元気日記(第373号:2008年夏の終わりに)8/31(日)翌早朝更新
今日で、8月も終わります。
窓の外では、大雨洪水警報中のどしゃ降りの雨が、降り続いています。
まるで、去りゆく夏を惜しんでいるような“激しい降り”です。
このところの豪雨。そしておかしな気象。
もしかしたら、地球は悲鳴を上げているのかもしれませんね・・・。
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今、この日記を書きながら、昨日録画しておいた、東田直樹君の番組観ています。
東田君の姿がテレビで放送されるのは、私が知る限り少なくともこれが3回目。
りょうまが小さい頃最初に見た時は、筆談ができる彼の姿が信じられず、本当にびっくりしたのを覚えています。
と同時に、自分の表現をうまくできないりょうまも、本当は様々なことをしっかりと感じていることを確信したことを覚えています。
そして、自分の伝えたいことが伝わらない、うまく伝えることができない苦しみを、あらためて知ります。
初回に放送されたものを見るまでは、本当は何もりょうまは分っていなのではないか?
そんな誤った考えを、父である私自身が心の片隅に持っていた気がします。
でも、東田君から発せられる言葉により、当時それらはすべて払拭されたのです。
彼の姿は、それまでの私にとっても、信じられない姿でした。
まるでりょうまの気持ちの代弁をしていてくれているような、東田君の言葉の数々。
りょうまは表現できないだけで、いろいろなことを感じ、本当は伝えたいのだ。
それを確信させてくれた、東田くんの姿を久しぶりに見て、当時の気持ちがよみがえってきました。
東田君の著書の中で、自分が癇癪やパニックを起こす、その時の気持ちをしっかりと言葉で表現してくれています。
りょうまも、少なくはなりましたが、今でもたまに癇癪を起こします。
癇癪を起こしてしまったりょうまの苦しみは、取り除いてあげれられないけれど、苦しみを理解はしてあげられる。
理解することにより、気持ちを和らげてあげることはできます。
まさに東田君の姿は、りょうまの感じている多くのことを、間接的に教えてくれるのです。
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さて、夏休みも終わり、明日からりょうまも新学期。
りょうまにとって、今年の夏休みはどうだったのかな?
中学2年ということで、父との夏休みの過ごし方も、少し意識的に変化させたつもりだけれど、りょうまはどうだったのだろう?
夏休みの最後の8月31日。
湘南の海に、りょうまと行ってきました。
海には入らなかったけれど、浜辺で波の音を聴きながら、心地良い海風にあたり、りょうまと1時間ほど過ごしました。
昨年の夏より、一歩成長したりょうまの横顔を見ながら、終わりゆく2008年の夏を感じました。
りょうま、一歩一歩、歩いて行こうな。
この先パパに何ができるかは分からないけれど、パパができる力の限り、君のちからになるよ。
安心して、一歩一歩、歩いて行こう。
明日からりょうまは新学期。
素敵な新学期になりますように。
次回更新は、9/7(日)深夜 の予定です。宜しければまたお会いしましょう。