父の腕に噛み付きました。

 少しのかんしゃくで収まりましたが、これらはやはり彼なりの“ストレス有りのサイン”だったのかもしれません。

 やっぱり今回のような大きな環境の変化に対しては、見かけ以上にストレスを感じているのではないかと思うのです。

 でも、これらのストレスを感じながらも、気持ちのコントロールの仕方は見事だと思います。

 父がそのストレスのはけ口になることで、安定した状態に戻るならば、いつでも受け入れるぞ、りょうま!

 

 もしかしたら、この春のりょうまは、本当に大きな成長をしているのかもしれません。

 

 

 次回更新は、4/27(日)深夜 の予定です。宜しければまたお会いしましょう。

 

                               

  

 

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