元気日記(第426号:パパ、何で??)9/6(日)翌早朝更新
9月です。いよいよ夏休みも終わり、新学期突入です!
【学校の新学期スタート】
新学期。りょうまは、学校では、先生にスマイル。(⌒-⌒)ニコニコ
校外外出では、歩くのが遅れていた友達を待つ姿もあったそうな。
そんな訳で、とても、落ち着いて順調な新学期のスタートを切っています。
りょうまにとって学校は、とても楽しい空間なのでしょう。
父としては、りょうまのそんな姿を知るたびに、りょうまはいつも周りの人に恵まれているなぁ。。。
そんな事を思ってしまいます。
そう言えば、かすかな記憶なのですが、りょうまが小学部低学年の頃のことを思い出します。
確かその日は、「学校に行けない日」か、「学校が休みの日」だったと思うのですが、
チビのりょうまは、玄関に行き、自分の靴をはいて「がっこう、がっこう!」と言っていたことを思い出します。
また、先日は地元の親の会のお母さんからわざわざメールを頂き、
「今りょうまくんのことを知っている先生方と一緒にいますが、りょうまくんの周りにはステキな方ばかりですね。」
とのこと。
とても嬉しいことです。本当にりょうまは、周りの方々に恵まれていることを、確信できたメールなのでした。
話は戻りますが、りょうまが、楽しく生活で来ているのも、りょうまの周りの素敵な方々がいるお陰なのだと、感じています。
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【パパ、何で!!】
りょうまは体質のせいなのか、便秘になりがち。
そのためお通じが良いように、常日頃、そのような薬を使用しています。
でも、お通じがない日が4日を過ぎると、座薬にて強制的にしなければなりません。
「おなかが痛い」等、自分で苦しみを表現できないことから、便秘といえども様々なものを併発しかねず、馬鹿に出来ないのです。
今回、その4日目が週末に当たってしまい、父が自宅で彼に座薬を入れることとなりました。
小さい時はある程度、力で押さえて、あっという間に終えてしまいましたが、今は違います。
りょうまの力は強くなり、私(父)がかなり本気でかかっても、かなわない時があります。
今回もそれが分かっていたため、タイミングを見計らっていました。
トイレに入り、手に忍ばせて・・・。
りょうまに納得してもらうことが一番いいのですが、さてどうなるか?
りょうまに座薬を見せ、「りょうま、お薬。お尻から入れます!」と、言った瞬間。
形相が変わり、自分の両手で父の両手を掴んだりょうま。
「りょうま、おなか痛くなるから、入れるよ!」と言うも、もうりょうまの拒否反応は止まりません。
「おしまいなの〜! おしまいなの〜!」
りょうまは、必死に抵抗します。
そんなバトルしながら、10分くらい後には何とか入れることになるのですが、問題はそのあと。
りょうまは、いつも優しい?父に裏切られたこと自体が整理がつかないようで。
久しぶりに、パニック状態。
父に頭突きや手でバンバン叩き、自分自身の胸や顔を爪で自傷。
30分以上父の膝で、オイオイ悲しそうに泣き続けました。
その姿はまるで、「パパ、何で!!ボクの嫌なことをするんだ!!」とでも言っているようです。
そうだよね、たぶんそんな事を言いたかったんだよね。。。
ごめんね。。。
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【海辺の散歩】
今年の夏は海水浴に一度も行けなかったそよ風親子。
9月になり、海には入らないものの、天気も良いため海辺の散歩に行くことにしました。
場所は、三浦半島長浜海岸から荒崎に方面へのシーサイドコース。
やっぱり海辺は良いです。
気分が良かったのか、自ら海岸をスタスタ。父をまるで先導しているように、進みます。
砂浜を自分から進んで歩いていました。 岩場もスタスタ(りょうま、危ないからちょっと待て!)
岩場が多いため、ひやひやする場面もあり。
でも、そよ風親子なりに海辺の散歩を楽しんだのでした。
昨日の出来事から、彼の中で“いつもは優しい父に裏切られた恐怖心”みたいものが生まれなければいいな・・・。
なんて言うのは考えすぎでした。
いつものスマイルで完全復活???
散歩後のこのスマイル。
父にしっかりと微笑んでくれたりょうまなのでした。
それでも、雄たけびの声出しは多い1日だった気もするけどね・・・。やっぱりその影響かな?
大丈夫、父はお前を裏切ったりしないよ。信じてね。
次回更新は、9/13(日)深夜 の予定です。宜しければまたお会いしましょう。
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☆映画「ぼくはうみがみたくなりました」ロードショー開催中 ※9/18日まで 皆さん、東京近郊の方、ぜひぜひ劇場に足を運んでほしいです。 このロードショーで人が入るか入らないかで、ぼくうみの作品の一般評価が決まってしまいます。 自閉症という障がいを、世の中に“スッ”と抵抗なく知ってもらう。 いくら言葉で我々が説明しても、理解してもらうのは容易ではありません。 ぼくうみは、明るく、画像も奇麗で、押しつけがましく無く、お涙ちょうだいでも無く、 でも、この映画を観て頂ければ、自閉症をちょっとだけ知ってもらえます。 作品としても、自閉症の映画ではなくても、間違いなく太鼓判です。 そよ風をご覧の東京近郊の方、ぜひぜひ、恵比寿に足を運んでください。 現在公開中で、9月18日まで、東京都写真美術館(恵比寿ガーデンプレイス内)、 月曜休館で、1日4回上映です。 ぼくうみ公式HP → http://bokuumi.com/ おさんぽいってもいいよぉ → http://bokuumi.cocolog-nifty.com/ 恵比寿ガーデンプレイスは、とてもおしゃれな街。 恵比寿の街も、じゅうぶん楽しめますよ。 主役の淳一が、明日美の運転する助手席で見せる表情。 じーっと景色を凝視したり、時々ニヤッとしたり。。。 りょうまにそっくりであることに気付きました。 ぜひ、そんなところも観て欲しいです。(Let's go 恵比寿!) エンドテロップの、そよ風の手紙 と 我々親子の名前も、是非観てください。^^ |
※ 皆さんからメールを頂いているにもかかわらず、お返事ができず申しわけございません。
頂きましたメールはしっかりと、拝見しております。本当にありがとうございます。