元気日記(第421号:15歳キミへ)8/2(日)23:00更新

 

 りょうまへ。

 

 りょうま、15歳の誕生日おめでとう。

 15歳という音の響き、15という数字をあらためて見て、父は驚いています。          

 気が付いたら、あの小さかったキミは、15歳になったのですね。

 あっという間の時間でした。


 キミが生まれたのは、つい先日のような気がしています。

 もしかしたら父は、キミが永遠に小さいままでいてくれると、勘違いしていたのかもしれません。

 でもキミにとっての15年は、長い、長い、人生の時間だったのでしょうね。




 15歳と言えば、多感な時期です。

 昔15歳だった父は、たくさんのことを感じ、悩んでいた気がします。

 今、キミの中の15歳は、どんな15歳ですか。

 キミからは、直接その言葉を聞くことはできないけれど
心の言葉を聞いてみたいです。


                



 ここ数年の父の姿は、キミにとって、あまり良い父ではなかったかもしれませんね。

 父はキミのはるか先の将来まで、考えすぎていた気がします。

 キミだけを見つめず、広い世界を見すぎていたかもしれません。


 でも、ここ1・2年で、ようやくひとつの山を越えたような気がします。

 そろそろ、父は山から下山し、キミと膝を突き合わせて、キミの視線の中心に戻ろうと思います。

 多感で重要なキミの思春期と向き合い、今一度原点を見つめなおしたいです。

 そしてキミの未来の礎を築きあげたいです。



 それは、誰の役目でもなく、父の役目だからです。


 そして、“父にしかしてあげられないこと”だからです。



 やっぱり、キミにはたくさんの経験をさせてあげたいです。

 キミの成長とともに、あらためて、多くのものを経験をさせてあげたいです。


 そして、キミの可能性を、父は引き出してあげたいです。

 


            


 Happy Birthday りょうま。

 おめでとう。



 そして、ありがとう。



 キミには、いつも、いつも、多くのものをもらってばかりいます。

 それはお金では買うことができない大切な、大切な、宝物です。

 たくさんの、たくさんの、感動をありがとう!

 そして、これからも、ずっと、ずっと、ヨロシク。

          

 

 

                                             りょうま15歳の誕生日(2009年7月31日)に

                                                                 キミの父より

 

 

  



 

 次回更新は、8/9(日)深夜 の予定です。宜しければまたお会いしましょう。