元気日記(第391号:2009年のはじめに)1/4(日)23:00更新
今こうして、新たな年を迎えることができたことに心から感謝しています。 昨年は、私ごとですが、本当に奇跡的に大事故に遭わずに済んだ年でした。 もしあの事故に巻き込まれていたら、この「そよ風の手紙」は終わっていたことでしょう。 そして私自身、りょうまのこと、家族のこと、やり残した数々の無念は、計り知れません。 ですので、このようなかたちで、再び元気日記で新年のご挨拶ができること、自分がここに存在していることに、心の底から感謝しているのです。 そして、何の因果か与えられた命、その意味も含め、精いっぱい目標を持って生きて行きたいと心から思っています。 「我々そよ風親子は、昨年も多くの方々に支えられ、勇気づけられて今ここにいるのだ。人は決して一人では生きて行けないのだ。」 あらためて、そんな事を感じております。 お世話になったすべての方々に対し、感謝の気持ちでいっぱいです。 もちろん、その中には『そよ風の手紙』にアクセスしていただいた皆さんも入っています。 皆さんからのメッセージに、私(りょうまの父)はいつも勇気づけられています。 そして、その陰にいる、その何倍ものアクセスのみの方々にも感謝しているのです。 心からお礼を言いたいです。 いつも、そよ風親子を陰で支えて頂いてくださり、ありがとうございます。 2009年もまた、そよ風親子は、多くの方々のサポートを頂きながら、歩んでゆくことになると思います。 どうぞ宜しくお願いいたします。 私(りょうまの父)が、これからできることは、一体何なのだろう。 やはり基本は、『そよ風の手紙』という場所から、微力ながら皆さんに恩返しをすることです。 そう、当HPにアクセスいただいた方々には、そよそよと吹いている「心地よいそよ風」になりたい。 数ある、自閉症サイトの中でも、肩の力を抜けられる場所でありたい。 眉間にしわを寄せるよりも、クスッと笑ってしまえるような、 難解な言葉や、専門用語ばかりが羅列してあるページではなく、 硬軟織り交ぜた(硬=続・父のひとりごと、軟=元気日記、5%の可能性 他)HPにしたいです。 何より、今年も皆さんの心の中を「そよ風」のように、すっとすり抜けられたらいいなぁ。 そんな風に思っています。 そして今年も、昨年同様、『そよ風の手紙』としての動きでだけではなく、さらに様々な場所へ繰り出します。 それは、私自身が地域やそのほか福祉関係の活動に、さらに昨年以上に関わって行きたいということです。 もちろん、その活動に関しては、そよ風の中でもUPして行くつもりです。 実は早速この春に、その活動の一つとして、大きなイベントが待ち受けています。 詳細が決まりましたら、当HPでも発表いたしますので、今しばらくお待ちくださいね。 りょうまは、今春中学3年生(15歳)。高校卒業まで4年です。 りょうまとの時間の過ごし方も、昨年よりちょっと変化させたいと、ただ今構想中です。 昨年の経験から、りょうまの可能性を感じた出来事がたくさんありました。 その可能性を少しでも引き出せるよう、彼との新たな楽しい時間を過ごしたいです。 また、将来に向けて、“父とだけではない休日の時間”も過さねばならなくなってきます。 そのような時間も、親離れ子離れの意味も含め、今年もあえて作ろうと考えています。 そして、その時間を利用して、私(父)はりょうまとは直接係わらない、地域活動や福祉活動に積極的に携わるつもりです。 これらの活動は、すぐにそして直接的には、りょうまには結びつかないことかもしれません。 しかし、遠い将来巡り巡って、結果としてりょうまに返ってくることだと考えております。 そして、昨年同様今年も、自閉症児・者の親だからこそ、“自らの人生を楽しを楽しむ5%の時間”を実践したいと思います。 このわずかな5%の存在により、りょうまとの時間が、より充実した時間となりました。 ありがたい時間と同時に、魔法の時間であることは間違いありません。 そよ風親子は2009年も、いつも通り、自然体で行くつもりです。 本年も、ドタバタ親子を、どうぞ宜しくお願いいたします。 皆さんにとって、2009年がより良い年となりますように。
2009年1月4日 そよ風親子(りょうま&父)
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次回は、1/12(月)深夜(←次回は月曜日です!)更新の予定です。宜しければまたお会いしましょう。