元気日記(第386号:「さよなら。」)11/30(日)翌早朝更新

 

今日は、11月30日。

えっ?じゃあ明日から、(厳密にいえば今もう朝方だから、今日から)12月ということ???

早いなぁ〜。。。ついこの前、正月だと思っていたのに・・・。

私(父)は、こんな感覚なんだけれど、りょうまは時間の流れをどう感じているのかな?

 

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さて、そんな11月末の金・土の2日間、りょうまの通う特別支援学校で、学習発表会も兼ねたイベントがありました。

りょうまたち中学部2年生は、金曜日に発表があるということで、会社を午前中休んで観に行きました。

出し物は「きらきら星」の演奏です。さ〜て、りょうまはどんな姿を見せてくれるかな?

体育館の壇上では、様々な楽器を一生懸命演奏する同級生たち。りょうまは太鼓ですが・・・。

う〜ん、演奏中は耳をふさいだり、目をつぶったり、でも表情はニコニコ。完全にストライキ状態です。

演奏中は、「やらないと言ったら、やらない!」という感じ。彼がそう言ったわけではありませんが、そんな感じでした。

でも、演奏がちょうど終わった直後の、りょうまのこの表情は、↓この通り。ある意味完全に確信犯!( ̄ー ̄;アノー、モシモシ

      きらきら星演奏.jpg

りょうまのこの姿に、なんとも複雑な表情の先生(右)。(すみません、先生)ペコリ (_ _*)(- -*)

 

 “がんこな姿”は父そっくり。観ていて笑ってしまいました。

おい、りょうま!そんなところ、似なくてもいいよ。^^;)ハハハ・・・

 

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そんなりょうま。通学バスの中でのエピソード。

下校時、バスが施設Bさんに着いて降車する際、

運転手さんの肩をポンと叩き「さよなら。」と言ったそうです。w( ̄;)wオオ〜ッ!

これは、信じられないくらい、ビックリな出来事

たとえそれが偶然でも、すごいことなのです。

こんな、偶然を繰り返しながら、彼が何かを獲得していってくれたらいいなぁ。。。

そんなことを思う父なのであります。

 

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日曜日。そよ風親子は東京の昭和記念公園で、東京の自閉症児者の父親主催バーベキューに参加してきました。

りょうまは、到着後はちょっと不安定。(人がたくさんいることが、やはりちょっと苦手なりょうまです)

そんな時は、無理をせずこの場所から少し距離を置いて、散歩をしたりしながら、彼の安定を待ちます。

学生のボランティアの方が、しばらくの間りょうまと一緒についていてくれました。

りょうまもそのボランティアさんを、時々チラッチラッと見て意識しています。

しばらくいるうちにすっかり慣れて、

ボラさんが持ってきてくれたみかんを、「みかん〜!」と言いながら手渡しで受け取りました。

その後は、ようやくバーベキューの肉や餅を食べることができました。

私もボラさんとも、様々な話ができました。こういった若い世代の人たちの姿は有りがたいですね。

日本も、まだまだ捨てたもんじゃないな。(大袈裟か?)

  BBQ.jpg     ボラさんとりょうま.jpg   

  ジュース片手にようやく慣れてきたりょうま。   学生ボラさんにもすっかり慣れて、BBQではなく散歩を楽しんでいました。

 

 りょうまは、バーベキュー自体は今一つ楽しめたという感じではなかったですが、まあそれはそれでOKかな。

私自身は、こんな風に運営されているんだな・・・というものを見ることができました。

いつか、地元の地区でできたらいいなぁ。。。そんなこと考えてます。

 

  

 次回更新は、12/7(日)深夜 の予定です。宜しければまたお会いしましょう。

                                      

 

※ 音声ブログ『そよ風対談〜自閉症とともに〜』では、2008年秋のスペシャルゲストとの対談をさせていただきました。

  今回のスペシャルゲストは、あおぞら共生会副理事をはじめ、多方面でご活躍の明石洋子さんです。

  10/29水曜日からスタートし、既に第5編まで配信済みです。

  毎週水曜深夜に週一編ずつ(12/17まで)全8編の対談をポッドキャスト配信して行く予定です。

普段の講演会では聴くことのできない、明石洋子さんの生のお話が聴ける貴重なポッドキャスト。

目から鱗の話も満載です。もちろん、今回も完全保存版です。

宜しければ、ぜひお訪ねくださいね。