元気日記(第436号:Yせんせー!)11/15(日)23:00更新



インフルエンザの猛威が、いよいよ近づいてきました。


りょうまの通う学校では、ついに学部閉鎖

りょうま自身は元気なのですが、いつかかってもおかしくない状態です。

かからないに越したことはありませんが、かかった場合でも重症化しないことを祈るのみです。

それには、まず予防

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【介助はとても大切なのです】

でも、残念ながら、りょうまは
うがいすることができません
水は口に含ませると、9割9分、間違いなくゴックンです。( ̄ー ̄;タラー

うがいを教えることは、難しいですね。。。

  口に含ませ⇒上を向いて⇒飲まないように、のどをガラガラ⇒下を向いて⇒ペッと吐き出す


これだけでも、5つの動作です。

我々が何気なしに当たり前にやっていることをも、彼らにとっては複雑で、
それを獲得することはスゴイことであると感じます。


では
手洗いは? 一応、彼は手洗いはできます。

でも、こんな感じです

  蛇口をひねり水を出し⇒手を水の真下において⇒蛇口をひねり水を止めて⇒手をふく

おっ、惜しいなぁ。。。

今の彼は、石鹸を介助なしでは付けませんし、手のゴシゴシも介助なしではできないです

それでも、ここまでできることは、“介助さえあれば手を洗える”ということ。

彼にとっての介助の力は = 視力の弱い人のメガネであり、足の不自由な人の車いすであるのです。


そう、介助の力は、今彼が生活する上では無くてはならない、それくらい大切なものなのです。



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【Yせんせー!】

以前の元気日記に、車の中で「Yセンセイも〜!」とりょうまが言ったことを書きました。

場面と一致しないながらも、りょうまの中ではY先生の存在は大きいのかな?なんて思っていたのですが、
今回の学校の連絡ノートで、やっぱり!と思わせるエピソードが書かれていました。

朝、Y先生のそばによって、

             「Yせんせー!」


と、りょうまは連呼したそうな。(※Yの部分はお名前です)

すると先生も、

                 
「はーい!」

と呼ばれるたびに返事をすると、

                「Yせんせー!」を、30〜40回連呼!!

先生も嬉しくて、そのたびに返事をして頂いたようです。
( ̄∇ ̄;)ゞセンセイ、スミマセン

でも、完全な場面一致。りょうまはどんな気持ちで先生の名前を連呼したのかと考えると、
なんだか、とても嬉しく、笑ってしまうのです。

りょうま、今度父の前で、「おとうさーん!」と連呼してくれない?
(なんか、父にはしてくれない気がするなぁ。。。)

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【絹の道を歩く】

週末。土曜日までは天気が悪く、暴風雨。
でも、日曜日は嘘のように、空は晴れ渡り、富士山もくっきり見え、暖かく、
まさに絶好のウォーキング日和

で、今週末行ったのは、東京都八王子市にある「絹の道」
ここは、なだらかな坂道で、かつては、絹糸を満載した荷車を牛や馬が引いて歩いた道、だそうだ。

りょうまの周りのインフルエンザの状況から、無理をしない程度のウォーキングで選んだこの場所。
絹の道資料館で、ちょと勉強してから(してないか?) 、そんな歴史も感じながらウォーキングしてきました。

良いですね。。。何にもないなだらかな道ですが、落ち葉やドングリに秋を感じます。

           
            
何でもない道だからこそ楽しいのです。


りょうまと、今までどれくらいの道のりを歩いてきただろう?

何がなくとも、お前と歩く道が楽しいよ、りょうま。



基礎体力は、そよ風親子はたくさん付けてきたけれど、

インフルエンザに勝てるかどうかは疑問の、秋なのでした。




次回更新は、11/22(日)か、23(祝)深夜 の予定です。宜しければまたお会いしましょう。

                                      



※ 
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