元気日記(第430号:低気圧BOY)10/4(日)翌早朝更新
先週、日本近海太平洋上では、台風が2つ発生。
今日現在も、まだその台風はしっかりと洋上に存在しています。
そのせいなのかどうかわかりませんが、りょうまはウィークデーも、週末も、不安定でした。
もちろんこれの因果関係は不明です。
でも、りょうまの場合、思い返すと、台風や梅雨の低気圧が近づくと不安定になる傾向があります。
【雄たけびが止まらない】
そして週末。
久しぶりに、りょうまの雄たけびが炸裂。
土日の2日間、
「ヴぇぇぇ〜!」「ヴぉぉぉ〜!」
りょうまは、いつも以上に叫び続けました。
起きている時間はもう止まらない状態です。
決して、その叫びは楽しそうでなく、本人もつらそうです。
自分でもどうしたらいいのか分からない、体の内部から湧き出てくる感じ。
左腕は肘を曲げ、まるでギターを弾くような反復動作を繰り返します。
叫んでいる時は、汗までかいています。
そう、一番つらいのは本人なのです。
でもそれを理解出来るのは、本人に近い、父であり、施設の職員さんであり、学校の先生であり、一部の人のみ。
残念ながら、ほとんどの人が理解できないのが現実です。
りょうまのじい・ばあでさえ、それをうるさく感じ、静かにさせようとします。
父は彼の姿に、苦しみを感じ、その苦しみを取り除いてあげたいと思い、様々なものを試します。
でも結局、何をやっても、これと言った根本を取り除く効果はなし。
周期的に来る波の終息を待つ状態なのです。
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最近はとても落ち着いてきただけに、この状態はとても珍しいこと。
でも、その状態を見ながら、小さい頃これと同じようなことが、かなり頻繁にあったことをい思い出しました。
あの頃は今以上に、父もどうしていいのか分からない状態だった気がします。
今感じるのは、りょうまとともに成長してきたこと。
当時は、「周りに迷惑をかけるから」静かにさせることばかり、必死だった気がするのです。
もちろん今は、りょうまの苦しい状態を取り除くことが最重要。
でも、根本的にどうやっても終息しない時も、本当にある訳で・・・。
それがまさに今回。
もしかしたら、この低気圧が影響しているのかもしれません。満月が影響している可能性もぬぐえません。
季節の変化の影響かもしれません。
また今りょうまに訪れている思春期が影響しているのかもしれません。
体の内部から起こる、どうしようもない時もあるのです。
そういう時は、過ぎ去るのを待つのみ。
そう、待つこと。待ってあげること。
それしかないかもしれません。
じい・ばあには申し訳ないが、りょうまにとって我が家は、安心できる場所。
もともと父は、近所へりょうまの叫び声が聞こえようと、恥ずかしいと思うことなど微塵にもないのです。
そんなことは、どうでも良いこと。
だって一番苦しんでいるのは、りょうま自身なのですから・・・。
【気分転換のドライブも】
とはいっても、家の中ばかりいてもストレスになる可能性もあるため、気分転換に外に出かけることとしました。
ドライブであれば、りょうまが心おきなく叫んでも大丈夫。
案の定、ドライブ中も、常に叫んでいました。
途中で車を止め休憩をとりましたが、雄たけびはやはり止まりません。
家の中にいる時に、ipodで音楽を聴かせてみたところ、少し落ち着いたので、
今回それを少し試してみることにしました。
抵抗せずにすんなりイヤホンをつけてくれたりょうま。しばらくの間音楽を聴いていました。
5分間ほど、両耳にイヤホンをつけ、静かに佐野元春の音楽を聴いてくれました。
でも、そのあとは自分で取り外し、また雄たけびは再開。
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りょうまにとっては、何をやっても苦しい週末。
不快な自然条件が過ぎ去り、再び落ち着きを取り戻してもらうのを待つのみです。
頑張れりょうま!
今父は、それしか言えないことが、苦しいです。
次回更新は、10/11(日)深夜 の予定です。宜しければまたお会いしましょう。
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頂きましたメールはしっかりと、拝見しております。本当にありがとうございます。