元気日記(第444号:2010年のはじめに)1/3(日)24:30更新

 

 

皆さん、あけましておめでとうございます

                         

 

 皆さん、昨年は大変お世話になりました。

 そして、今年もこうして『そよ風の手紙』にアクセス頂いていることを、嬉しく思います。

 

 2008年、命というものの意味を考えさせられる事故があり、

 その意味を心に留め、生かされた意味を見つめ、2009年を一年間を過ごしてきました。

 そして2009年をふり返ると、
そよ風親子には、たくさんの出来事が待っていました。

 特に、私(りょうまの父)には、それまでに経験したことがない“強い風”が吹き、

 その風に背中を押され続けた一年でした。

 強い風に押されて、がむしゃらに走り続け、ふり返ると通って来た道に、しっかりと足跡が残されています。

 ここ数年間応援し続けてきた映画の上映や、素敵な活動をされている方々のバックアップ、

 他地区の父親との壁を作らない活動。

 そして、自閉症をはじめとする発達障害への理解に向けた啓発活動等々。


 それらは、りょうまには直接すぐに跳ね返ってくるものではありません。

 でも、いつか必ず巡り巡って、りょうまに帰ってくるものであると信じています。

 またそんな中で、多くの素敵な方々との出逢いがあり、本当に心から感謝しております。

 “人との出逢いに感謝”という言葉以外に出てこない、記憶に残る2009年。

 私の人生の中で、一つの分岐点になる一年であったと感じております。

 
 人に、もし「役割」というものがあるとすれば、

 私の役割は、裏方で、頑張る方々をバックアップすることや、

 心地よい南国のそよ風のように、皆さんの心の中を通り抜ける存在である気がしています。

 ですので、本来前面に出るべきでない自分に対し、状況が変化した昨年、

 今まで以上に多くの励ましを頂くと同時に、悲しい哉心無い誹謗中傷も多くあったのも事実です。

 また、子どもたちの為に、目指す方向は皆一緒であるはずの組織なのに、

 方向に大きなブレを見る場面があり、一体何の為の動きなのかを考えさせられたこともありました。

 「おかしい、何か変だ」と思いながら、ふと振り返ると、そこにはポツンとりょうまがいました。

 そうです、何年も先の未来のことばかり考え走り続けていたことで、

 私は、りょうまの「現在」から、遠ざかってしまっていた気がするのです。

 でも、今はそのことを気付けたことに、ある意味感謝しています。

 2009年のがむしゃらな動きがなければ気付けなかったのですから。。。



 2010年、私は『そよ風の手紙』の原点に戻りたいと思います。

 地域活動を控え、とにかく、りょうまと向き合いたいです。

 3年後に高校を卒業する時、りょうまは18歳。

 高校を卒業する時に、彼が社会に少しでも関われるように、3年間で彼の可能性を引き出してあげたい。そう思っています。

 我が家は、父子家庭です。確かに一般家庭よりは限られた時間しかありません。

 でも、そうであるならば、その限られた時間を父として今まで以上に向き合いたいです。

 (もちろん、自分が倒れない範囲でですよ。5%もちゃんと考えます・・・。)

 

昨日、皆様からのメールを年始にご紹介する「〜便りは風に乗って〜」を更新しました。

 更新しながら頂いたメールを読み返し、すごく元気が出てきました。

いつも、そよ風親子を陰で支えて頂き、ありがとうございます。

 そう、やはり原点は様々な点で、この『そよ風の手紙』なのです。

 2010年もまた、そよ風親子は、多くの方々のサポートを頂きながら、歩んでゆくことになると思います。

 もちろん、そよ風親子は今年も、いつも通り、自然体で行くつもりです。

 相変わらずドタバタなそよ風親子ですが、よろしくお願いいたします。



 皆さんにとって、2010年がより良い年となりますように。

 

 

                                     2010年1月3日(深夜)

                                    そよ風親子(りょうま&父)

 

 

 次回は、1/10(日)深夜更新の予定です。宜しければまたお会いしましょう。