元気日記(第448号:春をさがしに)1/31(日)23:00更新
早いもので、今日で1月が終わります。
ついこの前正月を迎えたはずなのに・・・、もう、終わりですよ!!!w( ̄▽ ̄;)wハヤッ!!
で、これに関して、「ジャネーの法則」というのがある。
(↓こちら)
フランスの心理学者ピエール・ジャネは、 「心理的な時間の長さは、年齢の逆数に比例する」という説を唱えている。 これを、「ジャネーの法則」と言うらしい。 つまり、10歳で感じる1年の長さは、40歳では3ヶ月に感じ、60歳では2ヶ月に感じるというものだ。 |
どうやら心理学的に裏付けされた現象らしい。
う〜ん、なるほど。。。確かに、時間の長さが、年々短くなっているように感じる。
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【さがし物はなんですか?】
そんな短く貴重な時間なのに、週末の真夜中に捜しもの。
りょうまが、ぐっすり寝ている部屋の横でガサゴソ・・・・。
「♪さがし物は何ですかぁ〜♪」
さすがに、陽水の独特な鼻に掛った歌声が頭の中で聴こえてきた気がした。(フォーク世代か?)
で、何を捜しているかって?
答えは“写真”です。
りょうまの中学部卒業アルバム作成のため、りょうまの中学入学前の写真5枚を依頼された父。
実際に莫大な量の写真。はっきり言えば、整理はできていない。
残念ながら、りょうまの世代は小学部入学前後までは、デジカメがまだ普及しておらず、そのあたりまではプリントベースなのである。
(今、読みながら、うなずかれている同世代の親御さん方も多いのでは?)(゚ー゚)(。_。)ウンウン
で、夜中の3時、りょうまの写真5枚をようやく選定。
りょうまの“DJオズマ?”写真(←施設の担当職員さんから言われた、ナルホド!)は、今回のリストに入った。
その写真は、3月卒業後の元気日記に載せましょう。それまでお楽しみに。。。
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【菜の花以上に感動したもの】
さて、そんな今週末。
父が昨夜、例のさがし物で寝不足なのとは裏腹に、ぐっすりたっぷり睡眠をとり、パチッと目を覚ましたりょうま。
朝7時に、「プリン〜!」と、父を起こしてくれたのでした。( ̄▽ ̄メ )アリガト。。。
今週末も、先週同様暖かい週末。
いつものそよ風親子であれば、もうお出かけモードに入るはずなのですが、
父の昨夜の影響で、ちょっと出遅れ。
でも、出かけますよ〜、もちろんです!!!
りょうま、春を捜しに出発だぁ!!( ̄0 ̄)/ オォー!!
そんなわけで出かけたのは、神奈川二ノ宮の吾妻山公園。
この公園は、山の上にあり、この時期は菜の花でも有名なスポット。
実はこの時期、定番スポットとして出かけております。
いつも、りょうまは山頂まで登るのに、何度も寝転がり動かなくなるパターンが多かったここ数年。
今回もある程度は覚悟していました。(気合い入れるぞ!!by父)
ところが、ところが・・・。
その予想は裏切られたのです、それも良い方向に・・・。
りょうまは、普通の人よりも2倍くらい遅いスピードですが、確実に父のサポートなしで歩いたのです。
ときどき立ち止まったり、座り込むこともあったものの、父が促すとまた歩き始める。
こんな当たり前そうなことでも、昨年までこの道のりでは、なかなかできなかったのです。
ゆっくりですが着実に山頂まで歩きました。(T-T) ウルウル
何よりも、とてもゆっくりではあるものの、自分で歩いている彼の姿が嬉しくて仕方ありません。
山頂に着くと、鮮やかな菜の花。遠くには湘南の海がキラキラと輝いています。
そして、りょうまは正座・・・・ん? 正座!!Σ\( ̄ー ̄;)ナンデヤネン
目の前には鮮やかな菜の花。遠くには湘南の海。そして正座りょうま・・・何で??
でも、ありがとう、りょうま。“春さがし”ができたね。何気ない感動もありがとう。
気がつくと、春は、もうすぐそこまで来ています。
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1月28日に、52歳の若さでお亡くなりになられた、
「光とともに・・・〜自閉症児を抱えて〜」の著者で漫画家の
戸部けいこさん。
一人の自閉症児の親として、生前の活動に心から感謝いたします。
「光とともに・・・」は、これからも永遠に生き続けます。
謹んで心から哀悼の意を表します。
1月31日 「そよ風の手紙」 りょうまの父
次回更新は、2/7(日)深夜 の予定です。宜しければまたお会いしましょう。
※ 皆さんからメールを頂いているにもかかわらず、なかなかお返事ができず申しわけございません。
頂きましたメールはしっかりと、拝見しております。本当にありがとうございます。